『LP-S180D/LP-S180DN』エプソン A4モノクロレーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典:エプソン
エプソンのビジネスページプリンターから、コンパクトな省スペース設計で高い生産性と使い勝手にこだわったA4モノクロプリンター『LP-S180D/LP-S180DN』を紹介します。
『LP-S180D』はUSBモデル、『LP-S180DN』は有線LAN対応モデルで、スペック等の違いはほとんどありません(解像度、TEC値、エネルギー消費効率に僅かな違いがある程度です)。
その他のおすすめA4モノクロレーザープリンタ―は、以下の記事をご覧ください。
『LP-S180D/LP-S180DN』エプソン A4モノクロレーザープリンターの特徴
ここでは、USBモデルの『LP-S180D』について記載しますが、以下の項目では参考価格を除くスペックはほぼ同じです。
機種名 | LP-S180D | 参考価格 | 約17,000円 |
発売日 | 2017年9月 | カラー・白黒 | カラー対応 |
対応用紙サイズ | A4 | 印刷速度(カラー) | 非対応 |
印刷速度(モノクロ) | A4:30枚/分 | 印刷速度(両面) | A4:17.5ページ/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ | FAX | ✕ |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ・RAM | 512MB | 最大解像度 | 600✕600dpi |
給紙容量(標準) | カセット:300枚 手差しトレイ:120枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
420枚 |
ウォームアップタイム | 15秒以下 | ファーストプリント | モノクロ:6.8秒 |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
使用時:375×578×265mm 収納時:375×393×265mm |
重量 | 約14Kg |
※無償保証期間は6ヶ月です。
なお、『LP-S180D/LP-S180DN』の違いは以下の通りです。
機種名 | 最大解像度 | TEC値 | エネルギー消費効率 | 参考価格 |
LP-S180D | 600✕600dpi | 0.35kwh | 62kWh/年 | 約17,000円 |
LP-S180DN | 1200✕1200dpi | 0.37kwh | 64kWh/年 | 約22,500円 |
毎分30枚の高速プリントを実現
1分間で30枚の印刷速度を誇る『LP-S180D/LP-S180DN』は、低価格帯の業務プリンターとしては高速です。また、ファーストプリントも6秒台と非常に速く、オフィスの生産性向上に役立つ1台です。
ただし、両面印刷時は分速17.5ページと印刷速度が下がるため、両面印刷を大量に行う場合などは注意が必要です。
10万ページの高耐久性
『LP-S180D/LP-S180DN』は、プリンターのエンジン寿命が5年間10万ページと比較高耐久性の高い機器です。1ヶ月間の稼働日数を20日とした場合、1日あたり80枚程度の大量印刷を行っても5年間の使用に耐えられます。
大量印刷も安心の大型トレイを実装
出典:エプソン
大量印刷時に不安な点が、用紙の補充頻度ですが、本体の標準トレイは給紙容量が300枚、手差しトレイが120枚と、一般的なプリンターより大容量です。1日あたりの印刷限界値(20日稼働時:80枚)を印刷しても、3日間は用紙補充せずに印刷ができるため、本来の業務に支障が出ません。
省スペース設計で置き場所を選ばない
出典:エプソン(画像はLP-S380DN)
大きいイメージがあるレーザープリンターですが、エプソンの『LP-S180D/LP-S180DN』は省スペース設計です。オフィスのデスクサイドや、ちょっとしたスペースにも配置できるため、SOHOや在宅ワークでの使用にも向いています。
セルフメンテナンスが可能な簡単機構
出典:エプソン
トナーの交換など、機器の開け閉めが発生するレーザープリンターは、構造や設置場所によっては作業しにくいことがあります。
その点、エプソンの『LP-S180D/LP-S180DN』はトナー交換やメンテナンス品の交換をユーザー自身で行える「セルフメンテナンス機構」になっているため、手間なく簡単にセルフメンテナンスを行うことができます。
また、ご自宅で使用する方の中には「機械が苦手」と仰る方も多いですが『LP-S180D/LP-S180DN』は驚くほど簡単にメンテナンスが出来るのでオススメです。
エプソン独自の取組み「環境推進トナー」
出典:エプソン
エプソンの「環境推進トナー」は、メーカー基準の高い品質水準をクリアした純正のリサイクルトナーです。他社が作っているリサイクルトナーとは異なり、品質面でも安心です。
また、通常のトナー(ET)と比べて、お得な価格設定となっているため、ランニングコストの低下にも繋がります。特別な申し込みが必要ですが、環境面だけでなく、ユーザーのコスト削減にも有効な仕組みです。
『LP-S180D/LP-S180DN』エプソン A4モノクロレーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクが切れたら実費でトナーを購入します。
以下、『LP-S180D/LP-S180DN』のトナーとメンテナンス品の料金です。
トナー名 | 希望小売価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
環境推進トナーSサイズ |
10,800円 | 2,700ページ |
ETカートリッジSサイズ |
13,300円 | 2,700ページ |
※環境推進トナーを使用した場合のランニングコストはモノクロ:約4.0円/枚です。
『LP-S180D/LP-S180DN』エプソン A4モノクロレーザープリンターの口コミ評判
ここからは、エプソンのA4モノクロレーザープリンター『LP-S180D/LP-S180DN』の口コミ・評判を紹介します。
オペレーター 杏奈
元プリンターメーカーの営業マン
EPSONの『LP-S180D/LP-S180DN』は、エプソンのA4モノクロプリンターの中では印刷速度や性能面などが優れたエントリーモデルの製品です。
また、エプソン製品は大きいイメージがありますが、本製品はかなりコンパクトでオフィスだけでなく自宅でも問題なく使用できます。
一方、やや残念な点はランニングコストです。
モノクロ専用機であるにもかかわらず、環境推進トナーを使用しても4円台と、決して安くはありません。耐久性が10万ページという点からも、オフィス用途より個人用途でのほうがコスト的にマッチするでしょう。自宅でも気軽に書類を印刷したいライトユーザー(1日数枚程度の印刷)であれば、インクジェットプリンターより、印刷が速く、コストも安いのでお勧めします。
※口コミが届き次第、こちらのページでお伝え致します。
まとめ
- エプソン『LP-S180D/LP-S180DN』は、本体が5万円未満で買える安い機種
- 印刷速度は30枚/分と速いことが特長
- 両面印刷は17.5枚/分と速度が低下する
- 省スペース設計で置き場所を選ばないコンパクトさが◎
- 耐久性は10万枚
- 消耗品は「環境推進トナー」を使用するとランニングコストが下げられる
- 環境推進トナーを使用しても、ランニングコストは高め
- オフィスでの使用より個人での使用にマッチしている