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おすすめの業務用シュレッダー5選
おすすめの業務用シュレッダーを5つ紹介します。ちなみに、以下の製品は全て手動ではなく自動タイプです。
サンワサプライ【SHD021】
細断タイプ | クロスカット | 細断サイズ | 4×40mm |
最大投入幅 | A4サイズ | 最大投入枚数 | 20枚 |
細断速度 | 2.2m/分 | 連続使用可能時間 | 60分 |
ゴミ箱容量 | 26.5L | 細断種類 | CD/DVD/カード/ホチキス/クリップ |
サイズ(横×幅×高さ) | 414×302×666mm | 重量 | 16.6kg(キャスター付) |
メーカー保証 | 1年 | その他 | 静音設計、リバース機能、警告LED |
アイリスオーヤマ【AFS-150C-H】
細断タイプ | クロスカット | 細断サイズ | 4×10mm |
最大投入幅 | A4サイズ | 最大投入枚数 | 手差し6枚 オートフィード150枚 |
細断速度 | 2m/分 | 連続使用可能時間 | 15分 |
ゴミ箱容量 | 23.5L | 細断種類 | CD/DVD/カード/ホチキス/クリップ |
サイズ(横×幅×高さ) | 435×355×520mm | 重量 | 14kg(キャスター付) |
メーカー保証 | 1年 | その他 | 静音設計、オートフィード機能 |
サンワサプライ【SHD052】
細断タイプ | クロスカット | 細断サイズ | 4×12mm |
最大投入幅 | A4サイズ | 最大投入枚数 | 手差し12枚 オートフィード150枚 |
細断速度 | 2m/分 | 連続使用可能時間 | 60分 |
ゴミ箱容量 | 32.2L | 細断種類 | カード/ホチキス/クリップ |
サイズ(横×幅×高さ) | 356×466×580mm | 重量 | 15kg(キャスター付) |
メーカー保証 | 1年 | その他 | 静音設計、オートフィード機能 |
アイリスオーヤマ【AFS100C】
細断タイプ | クロスカット | 細断サイズ | 4×10mm |
最大投入幅 | A4サイズ | 最大投入枚数 | 手差し7枚 オートフィード100枚 |
細断速度 | 1.9m/分 | 連続使用可能時間 | 10分 |
ゴミ箱容量 | 22L | 細断種類 | カード/ホチキス(11号針まで) |
サイズ(横×幅×高さ) | 414×302×666mm | 重量 | 9.5kg(キャスター付) |
メーカー保証 | 1年 | その他 | オートフィード機能 |
フェローズ【18Ci】
細断タイプ | クロスカット | 細断サイズ | 4×38mm |
最大投入幅 | A4サイズ | 最大投入枚数 | 18枚 |
細断速度 | 3m/分 | 連続使用可能時間 | 30分 |
ゴミ箱容量 | 34L | 細断種類 | CD/DVD/カード/ホチキス/クリップ |
サイズ(横×幅×高さ) | 290×440×640mm | 重量 | 17kg(キャスター付) |
メーカー保証 | 1年 | その他 | リバース機能、自動停止安全機能 |
業務用シュレッダーの選び方とポイント
個人情報を含む機密情報の流出が相次ぎ、情報セキュリティに対して高い意識が求められるようになった現在、業務用のシュレッダーも「ただ細断できれば良い」ではなく、よりセキュリティを重視したシュレッダーを選ぶ必要があります。
今回では、業務用シュレッダーの選び方や知っておきたいポイントを中心にお伝えします。
また、少ない枚数の場合は自社内でのシュレッダー処理でも良いでしょうが、廃棄したい機密文書・機密書類が大量の場合は、処理する手間や時間が掛かり、本来の業務にも影響が出てしまうため、社内でのシュレッダー処理以外の選択肢についても、同時にご紹介します。
業務用シュレッダーの新規導入や買い替えを検討している方、シュレッダー以外の方法を考えている方の参考になれば幸いです。
家庭用シュレッダーでは効率✕
家庭用のシュレッダーと業務用のシュレッダーでは、処理能力が圧倒的に違います。
家庭用では、同時にシュレッダー処理できる紙の枚数は10枚未満で、さらに細断するスピードも遅く、処理能力は低いと言わざるを得ません。それに対して、業務用のシュレッダーは、同時に20枚以上の紙を処理できるうえ、細断するスピードも速いため、処理能力は非常に高く、細断された用紙も復元できないほど細かくなることが特徴です。
また、耐久性も異なり、家庭用シュレッダーは仕様にもよりますが、使用上の注意を守らないと簡単に壊れてしまうことが多く、なおかつ大半の製品は修理ができません。寿命も利用頻度や枚数によって異なるものの、1年程度が目安とされています。
業務用シュレッダーは、部品の品質が高く頑丈なため、少し多めに紙を入れたり、シール等を剥がさずに入れてしまっても、そう簡単には壊れません(ただし、紙詰まりを起こす原因になるので、使用上の注意点は守りましょう)。
なお、新品で5万円を超える業務用シュレッダーの場合は、メンテナンスを行わなくても、5年以上は使用することが可能なものが多いです。
業務用シュレッダーの仕様
シュレッダーの仕様の見方は、家庭用でも業務用でも変わりません。一例として価格.comより、明光商会のシュレッダー「MSR-17MCM」の仕様を見ていきますが、基本的にメーカーの公式サイトや楽天などのネット販売店でも、仕様を確認することができます。
出典:価格.com
タイプ
「自動」と「手動」があります。
言葉のイメージ通り、処分したい機密文書・機密書類を投入口に挿入すると、自動で細断を始めるシュレッダーが「自動」で、ハンドル操作で細断するタイプが「手動」です。業務用シュレッダーは基本的に全てが「自動」で、「手動」は主に家庭用シュレッダーとして利用されています。
細断形状・細断サイズ
細断形状は以下の3タイプがあります。
- ストレートカット
- クロスカット
- スパイラルカット
「ストレートカット」は、縦に切るだけのカット方式で、細断した紙が復元されやすいため、機密文書・機密書類の破棄にはおすすめできません。また、細断後の紙クズが嵩張り、ゴミ袋の交換頻度やゴミの量が増えてしまいます。
「クロスカット」は、最も普及しているカット方式で、ストレートカットに加えて、一定間隔で横にも刻みます。縦+横に切るため、復元は難しく、機密文書・機密書類の破棄にも適しています。
「スパイラルカット」は、2mm四方に切り刻んでいくカット方式で、「クロスカット」よりも高性能な細断方式のため、機密保持能力は非常に優れています。
なお、細断サイズは、細断した用紙の一片のサイズを示した数値で「幅×長さ」で表記されます。例に挙げている明光商会のシュレッダー「MSR-17MCM」であれば「幅2mm×長さ10mm」のサイズにカットされ、この数値が小さいほど細かく切り刻むことができ、セキュリティ性が高いと言えます(ストレートカットは縦に切るだけなので、幅〇mmと表記されます)。
最大投入幅
用紙投入口のサイズで、記載されている大きさまでの用紙なら、そのまま投入→細断することができます。製品によって異なりますが、業務用シュレッダーの最大投入幅は、A3~A4がほとんどです。
最大投入枚数
用紙を同時に投入できる最大枚数を表した数値です。数値が大きいほど、一度で大量の処理が可能で、300枚以上(オートフィード機能)~5枚以下と大きな開きが見られる項目でもあります。
2枚や4枚だと、少量の処理には問題ないでしょうが、まとまった書類を廃棄する際には時間が掛かってしまうので、必ずチェックしておきましょう。
連続使用時間
モーターの過熱による故障を防ぐため、自動的にシュレッダーが停止するまでの時間です。製品によっては、同時に放熱も行い、連続使用可能時間に制限がないタイプもあります。
なお、連続使用時間で自動停止した後は、放熱や冷却のために一定時間はシュレッダーを使用できません。
細断速度
1分間に処理できる紙の量を長さで示した数値です。たとえば、この数値が「2.5m/分」と「1.9/m」の2製品を比較した場合、「2.5m/分」の方が速度的には勝りますが、仮に「2.5m/分」の最大投入枚数が4枚、「1.9/m」の最大投入枚数が20枚だとすると、後者の方が一度に細断できる量が圧倒的に多いので、処理能力に長けていることになります。
細断種類
例に挙げた明光商会のシュレッダー「MSR-17MCM」では「CD/DVD/カード類/ホッチキス」と記載されていますが、これは用紙の他に細断可能なものを示しています。
ただし、CDやDVDは用紙とは違い、数分割にしかカットされない(もしくはストレートカット)製品がほとんどです。
オートフィード機能
セットした複数の用紙を順番に自動でカット部分に送り込むトレーです。
処理したい機密文書・機密書類が大量の場合、通常は最大投入枚数ごとに投入しなければなりませんが、この機能があればトレーに乗せておくだけで紙送りを自動で行ってくれるため、シュレッダーの前に張り付いている必要がありません。
業務に支障が出ないので便利ですが、機密度が高い書類の場合は、他の従業員に見られないように(持ち出されないように)注意しましょう。
リバース機能
紙詰まりが起きた際に、刃を逆回転させて用紙を戻す機能です。この機能があれば、紙詰まりによる故障を防ぐことができます。
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
業務用シュレッダーの導入方法の種類
業務用シュレッダーには、シュレッダーを自社で購入・設置して利用する「購入」の他に、レンタル業者から借りて利用する「レンタル」などがあります。
その他にも、社内に設置した専用ボックス(ポスト型やボックス型など形状は様々)に機密文書・機密書類を投入し、廃棄業者が引き取りに来る「回収サービス」や、大型シュレッダーを積んだトラックが訪問し、駐車場などのスペースで大量の機密文書・機密書類をシュレッダーで処理する「出張サービス」があります。
廃棄したい機密書類の量、頻度、機密性に合わせて「自社でのシュレッダー処理」「回収サービス」「出張サービス」を選定しましょう。
なお、「回収サービス」は定期的に引き取りに来るタイプの他に、スポット(その都度)、宅配業者を利用したサービスなど、種類が豊富です。また、クリップ・ホチキス・紐などを外す手間もなく、未開封のまま、溶解処理で箱ごと機密文書・機密書類を抹消してくれます。
業務用シュレッダーの失敗しない選び方
業務用シュレッダーを選ぶ時は、優先したい項目を明確にすることでチェックポイントが異なります。
たとえば、機密文書・機密書類をシュレッダーで処分したい場合はセキュリティ面を、顧客情報などの取り扱いがなく効率性を重視したい場合は最大投入枚数+細断速度+連続使用時間を、設置スペースが限られている場合はサイズを、などと重視したいことを洗い出し、それに関する部分を中心に調べましょう。
セキュリティ重視で選ぶ際のポイント
個人情報や取引先情報、営業秘密情報など、機密性の高い文書を多く扱う企業や、個人のプライバシーに強く関わるカルテや診断書・同意書等の取り扱いが多い医療・介護系の職場では、より細かく細断する「クロスカット」や「スパイラルカット」の業務用シュレッダーを選ぶと良いでしょう。
「クロスカット」は幅2~5mm、長さが10~50mmが主流ですが、数値が小さいほど細かく切り刻まれ、さらに細かい「マイクロクロスカット」方式(幅2mm以下)の業務用シュレッダーもあります。
もしくは、機密文書・機密書類が入った箱を未開封のままで溶解処理(溶けたように見えるまで解す処理方法)を行う廃棄業者の利用も検討する価値があります。
機密ボックスにGPS機能を付けられる業者、現金輸送車と同レベルの高いセキュリティを誇る専用車で運搬する業者など、業者によってセキュリティレベルは異なります。
ただし、専門業者を使った際の情報漏洩件数は非常に低いものの、決してゼロではありません。業者を選ぶ時は、安さばかりを重視せず、過去の事故件数や運搬方法などをしっかりと確認しましょう。
効率性重視で選ぶ際のポイント
ペーパーレスが浸透しており、あまり用紙を扱わないオフィスでは、効率性をそこまで気にする必要はありませんが、大量の機密文書・機密書類を日常的に取り扱う職場であれば、セキュリティ面の他にも、効率性=処理能力の高い業務用シュレッダーを選んだ方が良いでしょう。
仕様書で確認しておきたいポイントは「最大投入枚数」「細断速度」「連続使用時間」の3つで、たとえ「細断速度」に優れていても「最大投入枚数」が極端に少なければ処理能力には劣り、同じく「連絡使用時間」が短いと自動的にストップした後に冷却する時間が必要なため、なかなかシュレッダー作業が進みません。
幾つかの製品をピックアップした後で、この3つのポイントを比較してみましょう。
その他にも、ホチキスで留めてある書類が多い職場では、ホチキス針を外さなくても細断可能な業務用シュレッダーを選ぶと、処理前の準備が不要で、素早く作業を終えることができます。
また、効率性を重視する際も、紙ファイルやクリップ、綴じ紐、ホチキスのままで溶解できる「回収サービス」はおすすめで、処分の後にゴミ袋を交換したり、周辺を掃く作業も生じません。
設置スペースで選ぶ際のポイント
スモールオフィスやクリニック、店舗などでは、セキュリティや効率性と同じくらいに、シュレッダー本体のサイズも気になるポイントです。また、限られた空間ほど、シュレッダー時に出る音にも注意が必要になるので、静音タイプのシュレッダーを選びましょう。
常に患者さんや来客があり、作動音が出ないシュレッダーを希望するのであれば、手動タイプの家庭用シュレッダーも候補に挙がるかもしれませんが、家庭用は処理能力が劣るうえに「ストレートカット」の製品が多く、セキュリティの面でも不安が残るので、箱に詰めて廃棄業者に依頼するだけの「回収サービス」を検討した方が現実的でしょう。
その他のポイント
ゴミ袋の交換頻度を減らしたい場合は、ゴミ箱の容量が大きい製品を幾つか選び(必然的に本体サイズも大きくなります)、さらに細かくカットされる方が、より多くの紙クズが入るため、細断サイズが小さい製品を選ぶと、ゴミ袋を交換する頻度が下がります。
その他にも、安全性や消費電力、レイアウト変更が多いオフィスならキャスター付きなど、自社に適したシュレッダーを選ぶポイントは様々あります。
【まとめ】シュレッダーと溶解処理を併用しよう!
今回は、業務用シュレッダーの性能と選び方を中心に、幾つかのポイントとおすすめの製品をお伝えしました。
処理する機密文書・機密書類の量が少ない or オートフィード機能が搭載されている業務用シュレッダーの購入であれば、処理作業の際にシュレッダーの前に付きっきりになることもなく、安全かつ迅速に機密情報を廃棄することができます。
しかし、処理する機密文書・機密書類の枚数が多い時や、ホチキス・クリップに対応していない業務用シュレッダーを購入した際は、処理に時間が掛かるだけではなく、ホチキス等を外したりする準備にも手間が生じます。
シュレッダーで処理する方法の他に、段ボール等に詰めた機密文書・機密書類を未開封のままで処分する「溶解処理」も併用すると、本来の業務を妨げることなく、スムーズに機密情報を廃棄することができるでしょう(文書廃棄のお問い合わせはこちら)。
- 業務用シュレッダーは家庭用シュレッダーよりも処理能力が高く、耐久性にも優れている
- 業務用シュレッダーの仕様は優先したい項目を重点的に確認しよう
- 業務用シュレッダーは購入の他に、レンタル、回収サービス、出張細断サービスなどがある
- セキュリティ、効率、サイズなど、重視するポイントは明確に!
- 業務用シュレッダーを使った自社での処理と回収サービスの併用も◎