中古複合機の修理に20年間携わっているAさんに中古販売の複合機メーカーの特殊性について語って頂きました。このページはインタビューのテキスト版で、動画は以下からご覧ください。
日本のコピー機業界は異常に閉鎖的?
ーー休憩時間に「コピー機業界は情報を隠したがる業界だ」と言う発言が出ましたが、どういう意味ですか?
技術情報を全く公開しないんですよ。
ーー他の機械メーカーだと、情報が出てくるものなんですか?
例えば自動車業界だと、整備情報や修理に関する情報が結構出ていますよね。でないと中古業者も修理業者も仕事にならないですから。
でも複合機業界は全然違います。サービスモードの入り方とか、エラーコードの意味とか、「この症状ならここを見れば良い」といった情報をほとんど出してくれません。
ーーメーカーの取引先には教えてくれますよね。
直接取引している販売店やサービス会社には提供していますが、それ以外にはほとんど出しませんね。
ーー海外の複合機業界はどうなんですか?
海外だと技術情報は結構出回っていますし、部品も手に入りやすいです。なので海外純正品を日本に逆輸入して使うことも多いですよ。
ーー海外純正品というのはHPなど海外メーカーの話ですか?
いえ、日本のメーカーですよ。
ーーえ?!キヤノンや富士の純正品ということですか?
そうです。海外では普通に流通してるんですよね。
ーー面白いですね。
純正部品を流通させないのは日本だけですよ。カウンター料金という仕組みがあるのも日本だけですからね。
ーー海外では情報を出すことが義務付けられているのでしょうか?
そういうカルチャーなのではないでしょうか。海外ではユーザ自身がセルフメンテしてるところが結構あるんですよ。パーツだけ自分で仕入れて交換とか。
ーーそういう発想が無かったです。
僕らも分からない不具合が出た時は、日本の情報だけでは足りないので海外のサイトを見たり、翻訳したりしています。
YouTubeで海外の人が修理する動画、結構出てるんですよ。
日本でも簡易的な情報だけなら出てくるんですけど、複雑な情報は日本では公開されてないですね。
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新人Gメン及川
インタビュー初回の「本音で語る品質が良い複合機メーカー、悪いメーカー」の回はこちらをご覧ください。