『JUSTIO HL-L2375DW』ブラザー A4レーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典：brother
ブラザーのレーザービームプリンター『JUSTIOシリーズ』から、安くてコンパクトなモノクロA4機『HL-L2375DW』を紹介します。安価ながらも標準機能を備えたハイスペックモデルです。
『JUSTIO HL-L2375DW』ブラザー A4レーザープリンターの特徴
| 機種名 | JUSTIO HL-L2375DW | 参考価格 | 16,500円 |
| 発売日 | 2018年6月 | カラー・白黒 | モノクロのみ |
| 対応用紙サイズ | A4まで | 印刷速度（カラー） | 非対応 |
| 印刷速度（モノクロ） | A4:34枚/分 | 印刷速度（両面） | A4:16ページ/分 |
| プリント | ○ | コピー | ✕ |
| スキャン | ✕ |
FAX |
✕ |
| 両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
| メモリ | 32MB | 最大解像度 | 1200×1200dpi |
| 給紙容量 | カセット:250枚×1段 手差しトレイ:1枚 |
装置寿命 | 約5万枚または5年間 |
| ウォームアップタイム | 9.5秒（スリープモードから） 27秒（電源投入から） |
ファーストプリント | 10秒 |
| 機械占有寸法 （幅×奥行×高さ） |
356×360×183mm | 重量 | 約7.2Kg |
A4機としては高速印刷
毎分34枚の印刷速度は一般的なプリンターと比較しても高速です。モノクロ機なので、文書印刷などをメインとしており、カラー印刷は不要（もしくはカラーは業務用の大型複合機で行うなど）の使用環境であれば、こちらの機種を候補として挙げても良いでしょう。
超コンパクト設計
出典：ブラザー
『JUSTIO HL-L2375DW』は、置く場所を選ばないコンパクトな設計です。高さが僅か18.3cmの薄型ボディで、デスクサイドや棚などに置いても圧迫感がありません。置き場所が限られているSOHOのオフィスやご自宅にも最適でしょう。
また、カウンター下にも設定できる高さなので、飲食店や小売店、病院、介護施設などにも向いています。
消耗品交換も用紙の補充も、フロントオペレーションに対応
出典：ブラザー
ブラザーの『JUSTIO HL-L2375DW』は、筐体サイズが高さ18.3cmとかなりコンパクトな機種のため、ラックや棚などに設置を考えるユーザーも多いでしょう。
通常のプリンターは、上部に余裕のないラックや机の下などにプリンターを設置してしまうと「メンテナンスのたびにプリンターを動かさなくてはならない」などの手間が掛かりましたが、『HL-L2375DW』は消耗品の交換や、用紙の補充など、全てのメンテナンスを前面から行うことができます。
ユーザーの無駄を省いた親切な設計で、使い勝手は申し分ないでしょう。
自動両面印刷が標準対応
コンパクトなサイズにも関わらず、自動両面印刷には標準で対応です。両面印刷やページレイアウト（4ページを1ぺージにまとめる）などを使うことで、用紙だけでなく、消耗品の節約にもつながります。大量印刷には向いていませんが、数枚の印刷であればストレスを感じることもないでしょう。
『JUSTIO HL-L2375DW』ブラザー A4レーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクやイメージドラムが切れたら実費で購入することになります。
以下、『JUSTIO HL-L2375DW』のトナーとイメージドラムの金額です。
| トナー名 | 参考価格 | 印刷枚数の目安 |
| トナーカートリッジ TN-29J | 9,900円 | 約3,000枚 |
| ドラムユニット DR-24J | 9,823円 | 約12,000枚 |
※参考価格はブラザーのメーカー公式通販サイト「ブラザーダイレクトクラブ」の通常価格です。
※ドラムを含むトータルランニングコストは、1枚約3.7円です。
『JUSTIO HL-L2375DW』ブラザー A4レーザープリンターの口コミ評判
ここからは『JUSTIO HL-L2375DW』の口コミ・評判を紹介します。
コピー機Gメンでは、勤務先でレーザープリンターをお使いの方にアンケートを行いました。使いやすさや印刷の品質など、項目ごとに5点満点で評価を行って頂き、最後に感想をお願いしています。
| 利用機種：JUSTIO HL-L2375DW | |||
| 使いやすさ | 4点 | 印刷の品質 | 5点 |
| 本体の外観デザイン | 5点 | 壊れにくさ | 4点 |
| 本体・トナー等の費用 | 4点 | 総合満足度 | 4点 |
| クチコミ・感想 | |||
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ちょっと立ち上がりが遅い点が不満。無線LAN経由でルーターに使いでおけばどこからでも印刷できるので、オフィスでの共有も便利です。最大の特長は今時モノクロプリンターであること。ビジネスなら8割以上の用事はモノクロで充分。 |
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オペレーター 杏奈
元プリンターメーカーの営業マン
HL-L2375DWは、標準的なモノクロA4プリンターよりも印字速度などは高スペックです。1分間に34枚の印刷が可能な製品が、1万円ちょっとで買えるため、モノクロ印刷だけをする場合は、家庭用インクジェットプリンターを購入するよりもお得でしょう。また、フロント部だけでメンテナンスなどが行える「フロントオペレーション」は、消耗品交換のたびにプリンターを動かすなどの手間が省けるため、非常に便利です。HL-L2375DWはオフィスワーカーだけでなく、自宅オフィスなども考慮に作られたプリンターなので、個人事業主の方にも非常にオススメしたい製品です。
一方、注意点が2点ほどあります。
ひとつは、ランニングコストが3.7円とかなり高い点、もう一つは、耐久性が5万枚/5年間と低い点です。この2点からも、印刷枚数が1日に30枚程度のライトユーザーをターゲットにしていると思います。1日の印刷枚数が100枚を超えるような場合、こちらの機種では5年間の使用に耐えられないので、ご注意下さい。
まとめ
- 印刷速度は34枚/分と一般的なプリンターより早い
- 筐体サイズが非常にコンパクト。特に18.3cmの高さは圧迫感を与えず、置き場所に困らない
- フロントオペレーションに対応した設計のため、消耗品交換や用紙の補充等が簡単に行える
- 自動両面印刷にも対応しており、用紙や消耗品のコストカット効果が期待できる
- ランニングコストは3.7円/枚と、かなり高めの設定
- 装置の耐久性は5年間で5万枚と、低めの耐久設計
- ランニングコストと耐久性から、印刷枚数が1日あたり30枚程度のユーザーにピッタリ！
