『ApeosPort-VII P4022』ゼロックス A4レーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典:富士ゼロックス
富士ゼロックスの『ApeosPort(アペオスポート)』シリーズから、2020年8月5日に発売されたハイスペックなA4モノクロプリンター『ApeosPort-VII P4022』を紹介します。
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『ApeosPort-VII P4022』ゼロックス A4レーザープリンターの特徴
機種名 | ApeosPort-VII P4022 | 希望小売価格 | 118,000円(税別) |
発売日 | 2020年8月 | カラー・白黒 | モノクロ機 |
対応用紙サイズ | A4/B5/A5 | 印刷速度(カラー) | ― |
印刷速度(モノクロ) | 48枚/分 | 印刷速度(両面) | 31.1枚/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ | FAX | ✕ |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ・RAM | 2GB | 最大解像度 | 1200✕1200dpi |
給紙容量(標準) | カセット:550枚 手差しトレイ:150枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
2,350枚 |
ウォームアップタイム | 38秒以下 | ファーストプリント | モノクロ:6秒 |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
427.4×465.5×407.4 mm | 重量 | 約21.6Kg |
※無償保証期間は6ヶ月です。
60万ページの超高耐久性
A4モノクロ機としては耐久性が高く、5年間で約60万ページの印刷が可能です。
1日あたりの平均印刷枚数が、400枚程度(22日稼働/月)であっても、スペック上は十分に許容範囲内です。
印刷速度は1分間に48枚
『ApeosPort-VII P4022』の印刷速度は1分間に48枚と印刷速度が高速です。印刷速度は仕事の効率にも大きく影響する要素で、一度に大量の印刷を行う職場などでは、1分間に40枚以上の出力が可能なプリンタ―を選ぶと良いでしょう。
ファーストプリントが高速
『ApeosPort-VII P4022』は、連続印刷時の速度だけでなく、印刷実行を指示してからの出力(ファーストプリント)も非常に速いことが特長です。ゼロックスの公称値では、ファーストプリントは約6秒ととても速く、窓口業務などで出力速度が気になる現場でも、ストレスを感じることなく使用することが可能です。
標準的なランニングコスト
『ApeosPort-VII P4022』のランニングコストは、公証値でモノクロが約3.1円/枚となっており、A4クラスのモノクロ機としては標準的なコストとなっています。
独自の超高精細LEDヘッドを搭載
『ApeosPort-VII P4022』には、富士ゼロックス独自開発の高画質LEDプリントヘッドが搭載されており、出力解像度は「1200×1200 dpi」となっています。さらに、印字品質を左右するLEDの光量を調整する機能が実装されているため、高画質な出力を可能としています。
業界最小クラスの微細トナーで高画質印字が可能
出典:富士ゼロックス
『ApeosPort-VII P4022』では、業界最小クラスの微細な「Super EA-Eco」というトナーを採用しています。
富士ゼロックスの機器で使用されるトナーは「EA」トナーと言われており、一般的なトナーと比べると粒度がそろっている点や印字を定着させる際の融点が低い点が特徴でした。
近年、トナーの精製技術が向上した「EA-Eco」というトナーをメインで使用していましたが、さらに細かな「Super EA-Eco」トナーを採用したことで、細かな文字や細線は“くっきり”と、ハーフトーンなどの階調表現も滑らかに表現できるようになりました。
バリエーション豊富な置き方が可能
『ApeosPort-VII P4022』は、「トレイモジュール(増設トレイ)」「専用キャビネット」「専用キャスター台」など、豊富なオプションが用意されているため、一般的な机上やデスク下への配置だけでなく、センターマシンとしての設置も可能です。
以下、構成例とオプション費用を一覧としてまとめました。
構成例1:机の下に設置
机の下などに設置する際は以下の構成がおすすめです。
構成外観 | 製品名 | 標準価格(税別) |
出典:富士ゼロックス |
ApeosPort-VII P4022 | 118,000円 |
トレイモジュール | 50,000円 | |
専用キャスター台 | 17,000円 | |
合計 | 185,000円 |
構成例2:机の下に設置+資料の保管
机の下などに設置し、資料の保管なども行いたい場合は、以下の構成がおすすめです。
構成外観 | 製品名 | 標準価格(税別) |
出典:富士ゼロックス |
ApeosPort-VII P4022 | 118,000円 |
専用キャビネット | 30,000円 | |
合計 | 148,000円 |
構成例3:机の上に設置
主に机の上や既に設置されているプリンター台などに乗せる際の構成例です。
構成外観 | 製品名 | 標準価格(税別) |
出典:富士ゼロックス |
ApeosPort-VII P4022 | 218,000円 |
トレイモジュール | 50,000円 | |
合計 | 168,000円 |
構成例4:センターマシンとして使用【1】
主にフロアへの直置きを前提とし、メインのプリンターとして使用する場合の構成です。
構成外観 | 製品名 | 標準価格(税別) |
出典:富士ゼロックス |
ApeosPort-VII P4022 | 118,000円 |
トレイモジュール✕3段 | 150,000円 | |
専用キャスター台 | 17,000円 | |
合計 | 285,000円 |
構成例5:センターマシンとして使用【2】
メインプリンターとして使用しつつ、資料の保管などもしたい場合は以下の構成をおすすめします。
構成外観 | 製品名 | 標準価格(税別) |
出典:富士ゼロックス |
ApeosPort-VII P4022 | 118,000円 |
トレイモジュール✕2段 | 100,000円 | |
専用キャビネット | 30,000円 | |
合計 | 248,000円 |
『ApeosPort-VII P4022』ゼロックス A4レーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクやドラムが切れたら実費で購入します。
以下、『ApeosPort-VII P4022』のトナーとドラム、メンテナンス品の料金です。
トナー名 | 希望小売価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナー | 30,000円 | 8,000ページ |
トナー(大) | 54,000円 | 18,000ページ |
ドラムカートリッジ | 18,600円 | 60,000ページ |
※大容量トナーを使用時のランニングコストがモノクロ:約3.1円/枚です。
『ApeosPort-VII P4022』ゼロックス A4レーザープリンターの口コミ評判
ここからは、『ApeosPort-VII P4022』の口コミ・評判を紹介します。
コピー機Gメンでは、職場でレーザープリンターをお使いの方にアンケートを行っております。現時点では、『ApeosPort-VII P4022』の口コミが集まっていないため、元プリンター販売店勤務の方に該当機種について聞いてみました。
元プリンターメーカーの営業マン
『ApeosPort-VII P4022』は、コピー機メーカー最大手のゼロックスが自社のコピー機ブランドである『ApeosPort(アペオスポート)』から発売されたA4サイズのモノクロプリンターで、スペックとしては高機能です。
印字速度が48枚/分や5年間の耐久性が約60万枚などの点からも、大量印刷を行うオフィスやユーザー層を意識したプリンターになっています。オフィスなどのメイン機としての使用や、店舗のカウンター機・バックヤード機として十分に力を発揮してくれるでしょう。
一方、本体サイズの大きさや、トナーやドラムの1本単価が高額に設定されている点を踏まえると、個人での使用には向いているとは言えません。
個人事業主など、最近は自宅での使用を前提にモノクロレーザープリンターを探されている方が多いですが、個人向けのモノクロレーザープリンタ―では、ブラザーが発売している「ジャスティオ」シリーズがリーズナブルで、本体価格やランニングコストなどトータルコストを抑えることができます。
※口コミが届き次第、こちらのページでお伝えします。
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まとめ
- 『ApeosPort-VII P4022』はApeosPortから発売されたA4モノクロプリンター
- 『ApeosPort-VII P4022』は60万ページの超高耐久性
- 印刷速度は48枚と超高速
- ファーストプリントは約6秒と速い
- ランニングコストは普通
- バリエーション豊富な置き方が可能
- 独自開発のLEDヘッドを搭載し高画質化
- 業界最小粒度のトナーを採用し高画質化を実現
- 本体サイズは大きい
- コンシューマ機ではなく企業向け(店舗など)の性能
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