『ジャスティオ MFC-L3770CDW』ブラザー A4レーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典:ブラザー工業
当サイトのA4カラーレーザープリンタ―(複合機タイプ)おすすめ機種で紹介した1ブラザーの「MFC-L3770CDW」を紹介します。
▼人気のA4カラーレーザープリンター(複合機タイプ)比較ランキング
『MFC-L3770CDW』ブラザー A4レーザープリンターの特徴
機種名 | MFC-L3770CDW | 希望小売価格 | 約53,000円(税別) |
発売日 | 2018年9月 | カラー・白黒 | カラー対応 |
対応用紙サイズ | A4/B5/A5 | 印刷速度(カラー) | 24枚/分 |
印刷速度(モノクロ) | 24枚/分 | 印刷速度(両面) | 8ページ/分 |
プリント | ○ | コピー | 〇 |
スキャン | 〇 | FAX | 〇 |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ・RAM | 512 MB | 最大解像度 | 600✕2400dpi |
給紙容量(標準) | カセット:250枚 手差しトレイ:30枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
280枚 |
ウォームアップタイム | 27秒以下 | ファーストプリント | カラー・モノクロ:14秒以下 |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
410×509×414mm | 重量 | 約24.5kg |
※無償保証期間は12ヶ月です。
1台にすべての機能を集約
ブラザーの『MFC-L3770CDW』は、複合機に求められる「コピー」や「FAX」など、全ての機能を備えています。低価格なA4カラープリンタ―としても、コピー用途の複合機としても使用することが可能なため、スモールオフィスや個人宅での使用にもおすすめの商品です。
両面同時スキャンに対応
ブラザーの『MFC-L3770CDW』は、ADF(自動原稿送り装置)に2本のCISスキャナーを搭載しているため、1度の通紙で表面と裏面を同時にコピー・スキャンすることが可能です。
両面に印刷された原稿の読み取り時間が大幅に削減できるため、大量の紙媒体をデータ保存する際など、業務の効率化に貢献してくれます。
多彩なコピー機能に対応
ブラザーの『MFC-L3770CDW』は、多彩なコピー機能に対応している点が魅力的です。以下、よく使用するおすすめの機能をまとめました。
- ページレイアウトコピー機能:4枚の別々の原稿を、1枚にまとめてコピーすることが可能です。「4 in 1」とも呼ばれ、複数のページを一枚にまとめたい時に便利な機能です。
- IDコピー機能:免許証など表面と裏面を原寸のまま1枚にまとめてコピーすることが可能です。店舗業務などで、身分証の保存をする際などに便利な機能です。
3.7インチのカラー液晶タッチパネルを搭載
出典:ブラザー工業
家庭向けインクジェットプリンターなどでお馴染みのカラー液晶式タッチパネルを搭載しています。スマートフォンなどと同様に直感的な操作が可能なため、各種設定なども簡単に行えます。
『MFC-L3770CDW』ブラザー A4レーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクやドラムが切れたら実費で購入します。
以下、『MFC-L3770CDW』のトナーとドラム、メンテナンス品の料金です。
トナー名 | 希望小売価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナーイエロー |
8,580円 | 1,300ページ |
トナーマゼンタ |
8,580円 | 1,300ページ |
トナーシアン | 8,580円 | 1,300ページ |
トナーブラック | 10,120円 | 3,000ページ |
トナーイエロー(大) |
12,100円 | 2,300ページ |
トナーマゼンタ(大) |
12,100円 | 2,300ページ |
トナーシアン(大) | 12,100円 | 2,300ページ |
ドラムカートリッジ(4色) | 14,300円 | 18,000ページ |
ドラムカートリッジ イエロー | 5,390円 | 18,000ページ |
ドラムカートリッジ マゼンタ | 5,390円 | 18,000ページ |
ドラムカートリッジ シアン | 5,390円 | 18,000ページ |
ドラムカートリッジ ブラック | 5,390円 | 18,000ページ |
廃トナーボックス | 2,800円 | 50,000ページ |
ベルトユニット | 25,000円 | 50,000ページ |
※トナーとドラム各種はオープン価格となっています(上記の価格は、ブラザーダイレクトクラブによる通常価格)が、メーカー公称値でのランニングコストは、カラー約17.4円/枚、モノクロ約3.1円/枚です。
『MFC-L3770CDW』ブラザー A4レーザープリンターの口コミ評判
ここからは、『MFC-L3770CDW』の口コミ・評判を紹介します。
オペレーター 杏奈
利用機種:ブラザー MFC-L3770CDW | |||
使いやすさ | 4点 | 印刷の品質 | 4点 |
本体の外観デザイン | 4点 | 壊れにくさ | 4点 |
本体・トナー等の費用 | 3点 | 総合満足度 | 4点 |
クチコミ・感想 | |||
自動両面プリント、両面同時スキャン、厚紙にも対応している多目的トレイ、AirPrintやGoogleクラウドプリントにも対応とビジネス活用シーンにおいてはソツは無いと思う。当然ながら有線LANも装備している。 |
元プリンターメーカーの営業マン
主にコンシューマー向けのレーザープリンターを発売しているブラザーは、同じくコンシューマー向けのレーザープリンターを発売しているキヤノンと、A4レーザー複合機の市場を独占している状況です。
モノクロはブラザーが強く、カラー機はキヤノンが強い構図でしたが、ブラザーが『MFC-L3770CDW』を発売したあたりから、市場に変化が起きました。今まではカラー機の上位をキヤノンが占めていたのですが、最近では『MFC-L3770CDW』が、キヤノンの人気を抑えて売れ行きトップとなっています。
『MFC-L3770CDW』の反応が良かったのは、同価格帯の機器と比べた時にスペックが良い点やモノクロのランニングコストを抑えたままカラーも印刷できるといった「カラー印刷を補助機能扱い」にした点が有利に作用したからでしょう。
また、両面同時スキャンが可能な機能を備えているなど、コピーやスキャンを主な用途としても十分に使える点も個人やSOHOなどで人気が高い理由の一つです。
ただし、注意点として、耐久性が高くない点が挙げられます。
メーカー公称値では、プリンタ―部の耐久性は「約10万枚または5年間のいずれか早い方」、またスキャナー部の耐久性は「約5万枚または5年間のいずれか早い方」となっています。一日に想定される印刷及びスキャン回数が以下を上回る場合は、5年間の使用に耐えられないため、注意が必要です。
- プリンタ―:1日当たりの印刷枚数が約80枚を超える場合(1ヶ月あたり22日稼働を想定)
- スキャン:1日当たりのスキャナ使用回数が約40回を超える場合(1ヶ月あたり22日稼働を想定)
※新しい口コミが届き次第、こちらのページでお伝えします。
まとめ
- 『ジャスティオ MFC-L3770CDW』は低価格なのに全ての機能が使える
- 両面同時スキャンに対応しているため、大量のコピーも時短可能
- 多彩なコピー機能を搭載しているため、用途に応じて便利に使用可能
- カラー印刷のコストは高め
- カラー液晶タッチパネルを搭載
- 耐久性は高くないので、印刷枚数やコピー回数が多い方は要注意
▼人気のA4カラーレーザープリンター(複合機タイプ)比較ランキング