『RICHO IP C6020 / C6020 M』リコー A3レーザープリンターの口コミ評判と特徴
今回は、2022年7月発売のリコーA3カラーレーザープリンター『RICHO IP C6020 』と『RICHO IP C6020M』をご紹介します。
RICHO IP C6020/C6020Mは、卓上にも置けるコンパクトサイズでありながら、カラー・モノクロの印刷速度36枚/分と、高速出力が可能です。
また、前機種にはなかった7インチフルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を搭載し、より直感的な操作が可能になりました。
FAXやコピーなど複合機な機能は付帯しませんが、出力機能に絞った安価なオフィス用プリンターとして活躍してくれることでしょう。
ベテランGメン園川
『RICHO IP C6020 / C6020 M』リコー A3レーザープリンターの特徴
機種名 | RICHO IP C6020 | 希望小売価格 | 228,000円(税別) |
発売日 | 2022年7月 | カラー・白黒 | カラー対応 |
対応用紙サイズ | A3/B4/A4/B5/A5 | 印刷速度(カラー) | A4:36枚/分 A3:20枚/分 |
印刷速度(モノクロ) | A4:36枚/分 A3:20枚/分 |
印刷速度(両面) | A4:27ページ/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ | FAX | ✕ |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ・RAM | 2GB | 最大解像度 | 1200✕1200dpi |
給紙容量(標準) | カセット:320枚 手差しトレイ:110枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
2,630枚 |
ウォームアップタイム | 45秒以下 | ファーストプリント | 13.9秒以下 |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
484×584×377mm | 重量 | 約42Kg |
※無償保証期間は6ヶ月です。
卓上に設置可!コンパクトサイズ
出典:リコー公式
「RICHO IP C6020 / C6020 M」は、484×584×377mm、約42kgと、デスクにも置けるコンパクトサイズのプリンターです。「RICHO IP C6020 / C6020 M」は、オフィスのサブ機として、また小規模な事業所などにおすすめ。置き場所に困らず、プリントしたいときにすぐにプリントできる手軽さを手に入れられます。
スマホのように使えるタッチパネルが秀逸
出典:リコー公式
「RICHO IP C6020 / C6020 M」には、前機種に搭載されていなかった「MultiLink-Panel」という7インチの操作パネルが搭載されています。「MultiLink-Panel」は、フルカラー仕様。スマホやタブレットのように直感的に使えます。「RICHO IP C6020 / C6020 M」は、前機種よりはるかにユーザビリティが向上しています。
印刷速度もそこそこ速い
出典:リコー公式
「RICHO IP C6020 / C6020 M」は、カラーモノクロともに36枚/分という印刷速度を有しています。コンパクトプリンターの中では比較的印刷速度は速い、と言えます。ちなみに、両面印刷の速度も27枚/分とスピーディ。コンパクトで安いプリンターですが、業務効率を落としません。
用紙対応力が幅広い!贈答用の熨斗(のし)短冊も印刷可
出典:リコー公式
「RICHO IP C6020 / C6020 M」はFAXやコピーはできませんが、プリンターの機能は充実しています。特に、用紙対応力は確実に家庭用コンパクトプリンターの域を出ており、P宣物の内製化にも役立ちます。具体的には、贈答用の熨斗(のし)短冊や名刺、POP、ポスターなどの印刷が可能です。
オプションも充実
出典:リコー公式
「RICHO IP C6020 / C6020 M」は、各種オプションも充実しています。セキュリティ面を強化したいなら、「リコー 個人認証システム AE2」の導入を。非接触ICカードで、個人を特定し、不正利用を防止します。
ミスプリントを防止したいなら、「リコー カンタン私書箱プリント AE2」、クラウドとの提携をお考えなら、「RICOH カンタンストレージ活用シリーズ」と、業務の効率化を推進できる様々なオプションがあります。
『RICHO IP C6020 / C6020 M』リコー A3レーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクが切れたら実費でトナーを購入します。
以下、『RICHO IP C6020 / C6020 M』のトナー料金です。
トナー種類 | 希望小売価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナー P C6000(イエロー・マゼンダ・シアン) |
7,900円 | 2,500ページ |
トナーP C6000(ブラック) | 8,900円 | 3,000ページ |
トナーP C6000(大)(イエロー・マゼンダ・シアン) |
16,000円 | 7,000ページ |
トナーP C6000(大)(ブラック) | 17,900円 | 8,000ページ |
ドラムユニットカラーP C6000 | 53,600円 | 30,000ページ CMYの3色3本セット |
ドラムユニットブラックP C6000 | 17,900円 | 30,000ページ |
純正トナー&ドラムユニットを使用した場合のランニングコストは、カラー11.5円/枚・モノクロ2.8円/枚です。『RICHO IP C6020 / C6020 M』のランニングコストは、一般的なプリンターよりも安い金額におさえられています。
『RICHO IP C6020 / C6020 M』リコー A3レーザープリンターの口コミ評判
ここからは、『RICHO IP C6020 / C6020 M』の口コミ評判をお届けします。
ベテランGメン園川
元プリンターメーカーの営業マン
前機種の「RICHO SP C751」は、2015年発売で非常に評判の良いプリンターでした。今回ご紹介した『RICHO IP C6020 / C6020 M』は、前機種の「RICHO SP C751」よりもタッチパネルが使いやすく、進化していますね。
印刷速度も若干上がっているようですが、なぜかウォームアップタイムやファーストプリントに関しては、前機種のほうが良いため、前機種からの乗り換えの場合、印刷し始めに「遅い」と感じるかもしれません。
ただ、『RICHO IP C6020 / C6020 M』は、現代のオフィス環境に合わせた造りになっており、オフィスの印刷業務の効率化を目指せる一台に仕上がっている、ということに間違いはありません。
このレベルの機種を購入する際には、家庭用に近いビジネスプリンターと迷われるかもしれませんが、『RICHO IP C6020 / C6020 M』のほうが圧倒的に使い勝手がよく、おすすめできます。
まとめ
- 『RICHO IP C6020 / C6020 M』は、2022年7月発売のA3レーザープリンター
- 卓上設置可能なコンパクトタイプ
- 価格は228,000円(税抜)と安価
- ランニングコストは、カラー11.5円・モノクロ2.8円
- 印刷速度が36枚/分と速い
- スマホのように使える7インチのタッチパネルが便利
- 用紙種類も多様
- オプションも充実