【コピー機・複合機の直りにくい故障ランキング】使用方法の不備、色や画質の調整、異音トラブルがBEST3

【コピー機・複合機の直りにくい故障ランキング】使用方法の不備、色や画質の調整、異音トラブルがBEST3
複合機のメンテナンスを担当しています、女性エンジニアのsakuraです。
 
エンジニアでも直せへんトラブルってあるん?

新人GメンKEICHI

ベテランGメン園川

今回はsakuraさんに、エンジニア目線で直りにくいトラブルについて教えてもらいましょう
 
日頃コピー機の修理の仕事をしていると、「このトラブルの依頼ならここを直せば直るな」という簡単な故障もあれば、「このトラブル依頼は時間がかかるな……」という難しい故障もあります。今回は、sakuraの個人的順位決めによる、コピー機・複合機の直りにくい故障トラブルBEST3をご紹介したいと思います。
 
 

第3位 使用方法を守らなかったことによって起こったトラブル

 
3位は、「使用方法を守らなかったことによって起こったトラブル」です。例をあげると、
 
☑ 一部に印刷をして剥がした、使用済みのラベル紙を再度コピー機に通し、紙詰まりや印刷汚れが発生する
☑ コピー機・複合機に通してはいけない用紙を通し、機械内部で紙詰まりしてしまう
☑ コピー機・複合機の上に大量の書類を置き、自動原稿送り装置本体が曲がってしまう
 
このようなトラブルに当たったことがあります。中には、「使用できない紙を印刷することによってトラブルが起きるなら、使用できない紙を印刷できるように設定してほしい」などと依頼をされることもありますが、エンジニアにはどうすることもできず、そのまま使用を許容するとトラブルにもなるため、どうにかそういった使い方をしないように説得する必要があり、骨が折れます。私の中では、第3位に入るほど難解なトラブルにしてもいい内容です。
このようなトラブルを発生させないためには、「コピー機・複合機を使う時は、必ず取扱説明書を読み、使用方法を守る」ということがとても大事です。万が一、ユーザーに過失があると判断された場合には、部品代を請求することもあるため、ユーザーの皆さんのためにも使用方法は守るようにしましょう。
 
 

第2位 色や画質に関するトラブル

 
第2位は、色や画質に関するトラブルです。紙詰まりやエラー表示による故障は、エラーコードという「故障場所と内容の履歴」が残りますが、印刷物の色や画質のトラブルは、エラーコードも残りません。ユーザーとエンジニアの感覚を同じにして、求めている色を想像して調整する必要があるため、直しづらいトラブルになると考えます。例をあげると、
 
☑ コピー機の正常な色よりもっと濃く印刷できるようにしてほしい
☑ 1枚だけ色が薄く印刷された気がするから直してほしい
☑ 色見本の実物と、印刷したものの色を同じにしてほしい
 
このように、トラブルというより要望によるものが多く、これらの要望は部品の交換をすると同時に色味の設定も必要になるため、非常に直しづらく時間もかかる内容です。
このような依頼をエンジニアにする場合は、どういう理由や用途で印刷をしたいかエンジニアに伝え、エンジニアと二人三脚で機械を調整していくことを心がけましょう。
 
 

第1位 変な音がするなど、異音に関するトラブル

 
第1位は、変な音がするなど、「異音」に関するトラブルです。例をあげると、
 
☑ 1回だけ変な音がしたから点検してほしい
☑ 以前より音が大きくなった気がするから点検してほしい
 
色や画質のトラブルと同じく、音のトラブルはエラーコードによる履歴が残らず、また、色や画質のトラブルの時と違い印刷物のサンプルも残らないため、エンジニアが音トラブルを直すための情報はユーザーの耳の感覚によるものしかなく、ユーザーからの聞き取りで、どんな音がいつ鳴ったのかを推測するしかありません。
このようなトラブルを直すには、ユーザーから聞いた音の情報をもとに、エンジニアは同じ機種で同じような音のトラブルの情報がないか調べたり、寿命が来ている交換部品がないかを調べたりします。そこから予想される部品を交換したり調整したりすることによって音を直します。また、エンジニアによっては、音が鳴り始めたら連絡をもらうよう約束をしたり、音の録音をお願いすることもあります。
音が気になる場合は、「いつ、何を印刷している時に、どういう音がしたか」をメモし、エンジニアに点検を依頼するようにしましょう。もし異音を伴ってエラーが出ていたり、紙詰まりが発生する場合には、すぐにエンジニアに修理を依頼しましょう。
 
 

番外編 交換に時間のかかる部品もあります。

 
コピー機・複合機にはさまざまな部品があり、中にはベテランのエンジニアでも交換に時間のかかる部品もあります。例えば、部品の交換と動作確認合わせて1時間弱かかる作業などもあります。そのような部品を交換しなくてはいけなくなった場合は、お昼休みや夕方など、ユーザーの業務に支障が出ない時間帯をお聞きし、その時間に合わせてオフィスに訪問して作業をさせていただくなどの調整をさせていただいています。「直りにくい」とは少し違いますが、時間がかかるという意味では少しやっかいな作業です。
 
 

まとめ

 
私、sakuraなりの直りにくい故障トラブルBEST3をご紹介しましたが、ご覧の通り「機械を見るだけでは直らず、ユーザーとのコミュニケーションを取りながら直す必要のあるトラブル」が多くあることをお分かりいただけたかと思います。使用していただいているコピー機・複合機のことをよく知っているのはユーザーの皆さんです。エンジニアに点検や修理を依頼する際には、普段どういう使い方やどういうトラブルがあるかをエンジニアと共有するようにしましょう。トラブルを早く解決するためには、皆さんの協力が不可欠です。
 
 

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