【機密文書の廃棄料金】機密書類処分の料金相場は?

【機密文書の廃棄料金】機密書類処分の料金相場は?

機密文書・機密書類の廃棄処分料金の相場

 

機密文書の廃棄料金相場

 

機密文書・機密書類の廃棄処分の料金は、業者によって処理の方法が異なるため、一概に料金だけを並べてコストを比較することができません。また、たとえ処理方法が同じでも、輸送車の費用や機密書類の搬出作業費用、箱代が別になっているなど、料金体系にも異なる部分が多く、判断が難しい状況です。

まずは「溶解処理」「出張シュレッダー処理」「専門工場での細断処理」など、機密文書・機密書類の処理方法について確認してみましょう。それぞれの処理方法の特徴と、料金の目安となる相場についても一緒にお伝えします。

 

    機密文書の廃棄・処分×コピー機Gメン問合せフォーム

    機密文書の廃棄・処分のお見積り依頼はこちら

     

    機密文書の処理方法の種類と料金相場

    機密文書・機密書類の処分方法として、主に4つの方法があります。

     

    1. 溶解処理
    2. 出張シュレッダー処理
    3. 専門工場での粉砕処理
    4. 焼却処理

     

    ベテランGメン園川

    1つずつの特徴と料金相場をチェックしていきましょう。

     

    溶解処理の特徴と料金相場

    溶解処理は、機密文書・機密書類をバインダーやホチキス、クリップのまま、専用の箱に詰めて、その箱を未開封の状態で溶解釜へ投入して処分する廃棄方法です。

    箱を開封することなく投入されるため、作業員も含めた第三者の目に一切触れることなく、紙が液状になり(正確には、繊維状になるまでほぐされる)、情報漏洩の心配がありません。

    セキュリティ重視の企業におすすめで、さらにバインダーもクリップの金具を外す必要がなく、分別や細断の時間や手間を大幅に省くことができます。

     

    • 機密文書を詰めた箱を未開封で処理するので機密情報が漏れない
    • クリップやバインダー、ホチキス、紐などの分別が不要
    • 業者によっては、確実に処理したことを証明する「溶解証明書」を発行してくれる
    • 段ボール1箱からでも対応可能
    • 焼却と比較してCO2の排出が少なく、溶解した紙はリサイクルされる
    • 輸送車の事故などによる情報漏洩リスクがゼロではない ⇒ 輸送方法などを確認すること!

     

    機密文書の溶解処理について詳しく見る!

    【機密文書・機密書類の溶解処理】廃棄までの流れと業者選びのポイント

     

    溶解処理の料金相場

    溶解処理の料金は、廃棄する機密文書・機密書類の量(段ボールの箱の数)や、プランによって異なります。

    たとえば、ヤマト運輸や佐川急便をはじめとする流通業者や日本郵政が展開しているサービスは、料金が明確で分かりやすく、公式サイトでも確認することが可能です。

     

    例)日本郵政の法人向け機密文書溶解処理サービス

    日本郵政の機密文書溶解サービス

     

     

    日本郵政の溶解処理サービスでは、発送費用・溶解処理料・溶解完了証明書発行手数料・セキュリティサービス料が全て含まれており、北海道・沖縄を除く地域からは、小箱(A4サイズの紙で2,500枚程度)が2,425円、大箱(A4サイズの紙5,000枚程度)が2,685円です。

    ホチキスやクリップ、紐、紙製のファイルなどの書類に付随するものは混入できますが、それ以外の文具や紙以外のものは混入できません。

    なお、ヤマト運輸は、ECOBox M(機密文書リサイクルサービス=A4用紙5,000枚程度)=2,079円、佐川急便はA4用紙対応の箱で1,309円+機密文書専用箱344円=1,653円です。※A3や「まとめ売り」など業者によっては、複数のプランが用意されています。

    他にも、西濃運輸の機密文書回収ボックスは、専用段ボール・運賃・溶解手数料・溶解証明書発行込みで1,540円(GPS付きプランは1,980円)など、流通業者が展開している機密文書の溶解処理サービスの料金は1,500円~2,000円が相場です。

    ただし、日本郵政は流通業者と比べて、やや高い料金が設定されています。

    流通業者以外に、箱のままで溶解処理サービスを行っている業者の場合は、流通業者よりもやや安い金額を設定していることが多いものの、溶解処理の工場からの距離、定期回収・スポット回収 or 郵送などによって料金が変動し、基本的には溶解処理工場からの距離が遠くなるほど料金は高額です。

     

    例)抹消仕事人(株式会社日本シュレッダーサービス)の郵送回収の料金

    エリア/箱の種類 40Lサイズ (35~44L) 未開封処理専用箱
    関東・東海信越・北陸・東北 2,200円 2,200円
    関西・中国 2,300円 2,300円
    北海道・九州・四国 2,500円 2,500円

    ※料金は税別。箱数が2箱以内の場合は1取引につき500円の取扱手数料が必要。また、段ボール箱が必要な場合は箱自体は無料だが、送料として一律1,000円(30枚まで)が必要。なお、抹消仕事人は溶解処理ではなく、自社工場でのシュレッダーでの細断処理です。

     

      機密文書の廃棄・処分×コピー機Gメン問合せフォーム

      機密文書の廃棄・処分のお見積り依頼はこちら

       

      出張シュレッダー処理の特徴と料金相場

      出張シュレッダー処理は、大型の特殊シュレッダーを搭載した専用車が依頼のあった現地まで出向き、その場で機密文書・機密書類をシュレッダーで抹消してくれるサービスです。

      業者によって処理能力は異なりますが、1時間で600kg程度の機密書類をシュレッダーできるなど、自社で行うよりも圧倒的にスピーディーに機密文書・機密書類の処理を行います。

      また、溶解処理とは異なり、立ち会いの元で細断処理が行われることは安心感の面で大きなメリットに挙げられ、機密文書・機密書類の運搬中の事故による情報漏洩リスクもありません。

      オフィス移転や特定のサービスの終了時など、大量の機密文書を一度に処理したい場合におすすめですが、処理を行うために駐車スペースの確保が必要で、ビルが並ぶ都心部などでは難しい可能性があります。

      さらに、大型の特殊シュレッダーを使用するため、細断の際に大きな音が出てしまい、近隣への配慮も求められます。

       

      • 特殊シュレッダーを搭載した専用車が現地まで来て機密文書を細断してくれる
      • 業者によって異なるが、基本的にはクリップやホチキスは外さなくてもOK(ガムテープは×)
      • 溶解処理のように運搬中の事故などによる情報漏洩リスクがない
      • 目の前で処理されるから安心
      • 処理の際に駐車スペースが必要=音が出るので周辺への配慮も求められる
      • 対応エリアが限られていることが多い(また、出張費もエリアによって異なる)

       

      出張シュレッダー処理の料金相場

      出張シュレッダーの料金は、溶解処理の料金とは異なり、箱単位ではなく重さ単位になっていることがほとんどです。また、シュレッダーを行う作業員の人件費、出張費、専用の駐車場がなければ有料駐車場の駐車料金なども掛かります。

      出張シュレッダー処理の料金の相場は、業者や訪問エリアによって大きく異なり、たとえば機密文書の出張細断を行う「出張細断.com」では、東京23区内であれば出張費にあたる「地域課金」が無料、多摩エリアなどの東京都内は1,100円、東京都外の近郊エリアは要相談となっており、シュレッダーでの処理料金は、100Kg以下なら8,800円、それ以上は100kgごとに1kgあたりの料金が変動します。

       

      例)出張細断.comの出張シュレッダー料金

        地域課金 ~100kg 101~200kg 201~300kg 301~500kg 501~1t 1t~2t 2t以上
      東京23区 無料 8,800円 83円/kg 77円/kg 72円/kg 66円/kg 61円/kg 55円/kg
      多摩エリア(都内) 1,100円
      東京都近郊(都外) 要相談

      ※有料道路使用時には料金が別途必要。機密書類細断・リサイクル証明書の発行なども発行可。

       

      業者によっては、機密書類保管ボックスをオフィス内に設置して、定期的に出張シュレッダーを行うために訪問するサービスもあります。

      なお、岩手県全域でサービスを展開している「出張シュレッ隊」など、地域に根付いた出張シュレッダー業者も多く存在し、基本料金に該当する最低重量は業者によって異なります(出張シュレッ隊の場合は、基本料金が300kgまで=20,000円)。

      よって、相場を算出することは難しいですが、あえてお伝えするとすれば、機密文書の出張シュレッダーサービスの料金は300kgで20,000円~25,000円が相場です。

      100kg単位、300kg単位と、業者によって単位の設定が異なり、処理する機密文章の量が基本料金に該当する重さ以下であれば、割高になってしまうので、事前に廃棄する機密書類の量を確認しておきましょう。

       

        機密文書の廃棄・処分×コピー機Gメン問合せフォーム

        機密文書の廃棄・処分のお見積り依頼はこちら

         

        専門工場での粉砕処理の特徴と料金相場

        専門工場で機密文書・機密書類を粉砕する専門工場粉砕サービスも、業者によってサービス内容や料金が大きく異なります。

        定期的に(あるいは集荷をお願いして)回収してもらうサービスと、工場に機密文書・機密処理を持ち込んで処理してもらうサービスがあり、どちらもバインダーやホチキスなどの分別などをすることなく、粉砕処理をお願いできます。

        専用の工場で粉砕を行う業者の多くは、オフィスに専用ボックスを設置し、定期的に回収してくれるサービスを実施しており、出張シュレッダーのように大量の機密文書・機密書類を専用車が駐車している所まで運ぶ手間もなければ、溶解処理のように段ボールを送付する手間もなく、自社の従業員が行う対応はほとんどありません。

        ただし、工場に持ち込む場合は、梱包や運搬の手間が掛かり、さらに運送中の事故や紛失による情報漏洩のリスクがあります。

         

        ベテランGメン園川

        ただの廃棄物ではなく機密文書なので、運転ができれば誰でも良いわけではありません。運搬のためだけにトップシークレットを扱える人材が2人くらい必要となると、業務へのダメージも大きいと思います…。
        阿呆やなー、ほんまに。そのくらいの階級の人ほど働いてへんの!!運搬くらいやらしたれやー。

        新人Gメン及川

         

        一方で、工場への持ち込みは、スケジュールの都合が良い時に持ち込め、目の前で機密文書を粉砕処理してもらえるので、大きな安心感があります。運搬中の事故や紛失で情報漏洩が発生した場合、完全に自己責任となってしまいますが、経営に大きなダメージが出てしまうのは、溶解処理を依頼した際の運搬中や回収タイプの工場粉砕サービスでも同じことなので、手間や料金なども含めて検討しましょう。

         

        • 設置したセキュリティボックス等に機密文書を入れるだけで回収⇒専門工場での粉砕処理を行ってくれる
        • 業者によっては回収ではなく持ち込みもOK
        • 工場に到着後すぐに粉砕処理が可能
        • 持ち込みの場合は目の前で処理されるから安心
        • 持ち込みの場合は運搬中の事故・紛失による情報漏洩が完全に自己責任
        • 専用工場で粉砕処理を行う業者は数が少なく、料金相場を掴みにくい

         

        専門工場での粉砕処理の料金相場

        上記ポイントの最後にも記載していますが、専門工場での粉砕処理を行っている業者は少なく、費用に関しても個別のお問い合わせが必要な業者がほとんどです。

        そのため、相場を算出することは難しいですが、基本的には出張シュレッダーと同様に、処理する書類の重さで料金が決まります。ただし、回収タイプの場合、プランによっては1回につき(あるいは1箱につき)などと、重さではなく回数(箱の個数)で料金が決まることもあり、その他にセキュリティボックスの利用料金なども発生します。

        よって、相場を挙げることは非常に難しいですが、一例として、機密文書処理専用の情報抹消センターを開設した竹下産業の料金を例にすると(T-CUBEベーシック:直接回収対応エリア=関東)、段ボール1箱(3辺の合計が100~110cm)あたり、1,200円です。※ただし、無料の会員登録が必要です。

        他の業者の料金も考慮すると、機密文書の専門工場粉砕サービス料金は1箱1,200円~1,800円が相場と言えるでしょう。対応エリアが限定されているケースや、結局は段ボールを送ることになるケースも少なくないので、溶解処理サービスにも見積もりをもらって、しっかりと比較した方が良いでしょう。

         

          機密文書の廃棄・処分×コピー機Gメン問合せフォーム

          機密文書の廃棄・処分のお見積り依頼はこちら

           

          焼却処理の特徴

          焼却処理とは、その名の通り、機密文書・機密書類を焼却して処分します。

          しかし、現在では機密文書・機密書類の処理サービスを行っている業者が焼却処理を行うことはほとんどなく、廃棄物処理業者が他の廃棄物を焼却する際に、機密文書も一緒に焼却して抹消するケースが大半です。

          他の廃棄物と一緒に処分できることは、非常に手間が掛からず、簡単さを基準にすると大きなメリットと言えますが、機密文書・機密書類の処理を専門に行っている業者とは違い、セキュリティ対策を講じていない(あるいはセキュリティ対策が甘い)ため、情報漏洩のリスクは避けられません。

          繁忙期などに焼却処理を行う順番待ちとして、無防備に放置されてしまう懸念もあり、機密文書・機密書類の処理方法としては、あまりおすすめできません。

          また、焼却処理では、CO2やダイオキシンなど多くの有害物質を発生させる他、紙原料へのリサイクルもできず、溶解処理などに比べて、環境への取り組みでも劣ってしまいます。

          たとえ既に不要になったモノとは言え、機密文書・機密書類は、ただの廃棄物とは異なり、会社の信頼や存続にも関わる重大な情報が詰まっています。

          処分方法も含めて、最後まで責任を持って適切に取り扱うように意識しましょう。

           

            機密文書の廃棄・処分×コピー機Gメン問合せフォーム

            機密文書の廃棄・処分のお見積り依頼はこちら

             

            【まとめ】機密文書処分のコストは安全のために支払う料金

             

            安全のコスト

             

            機密文書・機密書類の処理を依頼する際、「何のために料金を支払うのか?」を、しっかりと理解しておかないと、目先の安さだけで比べてしまい、後に大きなトラブルへ発展する恐れがあります。

            機密性を保持するためのセキュリティレベル、具体的なセキュリティ対策、対応スピード、処理方法など、確実性と利便性を重視し、あくまでも料金は「相場から極端に離れていないか?」を見極める程度にしておきましょう。

            どんなに安くても、セキュリティ意識やセキュリティ対策が低ければ、のちに機密文書・機密書類の処理料金では済まないほど、高い代償を払うことにもなり得ます。

            もちろん、適性価格を把握するために料金相場を知ることは大切ですが、たとえ高額な料金でも満足なセキュリティ対策を行っていない業者も存在します。

            コスト面だけでは決して判断せず、セキュリティ内容や利便性に重点を置き「安全のために支払うコスト」だと認識しておきましょう。

             

            • 機密文書・機密処理の主な処分方法は「溶解処理」「出張シュレッダー」「専門工場での粉砕」「焼却処理」の4つ
            • 溶解処理の料金は1箱1,500円~2,000円が相場
            • 出張シュレッダー処理の料金は300kgで20,000円~25,000円が相場
            • 専門工場粉砕サービス料金は1箱1,200円~1,800円が相場
            • 焼却処理は他の廃棄物と焼却するだけでセキュリティ面で不安があるのでおすすめしない
            • 機密文書廃棄サービスの料金相場を知ることは大切だが「安全のために支払うコスト」であることを忘れずに!

             

              機密文書の廃棄・処分×コピー機Gメン問合せフォーム

              機密文書の廃棄・処分のお見積り依頼はこちら

               

              機密文書の処分カテゴリの最新記事