『MFC-L2750DW』ブラザー A4レーザー複合機の口コミ評判と特徴
出典:ブラザー
今回は、当サイトのA4モノクロレーザプリンター(複合機タイプ)の人気ランキングで2位に選ばれたブラザー『MFC-L2750DW』を紹介します。
『MFC-L2750DW』ブラザー A4レーザープリンター(複合機タイプ)の特徴
機種名 | MFC-L2750DN | 希望小売価格 | 約32,000円(税別) |
発売日 | 2018年6月 | カラー・白黒 | モノクロ限定 |
最大用紙サイズ | A4 | 印刷速度(カラー) | 非対応 |
印刷速度(モノクロ) | 34枚/分 | 印刷速度(両面) | 非公開 |
プリント | ○ | コピー | 〇 |
スキャン | ◎(両面同時スキャン可能) | FAX | 〇 |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ・RAM | 128MB | 最大解像度 | 1200✕1200dpi |
給紙容量(標準) | カセット:250 枚 手差しトレイ:1枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
251枚 |
ウォームアップタイム | 10秒以下(スリープ復帰)、29秒以下(電源投入時) | ファーストプリント | 10秒以下 |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
410×398.5×318.5mm | 重量 | 約12 Kg |
※無償保証期間は12ヶ月です。
両面同時スキャンを搭載したハイスペックな複合機
出典:ブラザー工業
ブラザーの『MFC-L2750DN』は、コピー機に求められる「コピー」「スキャン」「FAX」など、全ての機能を備えています。
また、ADF(自動原稿送り機構)のスキャナは「Dual CIS」と呼ばれる読み取りセンサーを搭載しており、両面印刷された原稿でも、1回の通紙で裏表同時に読み取ることが可能なため、スキャンやコピー時の作業効率を大幅に改善することができます。
低価格なA4プリンタ―としてだけではなく、コピー用途の複合機としても使用することが可能で、スモールオフィスや個人宅での使用にもおすすめな機器です。
スキャンto機能が豊富で便利
『MFC-L2750DN』はスキャン機能が充実しています。一般的な「スキャンtoメール」機能はもちろん、以下のような機能を備えています。
- スキャン to メール:自動的にEメールソフトウェアを起動し、スキャンしたデータが新しいメッセージに添付される機能です。宛先のメールアドレスとメール本文を入力して送信するだけなので、メールに画像を添付する手間が省けます。
- スキャン to イメージ:自動的にグラフィックアプリケーションを起動させ、スキャンしたデータが表示されます。スキャンしたデータの加工や修正が簡単に行えるため、紙データーの修正や写真の修整などをメインに使用することが可能です。
- スキャン to OCR:本機器のイチオシはコチラのOCR機能です。日本語OCRソフトを付属しており、スキャンした文書イメージから文字データー読みとり、テキストデータに変換してくれます。印刷された文章をいちいち手入力で転記する必要がないため、非常に便利な機能です。もちろん、修正や編集をすることも可能です。
多彩なコピー機能でコスト削減が可能
『MFC-L2750DN』は多彩なコピー機能に対応しています。以下に、よく使用するおすすめの機能をまとめました。
- IDコピー機能:免許証など表面と裏面を原寸のまま1枚にまとめてコピーすることが可能です。店舗業務などで、身分証の保存をする際などに便利な機能です。
- ページレイアウトコピー機能:複数枚の別々の原稿を、1枚にまとめてコピーすることが可能です。2枚の原稿を縮小して1枚にまとめる2 in 1機能に加え、4枚分の原稿を1枚におさめる4 in 1機能も使用可能です。両面コピーと組み合わせることで、それぞれ4枚を1枚、8枚を1枚に集約することもできるため、コストと用紙保管スペースを最大で1/8にすることが可能です。
印刷速度は分速34枚と高速
『MFC-L2750DN』は、1分間の印刷速度が34枚と同価格帯の単機能プリンターより速いことが特長です。印刷用途をメインに考えている個人やSOHOユーザーにとっては、業務効率が飛躍的に上がるため、非常にお勧めです。
フロントオペレーション機構でワークスペースを有効活用
出典:ブラザー工業
手狭な空間にプリンタ―を設置する際、気になる点がプリンタ―本体の大きさと、メンテナンス時の専有面積でしょう。
ブラザーの『MFC-L2750DN』は、用紙のセットやトナーカートリッジの交換を本体の前面部で行うことができます。そのため、カウンターの下やラック上に設置しても「消耗品交換を行うたびにプリンタ―を動かさなければいけない」などの手間が省け、ワークスペースの確保に繋がります。
ランニングコストは少し高め
ブラザーの『MFC-L2750DN』は、トナーとドラムを分離型とし、ランニングコストを抑えていると発表しています。公称値ではモノクロ1枚当たりのランニングコストが「3.0円」と非常に安い印象を受けますが、これはあくまでもトナーのみの金額ですので注意が必要です。
ドラムを含めたラニングコストは「約3.7円」となりますので、一般的なモノクロプリンターよりも少し高めの金額です。
『MFC-L2750DN』ブラザー A4モノクロレーザープリンター(複合機タイプ)のランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクやドラムが切れたら実費で購入します。
以下、『MFC-L2750DN』のトナーとドラムの料金です。
トナー名 | 希望小売価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナーカートリッジ TN-29J | 9,900円 | 3,000ページ |
ドラムカートリッジ DR-24J | 9,823円 | 12,000ページ |
※上記の価格はブラザーダイレクトクラブの通常価格で、希望小売価格はトナー、ドラム共に「オープン価格」となっています。公称値によるランニングコストは、モノクロ:約3.7円/枚です。
『MFC-L2750DW』ブラザー A4レーザープリンター(複合機タイプ)の口コミ評判
ここからは、『MFC-L2750DW』の口コミ・評判を紹介します。
オペレーター 杏奈
新人Gメン及川
元プリンターメーカーの営業マン
「MFC-L2750」は、brotherが販売中の複合機の中では高スペックの機器です。
印刷枚数が34枚/分である点や「両面同時スキャン」に対応している点がとても優れています。印刷速度やスキャナの性能からも、コピー用途をメインで考えている方には、生産性の面でもオススメできます。
同時発売された「MFC-L2730」とは姉妹機で、市場売価で約5,000円程の違いがあるのは「両面同時スキャン」の性能差異です。
それほどスキャナを重視していない場合は下位スペックの「MFC-L2730」で良いでしょう。
1点注意が必要なのは、印刷速度が速いにも関わらず、本体の耐久性/スキャナの耐久性がそれほど高くない点です。
公開されているスペック上では本体もスキャナも「5万枚または5年間の早い方」となっているため、一日あたりの印刷(またはスキャン)が、40枚未満のユーザーにはピッタリですが、日常的に大量印刷や大量スキャンを行う企業などではスペックが足りないため注意が必要です。
▼両面スキャンを利用しないなら、さらに安い『MFC-L2730DN』がオススメ!
※口コミが届き次第、こちらのページでお伝えします。
まとめ
- ブラザーの『MFC-L2750』は1台で全ての機能が使える
- 両面同時スキャンが可能
- 印刷速度は分速34枚と速い
- 多彩なコピー機能を搭載しているため、用途に応じて便利に使用可能
- フロントオペレーション機構で機器の専有面積を削減
- ランニングコストは高め