『Satera LBP841CS』キヤノン A3レーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典:キヤノン
キヤノンのレーザープリンター『Satera 』シリーズから、26枚/分の高速印刷とスタイリッシュなデザイン性を兼ね備えた「LBP841CS」を紹介します。
▼人気のA3レーザーカラープリンターの比較ランキングはコチラ!
『Satera LBP841CS』キヤノンA3レーザープリンターの特徴
機種名 | LBP841CS | 希望小売価格 | 49,800円(税込) |
発売日 | 2017年2月 | カラー・白黒 | カラー対応 |
対応用紙サイズ | A3/B4/A4/B5/A5 | 印刷速度(カラー) | A4:26枚/分 A3:15枚/分 |
印刷速度(モノクロ) | A4:26枚/分 A3:15枚/分 |
印刷速度(両面) | A4:20ページ/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ | FAX | ✕ |
両面印刷 | ○(標準対応) | Mac対応 | ○ |
メモリ・RAM | 512MB | 最大解像度 | 9600dpi相当 |
給紙容量(標準) | カセット:250枚 手差しトレイ:100枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
2,000枚 |
ウォームアップタイム | 29秒以下 | ファーストプリント | 9.9秒(カラー) 7.9秒(モノクロ) |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
545×591×361mm | 重量 | 約40Kg |
※無償保証期間は12ヶ月です。
高速プリントで待ち時間短縮
カラー、モノクロともに1分間で26枚の印刷速度を誇る『LBP841CS』は、低価格帯プリンターとしては高速で、ファーストプリントも10秒以下と短いため、オフィスの生産性が高まります。
また、自動両面印刷も20枚/分と高速なので、両面プリントでも待ち時間がなく、スムーズな印刷が期待できるでしょう。
ランニングコストが安い
『LBP841CS』は、コンシューマー向けのA3レーザープリンターとしてはランニングコストが安めの設定です。ランニングコストはカラー約11.1円/枚、モノクロ約2.8円/枚です。大量印刷を行う場合、ランニングコストの違いは大きいため、検討する際の大切な要素となるでしょう。
ファーストプリントは約7.9秒と高速
『LBP841CS』はファーストプリントが圧倒的に速い特徴があります。定着器を瞬時に加熱する「オンデマンド定着方式」はキヤノン独自の定着器技術で、クイックウェイクアップを実現しています。スリープ状態からでもプリンターが素早く立ち上がり、出力を開始することが可能で、ファーストプリントは最短で7.9秒です。
一体型トナーカートリッジを採用
出典:キヤノン
トナーカートリッジとイメージドラムを一体化した「一体型トナーカートリッジ」を採用しています。消耗品の点数を少なくすることで、メンテナンスの手間を省き、トナーの飛散なども防止します。また、消耗品点数が少ないため、消耗品の在庫管理(スペース)も省くことが可能です。
視認性に優れたワイドLCDパネル搭載
出典:キヤノン
低価格帯のプリンターなので、カラー液晶ではありませんが、比較的大きな液晶パネルを搭載しており、最大5行のテキストやアニメーション表示がされます。そのため、プリンターの印刷状況やトナー交換の方法などが分かりやすく、プリンター初心者でも簡単に操作することができます。
『Satera LBP841CS』キヤノン A3レーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクが切れたら実費でトナーを購入します。
以下、『LBP841CS』のトナーとメンテナンス品の料金です。
トナー名 | 希望小売価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナーカートリッジ335イエロー |
31,000円 | 7,400ページ |
トナーカートリッジ335マゼンタ |
31,000円 | 7,400ページ |
トナーカートリッジ335シアン | 31,000円 | 7,400ページ |
トナーカートリッジ335ブラック | 25,500円 | 7,000ページ |
トナーカートリッジ335イエロー(大) |
45,600円 | 16,500ページ |
トナーカートリッジ335マゼンタ(大) |
45,600円 | 16,500ページ |
トナーカートリッジ335シアン (大) | 45,600円 | 16,500ページ |
トナーカートリッジ335ブラック(大) | 36,100円 | 13,000ページ |
定着器(FUSER KIT UM-722FA) | 53,400円 | 150,000ページ |
転写ベルト(ITB UNIT UM-722I) | 49,920円 | 150,000ページ |
回収トナーボックス(WT-722) | 4,500円 | 150,000ページ |
※大容量トナー使用時のランニングコストは、カラー:約11.1円/枚、モノクロ:約2.8円/枚と一般的なプリンターより安い金額です。
『Satera LBP841CS』キヤノン A3レーザープリンターの口コミ評判
オペレーター 杏奈
元プリンターメーカーの営業マン
キヤノンの「LBP841C」は元々スペックが良いうえにランニングコストが安く、かなり優等生との印象でした。途中から「LBP841CS」と型番変更をし、あえてスペシャルプライスモデルとして発売したのは、思ったより売れなかったからかもしれません。
ただ、スペックとしては非の打ちどころが無いくらい素晴らしい機種ですので、安心してご購入いただける製品です。残念な点は、強いて言えば本体の「大きさ」と、消耗品の単価が結構なお値段という点です。
もちろんページ単価として換算すると安いのですが、トナーを1本購入するのに数万円となると、少しドキッとしますね…。
▼キヤノン「LBP841CS」もランクイン!A3カラーレーザプリンターのおすすめランキング
オペレーター 杏奈
出典:価格.com
業務用には◎ 家庭用にはコスパ次第(レビュー星5:★★★★★)
【デザイン】
無駄のない、白と黒のすっきりデザイン。【印刷速度】
ファーストプリント・連続印刷の速度は問題ない。レーザープリンタの中ではストレスがないほう。【解像度】
そもそも美術用・ホームユースではなく、事務用として問題ないと判断。【静音性】
事務所使用なら気にならない。自室や小規模な事務所(SOHO)だと少し気になるかも。【ドライバ】
専用ドライバは、標準的な機能。良い意味で蓄積のあるCANON。【付属ソフト】
専用のリモートソフトはUIが若干騒々しい&文字が小さい。ブラウザからのリモートのほうがシンプルで好み。【印刷コスト】
トナー価格は他社製品に比べて高いが、これはドラム一体型のため。詳しくない人はそのほうがメンテの手間が少なくなるメリットあり。一般家庭用・SOHOの買い上げとしては少しシビアかな?【サイズ】
A3を扱えるだけあって平面積は圧迫感あり。本体重量もあるので、天板が丈夫なワゴン・棚が必要。大人2人で運べるのは◎。【総評】
ある程度の会社の据え置きとしては機能・トレー数の点で心細いが、SOHO事務所や頻繁に移動する現場事務所等を想定するなら、理想的な機種と思う。
まとめ
- 印刷速度は26枚と高速でバランスの良い機器
- ランニングコストも低コストで、大量印刷などの業務に最適
- ただし、トナーとドラムが一体型のため、トナー1本あたりの単価は高い
- 本体が大きい点は残念
▼人気のA3レーザーカラープリンターの比較ランキングはコチラ!