『Satera LBP221 / LBP224』キヤノン A4レーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典:キヤノン
キヤノンのレーザービームプリンター『Satera シリーズ』から、2019年10月発売のA4モノクロレーザープリンター『Satera LBP221 / LBP224』を紹介します。
『Satera LBP221 / LBP224』の違いはプリント速度で、『Satera LBP221』は1分間に33枚、『Satera LBP224』は1分間に38枚(ともにA4片面)です。その他のスペックは同じですが、エネルギー消費効率に僅かな違いがあります。
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『Satera LBP221 / LBP224』キヤノン A4レーザープリンターの特徴
ここでは代表して上位モデル『Satera LBP224』の仕様を掲載します。
機種名 | Satera LBP224 | 参考価格 | 約31,000円 |
発売日 | 2019年10月 | カラー・白黒 | モノクロのみ |
対応用紙サイズ | A4まで | 印刷速度(カラー) | 非対応 |
印刷速度(モノクロ) | 38枚/分 | 印刷速度(両面) | 31.9ページ/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ |
FAX |
✕ |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ | 1GB | 最大解像度 | 2400dpi相当 |
給紙容量 | カセット:250枚 手差しトレイ:100枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
990枚 |
ウォームアップタイム | 14秒以下 | ファーストプリント | 5.4秒 |
本体寸法 (幅×奥行×高さ) |
399×373×250mm | 重量 | 約8.8Kg |
※無償保証期間は12ヶ月(訪問修理)です。
なお、『Satera LBP221 / LBP224』の違いは以下の通りです。
機種名 | 印刷速度 | 両面印刷 | エネルギー消費効率 | 参考価格 |
LBP221 | 33枚/分 | 28.7ページ/分 | 50kWh/年 | 約23,000円 |
LBP224 | 38枚/分 | 31.9ページ/分 | 57kWh/年 | 約31,000円 |
印刷速度は一般的なプリンターより高速
キヤノンの『Satera LBP221 / LBP224』は、A4サイズのモノクロ印字速度が毎分33枚~38枚と、一般的なプリンターと比較しても高速です。また、両面印刷時でも30枚前後の印字速度を保つことができ、両面での大量印刷を行う環境でも心強い製品です。
さらに、本体サイズもコンパクトなので、手狭なオフィス環境でも問題なく設置・利用することができます。
ファーストプリントが高速
キヤノンの『Satera LBP221 / LBP224』は、同社が独自に開発した「オンデマンド方式」を採用しており、定着器の急速な温度上昇を可能にしています。
そのため、熱を用いるレーザープリンタ―の中でも、非常に速い立ち上がりとファーストプリントを実現し、印刷指示を行ってから1枚目の排紙が約5.4秒と、ほとんど待ち時間が掛かりません。
A5サイズの用紙(処方箋、領収書)は驚異の63枚/分で印刷可能
出典:キヤノン
キヤノンの『Satera LBP221 / LBP224』は医療用専用と言っても過言ではないほど、特異な性能を持っており、そのひとつが「A5用紙の印刷に特化」している点です。
医療現場や接客カウンターなどでの使用頻度が高いA5用紙の印刷速度が63枚/分と、驚異的な印刷速度を実現しており、処方箋や領収書、各種証明書などの発行をスピーディーに行えます。
一般的なA4レーザープリンターの出力速度は、A4サイズの用紙印刷時が最高速になるよう設計されており、それ以外のサイズの用紙を印刷する際は、速度を落として印字するようになっています。
しかし、キヤノンの『Satera LBP221 / LBP224』はA5用紙を印刷する際も、A4用紙を印刷する際と同程度のエンジン速度で印字することを可能とし、高速印刷を実現しています。
- A5横送りの場合。A5用紙の高速プリント63枚/分は、LBP224のみ。
- LBP221は、A5用紙の高速プリント52枚/分。
一体型トナーカートリッジを採用
キヤノンのレーザープリンタ―の多くは、感光ドラム、現像器、トナー、廃トナーボックスなどが、オールインワンカートリッジとして一体化されています。消耗品やメンテナンス品などの部材が少なく、機械が苦手な方でも容易にメンテナンスを行うことが可能です。
また、オールインワンとして梱包されているため、消耗品の保管場所をそれほど必要とせず、保管に困りません。
『Satera LBP221 / LBP224』キヤノン A4レーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクが切れたら実費で購入することになります。
以下、キヤノン『Satera LBP221 / LBP224』のトナーの金額です。
トナー名 | 参考価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナーカートリッジ 057 |
13,400円 | 約3,100枚 |
トナーカートリッジ 057H | 38,000円 | 約10,000枚 |
※参考価格はメーカー公式サイトの通常価格です。トナーとドラムが一体型のモデルです。
※大容量サイズの「057H」を使用時のランニングコストは、1枚約3.8円です。
『Satera LBP221 / LBP224』キヤノン A4レーザープリンターの口コミ評判
ここからは『Satera LBP221 / LBP224』の口コミ・評判を紹介します。
コピー機Gメンでは、職場でレーザープリンターをお使いの方にアンケートを行っております。現時点では、口コミが集まっていないため、元プリンター販売店勤務の方に、該当機種について話を聞いてみました。
元プリンターメーカーの営業マン
『Satera LBP221 / LBP224』は、キヤノンが販売するレーザープリンタ―のブランド『Satera(サテラ)』から、2019年に発売されたA4のモノクロプリンターです。
市販されている他のA4モノクロプリンターと比べても、スペックの高い機器です。
印刷速度は片面時、両面時ともに速く、少ない枚数を早く印刷しなくてはならない環境でも活躍します。キヤノン独自の「オンデマンド方式」は、非常に速いウォームアップ(機器の立ち上がり)を実現しており、ファーストプリントの速度を飛躍的に向上させています。
特に、A5サイズの用紙を印刷する際の印刷速度が63枚/分とかなりの高速印刷が可能なため、請求明細書や処方箋など、A5サイズでの印刷が多い病院やクリニックなど、少ない枚数の即時印刷を求める現場には最適な1台となるでしょう。
なお、ランニングコスト面に関しては、1枚あたりの印刷コストが3.8円で、他社と比較をすると多少割高感があります。そのため、ランニングコストを重視した機種選定では「Satera」シリーズはラインアップに登場しない可能性もありますが、トナー1本あたりの印刷可能容量が多く、交換頻度を少なくできる点などを加味すると「作業工数の削減」は可能です。
機器の性能以外の面でも、工数など可視化しにくいコスト削減効果を期待できる機器なので、ぜひ検討してみて下さい。
※口コミが届き次第、こちらのページでお伝えします。
まとめ
- 『Satera LBP221 / LBP224』は印刷速度が33枚/分~38枚/分と非常に高速
- ファーストプリントが高速で作業効率の向上が期待できる
- A5サイズの印刷速度は、驚異の63枚/分以上(LBP224のみ)
- トナーとドラムを一体型にした消耗品であるため、消耗品交換などが簡単に行える
- ランニングコストは少し割高
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