キヤノン「iR-ADV C3330」Refreshedシリーズは低価格で高品質!デメリットはカウンター料金が高い

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キヤノン「Refreshedシリーズ」は使用済み本体を再生させた製品

 

Refreshedシリーズ iR-ADV C3330F-RG出典:キヤノン

 

キヤノンの「Refreshedシリーズ」とは、2005年からキヤノンが先駆けて行っている使用済みのコピー機・複合機を回収し各部品に再生処理を施して再生した製品です。

回収されたコピー機・複合機は部品レベルまで分解され、キヤノン独自の再生基準に基づき、再利用の可否を判断されています。再生可能な製品は洗浄・清掃したうえで再利用し、劣化や摩耗が進んだ部品を交換して、製品として再生させます。

汚れやキズなどが目立ちやすい外装のプラスチック部品に対しては、外装カバーなどを粉砕した細かい粒子を吹き付けて研磨する「ブラスト洗浄」と言われる洗浄技術を確立しているため、約9割の部品再利用率を達成した製品もあります。

このように、新品同様にコピー機・複合機を再生し、低価格で販売している製品が「Refreshedシリーズ」です。

 

元コピー機メーカーの技術職 著者紹介

大手事務機メーカーのコピー機部門で、生産技術職として約8年の勤務経験があります。開発と生産現場の間で働いていたので、機能についての幅広い知識を持ち、部品や本体の量産性を確保させるオールラウンドプレーヤーの役回りでした。

現在、中古品の購入を検討されている方や「Refreshedシリーズ」に興味を持っている方の参考になれば幸いです!

 

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「Refreshedシリーズ」ができるまでの流れ

回収された製品は、機能や部品の状態などを多角的に検査され、再生可能か?を判断します。

その後、新品を生産する工程と同等の生産ラインで再組立て・調整が行われ、機能などの品質をチェックしたうえで「Refreshedシリーズ」として生まれ変わります。

製品を再生するまでの大まかな流れを時系列で見てみましょう。

 

  1. 回収:リサイクル拠点に回収した製品を集める
  2. 受け入れチェック:機能や部品の状態などをチェックし、再生可能か?を判断する
  3. 分解:各部品を取り外し、部品レベルまで分解する
  4. 清掃:取り外した部品を清掃し、基準を満たすまでキレイにする
  5. 組み立て:劣化や摩耗した部品は交換し、再生部品と共に製品を組み立てていく
  6. 調整・検査:機能や状態などを新品同様の検査基準で品質を確認する
  7. 梱包・出荷:新品同等に梱包され、出荷される

 

環境に配慮されたコピー機

新品のコピー機・複合機を製造するまでには、原材料の調達から廃棄・リサイクルに至るまで、多くの温暖効果ガスが排出されます。

温暖化の進む地球環境に配慮し、経済産業省が推奨する『カーボンオフセット』制度を導入した製品が「Refreshedシリーズ」です。

『カーボンオフセット』とは、製品自らが排出する温暖効果ガスの中で、削減が困難な部分の排出量を他の部品などの排出量を削減したり、吸収したりすることで埋め合わせし、全体の温暖効果ガス排出量を抑える取り組みです。

つまり、部品の大半を再利用することで、新たな部品の原材料調達や生産、輸送などで排出される温暖効果ガスを削減しています。

これにより、CO2に換算された温暖効果ガスの量は、製品のライフサイクル全体で大幅に削減されています。

 

 

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キヤノン「Refreshedシリーズ」と中古品の違い

キャノンの「Refreshedシリーズ」は、生産されたばかりの新品ではなく、オフィスなどで稼働していた中古品です。しかし、新品に近いレベルまで再生処理が施され、新品と同等の生産ラインで再組立てや検査を行っているので、品質は新品と同等とも言えます。

では、中古品と比較してメリット・デメリットなどはあるのでしょうか?

 

Refreshedシリーズのメリット

キャノンの「Refreshedシリーズ」を利用するメリットは以下の2点です。

 

  • 新品同等の品質・信頼性がある
  • 新品同様の保守契約が結べる

 

1つずつチェックしていきましょう。

 

新品同等の品質・信頼性がある

中古品は、本体内部だけではなく、外装のキズや汚れが目立つケースがあります。しかし、キャノンの「Refreshedシリーズ」は前述の洗浄技術(ブラスト洗浄)により、リユース品に見えないとまで言われています。

また、必要な機能が満たせるか?をチェックするために、新品同等の確認・検査がメーカーの生産ラインで行われているため「中古だから紙詰まりがしやすい」「画質が劣ってしまう」などの不安もありません。

製品としてのパフォーマンスは、一般的に出回っている中古品よりもかなり高いでしょう。

 

新品同様の保守契約が結べる

トナー交換や定期的なメンテナンスなどを行ってくれる保守契約は、中古のコピー機・複合機の場合は契約が任意で、販売店によって内容や料金に違いがあります。また、製品によっては保守契約を結べないものもあり、その場合は修理やメンテナンスの度に料金を支払うことになります。

しかし「Refreshedシリーズ」はメーカーの手で再生された製品のため、新品同様にメーカーの保守契約を結ぶことができ、安心して使用できます。

 

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Refreshedシリーズのデメリット

中古品に比べてメリットの多いキャノン「Refreshedシリーズ」ですが、以下のようなデメリットもあります。

 

  • 新製品の最新機能が使えない
  • 一般的な中古品よりも本体価格が高い
  • 新品よりもカウンター料金が高い

 

こちらも1つずつチェックしていきましょう。

 

新製品の最新機能が使えない

キャノンの「Refreshedシリーズ」は、あくまで使用済みの本体を回収して再生された製品なので、発売してから数年ほど経過しているものがラインナップとして並びます。

そのため、次々と開発されている最新機能や最先端のデザインなどを求めることはできません。

しかし、コピー・プリント・FAXなどの基本機能はしっかり備えた様々なオフィスの環境に対応できる製品が揃っているので、新しい性能を求めていないようであれば、大きな不満を感じることはないでしょう。

 

一般的な中古品よりも本体価格が高い

中古品の最大のメリットは何よりも本体価格の安さです。

発売当時は100万円以上の価格で販売されていたコピー機・複合機を、数万円で購入することができます。それに比べると「Refreshedシリーズ」は本体価格が高くなってしまい、中古品としてのメリットが小さくなると言えます。

例えば、2015年発売の定価160万円ほどで販売されていたコピー機は、一般的に出回っている中古では15万円程度で購入することが可能ですが、「Refreshedシリーズ」では40万円と倍以上の費用が掛かります。

しかし、中古品は原則として一括購入なので、初期費用が大きくなってしまいますが、「Refreshedシリーズ」はリース契約が可能なので、月々の支払いで初期費用を抑えることができます。

 

新品よりもカウンター料金が高い

新品複合機の場合、カウンター料金の相場はモノクロ1円、カラー10円となっていますが、Refreshedシリーズの場合はモノクロ1.5円、カラー15円程度が相場となっており、新品の複合機よりも割高になってしまいます。

その理由は、故障頻度が新品の複合機よりも多いことにあります。Refreshedシリーズはあくまで再生された製品となっていますので、新品の複合機と比較すると故障の頻度はやや多くなってしまいます。

故障の頻度が多い=メンテナンスの作業が多く発生するので、その分の手間賃がカウンター料金として上乗せされています。したがって、カラーの印刷枚数が500枚を超えるような場合には、Refreshedシリーズよりも新品の複合機がおすすめです。

 

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「Refreshedシリーズ」はこんな企業にオススメ!

メーカーの手で再生されたリユース品の「Refreshedシリーズ」は、どのような企業にオススメなのでしょうか?「Refreshedシリーズ」の特徴を踏まえて整理してみましょう。

 

新品を導入したいが費用は抑えたい企業

「Refreshedシリーズ」は、新製品でなくても良いので新品の製品を導入したい企業安くて基本的な機能を持つコピー機・複合機を欲しい企業に最適でしょう。

完全な新品ではありませんが、一般的な中古品とは異なり、メーカーが分解・組み立て・検査等を行っており、新品と変わらない使い心地を提供しています。

また、これまでキヤノン製のコピー機を使用していて、買い替えを検討している企業などは、操作性やユーザーインターフェイスも大きく変わらないため、安心して使用することができるでしょう。

 

CO2削減に取り組んでいる企業

コピー機・複合機のライフサイクル全体において、CO2削減に取り組んでいる「Refreshedシリーズ」の製品には、『どんぐりマーク』が導入されています。

 

どんぐりマークとは?
『カーボンオフセット』の取り組みがされた製品に付くマークです。特に、キヤノンがオフセットしたCO2は「Refreshedシリーズ」製品を購入した企業が、自社で削減した分としてみなすことができるため、環境への取り組みに貢献できます。

 

環境に配慮してCO2の削減などに取り組んでいる企業には、オススメできるコピー機です。

 

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「Refreshedシリーズ」はこんな企業に不向き!

逆に「Refreshedシリーズ」は以下のような企業にはオススメできません。

 

最新機能が搭載されたコピー機を使いたい企業

「Refreshedシリーズ」は既に企業などで使われていたコピー機・複合機なので、発売から数年が経過しています。一例として以下のような製品があります。

 

製品名 元の製品 元の発売年 基本機能 印刷速度(A4ヨコ)
iR-ADV C3330F-RG iR-ADV C3330F 2015年5月 コピー・プリント・スキャン・FAX カラー30枚/分
モノクロ30枚/分
iR-ADV C5255F-R iR-ADV C5255F 2012年8月 コピー・プリント・スキャン・FAX カラー51枚/分
モノクロ55枚/分
iR-ADV C5051F-R iR-ADV C5051F 2009年9月 コピー・プリント・スキャン・FAX カラー51枚/分
モノクロ51枚/分

 

このように、元の製品の発売年は5~10年くらい前なので、新しい機種に搭載されている人感センサー機能やモバイル連動機能などは使えません。

最新機種を搭載している新品のコピー機・複合機で、コストにこだわりたいなら、京セラシャープの複合機を視野に入れた方が良いでしょう。

 

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キヤノンiR-ADV C3330F-RGの口コミ・評判

それでは最後に、キヤノンRefreshedシリーズ『iR-ADV C3330F-RG』を実際に使っている方の口コミ・評判をお届けします。

投稿日:2021年7月14日

利用機種:iR-ADV C3330F-RG
使いやすさ 4点 印刷の品質 4点
本体の外観デザイン 5点 印刷速度 2点
壊れにくさ 5点 総合満足度 4点
クチコミ・感想

立ち上がりから印刷までの時間がかかるときが多々あり、急いでいるときは焦りを感じます。また、稼働音も大きめで電話応対中など、相手の声を聞き落としてしまうこともしばしばあります。しかし、定期的にメンテナンスに来てくれるので、不調が出る前に改善されるため総合評価はやや満足としました。

 

キヤノン『iR-ADV C3330F-RG』の全ての口コミはこちら!

 

iR-ADV C3330F-RG

まとめ

最後にキャノンの「Refreshedシリーズ」についてまとめます。

 

  • Refreshedシリーズは回収した本体を部品レベルまで分解し、徹底的に洗浄され再生した製品
  • 新品と同様の生産ラインで再組み立てし、品質チェックが行われている
  • 製品のライフサイクル全体で大幅にCO2を削減した製品
  • 中古品よりは高くなるが、品質や信頼性は高くリース契約や保守契約も可能
  • キヤノンのコピー機を買い替えたい企業や中古品よりも安心して使いたい企業にオススメ
  • 最新機能は搭載されていない

 

安さを最重視したい場合は中古品についてもチェックしてみましょう!

 

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