『Satera MF541dw』キャノン A4モノクロレーザー複合機の口コミ評判と特徴
出典:キヤノン
今回は、2019年12月発売のキャノンA4モノクロレーザー複合機『Satera MF541dw』を紹介します。他メーカーも含めたA4モノクロレーザー複合機の人気ランキングは、こちらの記事をご覧下さい。
『Satera MF541dw』キャノン A4モノクロレーザープリンター(複合機タイプ)の特徴
機種名 | Satera MF541dw | 希望小売価格 | 約89,800円(税別) |
発売日 | 2019年12月 | カラー・白黒 | モノクロ限定 |
最大用紙サイズ | A4 | 印刷速度(カラー) | 非対応 |
印刷速度(モノクロ) | 43枚/分 | 印刷速度(両面) | 18枚/分 |
プリント | ○ | コピー | 〇 |
スキャン | 〇 | FAX | 〇 |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ・RAM | 1GB | 最大解像度 | 600✕600dpi |
給紙容量(標準) | カセット:640枚 手差しトレイ:100枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
2,660枚 |
ウォームアップタイム | 14秒以下 | ファーストプリント | 6.3秒以下 |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
494×905×724mm | 重量 | 約20.0Kg |
※無償保証期間は12ヶ月です。
1台にすべての機能を集約
キャノン『Satera MF541dw』は、コピー機に求められる「コピー」「スキャン」「FAX」など、全ての機能を備えています。A4プリンタ―としてだけではなく、コピー用途の複合機としても使用することが可能なため、スモールオフィスや個人宅での使用にもおすすめな機器です。
印刷速度は驚異の分速43枚
キャノン『Satera MF541dw』は同社製品のハイエンドモデルであるため、1分間の印刷速度が43枚と、プリンターとしての性能も非常に高いことが特長です。一般オフィス用のサテライト機としてはもちろん、印刷用途をメインに考えている個人からSOHOユーザーにとっても、業務効率が飛躍的に上げるためには最適な一台です。
多彩なコピー機能でコスト削減が可能
キャノン『Satera MF541dw』は、多彩なコピー機能に対応しています。以下に、よく使用するおすすめの機能をまとめました。
- IDコピー機能:免許証など表面と裏面を原寸のまま1枚にまとめてコピーすることが可能です。店舗業務などで、身分証の保存をする際などに便利な機能です。
- ページレイアウトコピー機能:複数枚の別々の原稿を、1枚にまとめてコピーすることが可能です。2枚の原稿を縮小して1枚にまとめる2 in 1機能に加え、4枚分の原稿を1枚におさめる4 in 1機能も使用可能です。両面コピーと組み合わせることで、それぞれ4枚を1枚、8枚を1枚に集約することもできるため、コストと用紙保管スペースを最大で1/8にすることが可能です。
- 裏写り防止コピー機能:両面原稿などをコピーする際に裏面の文字まで透過コピーしてしまう現象を防止します。
豊富なスキャンto機能を搭載。クラウドへの保管も可能
出典:キヤノン
キャノンの『Satera MF541dw』はスキャン機能が充実しています。
同梱されている『MF Scan Utility』を使用することで、スキャンデータを「Evernote(エバーノート)」や「Dropbox(ドロップボックス)」にアップロードすることが可能です。クラウド上のデータは、外出先からの閲覧やオフィス間、店舗間での情報共有ができるので、資料の共有が効率化します。
また、文書の持ち出しによる情報漏えいリスクも低減できます。
その他、以下の一般的な「スキャン to」機能にも対応しているので、安心して使用可能です。
- スキャン to メール:自動的にEメールソフトウェアを起動し、スキャンしたデータが新しいメッセージに添付される機能です。宛先のメールアドレスとメール本文を入力して送信するだけなので、メールに画像を添付する手間が省けます。
- スキャン to イメージ:自動的にグラフィックアプリケーションを起動させ、スキャンしたデータが表示されます。スキャンしたデータの加工や修正が簡単に行えるため、紙データーの修正や写真の修整などをメインに使用することが可能です。
- スキャン to OCR:本機器のイチオシはコチラのOCR機能です。日本語OCRソフトを付属しており、スキャンした文書イメージから文字データー読みとり、テキストデータに変換してくれます。印刷された文章をいちいち手入力で転記する必要がないため、非常に便利な機能です。もちろん、修正や編集をすることも可能です。
両面同時スキャンで生産性UP
『Satera MF541dw』は、ADF(自動原稿送り装置)に2本のCISスキャナーを搭載しているため、1度の通紙で表面と裏面を同時にコピー・スキャンすることが可能です。
両面に印刷された原稿の読み取り時間を大幅に削減でき、大量の紙媒体をデータ保存する際など、生産性UPに貢献してくれます。
5インチの大型のタッチパネルを搭載
出典:キヤノン
コピー機メーカー大手のキャノンが製造しているため、カラー液晶タッチパネルなどの細かな「ユーザビリティ」が高いことも大きな特長です。
『Satera MF541dw』には、直感的な操作が可能な5インチのカラー液晶タッチパネルが搭載されており、直接タッチする他、フリック操作をすることもでき、多彩な機能をスムーズに使用することができます。よく使う機能をメニュー画面に設定するなど、カスタマイズを行うとより効果的でしょう。
『Satera MF541dw』キャノン A4モノクロレーザープリンター(複合機タイプ)のランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクやドラムが切れたら実費で購入します。
以下、『Satera MF541dw』のトナー(ドラム一体型)の料金です。
トナー名 | 希望小売価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナーカートリッジ 056L | 20,000円 | 5,100ページ |
ドラムカートリッジ 056(大) | 32,000円 | 10,000ページ |
※大容量トナーカートリッジ使用時のランニングコストは、モノクロ:約3.2円/枚です。
『Satera MF541dw』キャノン A4レーザープリンター(複合機タイプ)の口コミ評判
ここからは、『Satera MF541dw』の口コミ・評判を紹介します。
オペレーター 杏奈
新人Gメン及川
元プリンターメーカーの営業マン
「Satera MF541dw」は、キヤノンが発売するA4モノクロ複合機の中でもハイエンドモデルです。印刷速度が43枚と非常に速く、さらに「両面同時スキャン」にも対応しているため、モノクロ複合機に強いブラザーの対抗機と言えます。
しかし、本体価格はキヤノンの方が圧倒的に高く、ランニングコストもブラザーと比べるとやや高いなど、コスト面ではブラザーに劣る印象です。
一方で、スキャンの精度はキヤノンの方が高く、コピーなどの機能面でもキヤノンの方が充実しているため、細かなユーザビリティを重視する場合はキヤノンの方がおすすめです。
※新しい口コミが届き次第、こちらのページでお伝えします。
まとめ
- キャノンの『Satera MF541dw』は1台で全ての機能が使える
- 印刷速度は驚異の43枚機
- 多彩なコピー機能を搭載しているため、用途に応じて便利に使用可能
- スキャン機能が優秀で、クラウドへの保存も可能
- 両面同時スキャナ搭載
- 5インチの大型タッチパネルを搭載
- コスト面ではブラザーの方が安い