『LP-S380DN』エプソン A4モノクロレーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典:エプソン
エプソンのビジネスページプリンターから、高い生産性で人気のモノクロ機『LP-S380DN』を紹介します。その他のおすすめA4モノクロレーザープリンタ―は、以下の記事をご覧ください。
『LP-S380DN』エプソン A4モノクロレーザープリンターの特徴
機種名 | LP-S380DN | 参考価格 | 47,200円 |
発売日 | 2017年9月 | カラー・白黒 | モノクロのみ |
対応用紙サイズ | A4/A5/A6 | 印刷速度(カラー) | 非対応 |
印刷速度(モノクロ) | A4:40枚/分 | 印刷速度(両面) | A4:20ページ/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ | FAX | ✕ |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ・RAM | 512MB | 最大解像度 | 1200✕1200dpi |
給紙容量(標準) | カセット:300枚 手差しトレイ:120枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
1,020枚 |
ウォームアップタイム | 15秒以下 | ファーストプリント | モノクロ:6.4秒 |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
使用時:375×578×285mm 収納時:375×393×285mm |
重量 | 約14Kg |
※無償保証期間は6ヶ月です。
毎分40枚の高速プリントを実現
1分間で40枚の印刷速度を誇る『LP-S380DN』は、低価格帯の業務プリンターとしては高速です。また、ファーストプリントも6秒台と非常に速く、オフィスの生産性向上に役立つ1台です。
ただし、両面印刷時は分速約20ページと印刷速度が下がるため、両面印刷を大量に行う場合などは注意が必要です。
省スペース設計で置き場所を選ばない
出典:エプソン
「大きい」とのイメージがあるレーザープリンターですが、エプソンの『LP-S380DN』は省スペース設計です。オフィスのデスクサイドや、ちょっとしたスペースにも配置できるため、SOHOや在宅ワークでの使用にも向いています。
30万ページの高耐久性
『LP-S380DN』は、プリンターのエンジン寿命が5年間30万ページと比較的高耐久性です。1ヶ月間の稼働日数を20日とした場合、1日あたり250枚程度の大量印刷を行っても5年間の使用に耐えられます。
大量印刷も安心の増設トレイに対応
出典:エプソン
大量印刷時に不安なのが、用紙の補充頻度です。本体の標準トレイは給紙容量が300枚なので、1日あたりの印刷限界値(20日稼働時:250枚)とほぼ同一枚数となります。毎日用紙補充をするとなると少し面倒ですが、そのような場合はオプションの増設トレイを装着するだけで、用紙補充の頻度が下がり、業務効率もアップします。
増設トレイは1段あたり給紙枚数を300枚増やすことができ、最大2段構成・給紙容量1,020枚として使用することが可能です。1日あたり250枚印刷しても3日間は用紙補充せずに印刷ができるため、作業効率は格段にアップするでしょう。
また、異なるサイズの用紙を使用する場合や色付き用紙を数種類使う場合も、トレイごとに用紙種別を変えてセットすることができるため、使い方の幅が広がります。
セルフメンテナンスが可能な簡単機構
トナーの交換など、機器の開け閉めが発生するレーザープリンターは、構造や設置場所によっては作業しにくいことがあります。
その点、エプソンの『LP-S380DN』はトナー交換やメンテナンス品の交換をユーザー自身で行える「セルフメンテナンス機構」になっているため、手間なく簡単にセルフメンテナンスを行うことができます。
また、ご自宅で使用する方の中には「機械が苦手」と仰る方も多いですが『LP-S380DN』は驚くほど簡単にメンテナンスが出来るのでオススメです。
エプソン独自の取組み「環境推進トナー」
出典:エプソン
エプソンの「環境推進トナー」は、メーカー基準の高い品質水準をクリアした純正のリサイクルトナーです。他社が作っているリサイクルトナーとは異なり、品質面でも安心です。
また、通常のトナー(ET)と比べて、お得な価格設定となっているため、ランニングコストの低下にも繋がります。特別な申し込みが必要ですが、環境面だけでなく、ユーザーのコスト削減にも有効な仕組みです。
『LP-S380DN』エプソン A4モノクロレーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクが切れたら実費でトナーを購入します。
以下、『LP-S380DN』のトナーとメンテナンス品の料金です。
トナー名 | 希望小売価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
環境推進トナーSサイズ |
10,800円 | 2,700ページ |
環境推進トナーLサイズ |
45,800円 | 13,300ページ |
ETカートリッジSサイズ |
13,300円 | 2,700ページ |
ETカートリッジLサイズ |
54,900円 | 13,300ページ |
定期交換部品 メンテナンスユニットA(現像ユニット) | 21,800円 | 100,000ページ |
定期交換部品 メンテナンスユニットB(感光体ユニット) | 17,800円 | 100,000ページ |
※環境推進トナーを使用した場合のランニングコストはモノクロ:約3.4円/枚です。
『LP-S380DN』エプソン A4モノクロレーザープリンターの口コミ評判
ここからは、エプソンのA4モノクロレーザープリンター『LP-S380DN』の口コミ・評判を紹介します。
オペレーター 杏奈
元プリンターメーカーの営業マン
EPSONの『LP-S380DN』は、エプソンのA4モノクロプリンターの中では印刷速度や性能面などが優れた製品です。
また、エプソン製品は大きいイメージがありますが、本製品はかなりコンパクトでオフィスだけでなく自宅でも問題なく使用できます。
一方、やや残念な点はランニングコストです。
モノクロ専用機であるにもかかわらず、環境推進トナーを使用しても3円台半ばと、それほど安くはありません。耐久性も高い製品なので、ランニングコストだけが悪目立ちしてしまい、非常に勿体ない印象です。
在宅ワークの広がりも受けて、自宅でのレーザープリンターのニーズは増えています。気軽に書類を印刷したいライトユーザー(1日数枚程度の印刷)であれば、インクジェットプリンターより、はるかに印刷が速く、コストも安いのでお勧めしますが、オフィスでの大量印刷用途としては、ブラザーなど安価な機器も選択肢として考慮する必要があります。
※口コミが届き次第、こちらのページでお伝え致します。
まとめ
- エプソン『LP-S380DN』は、本体が5万円未満で買える安い機種
- 印刷速度は40枚/分と非常に速いことが特長
- 両面印刷は20枚/分と速度が低下する
- 省スペース設計で置き場所を選ばないコンパクトさが◎
- 耐久性は30万枚と高耐久性
- 増設トレイをセットすることで、給紙容量を最大1,020枚まで増やすことが可能
- 消耗品は「環境推進トナー」を使用するとランニングコストが下げられる
- 環境推進トナーを使用しても、ランニングコストはやや高め