『Satera LBP664C』キャノン A4レーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典:キヤノン
キャノンのレーザービームプリンター『Sateraシリーズ』から、5インチのカラータッチパネルに加え、機能カスタマイズも可能なハイスペックモデルの『Satera LBP664C』を紹介します。無線LANに標準対応している2019年5月発売のA4カラープリンタ―です。
『Satera LBP664C』キャノン A4レーザープリンターの特徴
機種名 | Satera LBP664C | 参考価格 | 85,980円(税別) |
発売日 | 2019年5月 | カラー・白黒 | カラー対応 |
対応用紙サイズ | A4/B5/A5 | 印刷速度(カラー) | 27枚/分 |
印刷速度(モノクロ) | 27枚/分 | 印刷速度(両面) | 21.9ページ/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ | FAX | ✕ |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ・RAM | 1GB | 最大解像度 | 9600dpi相当 |
給紙容量(標準) | カセット:250枚 手差しトレイ:50枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
940枚 |
ウォームアップタイム | 2秒以下(スリープ復帰) 13秒以下(電源ON時) |
ファーストプリント | カラー:8.6秒 モノクロ:7.7秒 |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
476×469×379mm | 重量 | 約19Kg |
無償保証期間は12ヶ月(訪問修理)です。
高速印刷と高速ウォームアップでストレスを低減
『Satera LBP664C』は印刷速度が毎分27枚と印刷速度が高速です。また、両面印刷時も毎分21.9ページと片面時と同じく高速印刷が可能です。
その他、電源起動時のウォームアップタイムや、印刷を実行してから排紙されるまでの速度もとても速いため、あらゆる側面で「待ち時間の軽減」を実現し、生産性が向上します。
視認性に優れた5インチのタッチパネルを搭載
出典:キヤノン
『Satera LBP664C』は、プリンタ―本体の上部に5インチのタッチパネルを搭載しています。視認性に優れた大型パネルは直感的な操作をサポートしてくれます。また、パネルの右側にはNFC(ICカード認証)端末も付いており、認証印刷時の印刷ジョブの確認も行えます。
大容量カートリッジでコスト削減と業務効率アップ
『Satera LBP664C』は、大容量のトナーカートリッジに対応しています。ブラックのKトナーは1本で約7,600枚、カラーのCMYトナーは各1本で約5,900枚の印刷が可能なため、トナーの交換頻度を削減することができ、コストカットにもつながります。
最大940枚の大容量給紙が可能
オプションの増設トレイ(640枚)を装着することで、最大940枚まで給紙が可能です。
スマホから直接印刷可能なモバイル連携機能
出典:キヤノン
スマホにインストールしたアプリから、プリンターに直接データを送信して印刷することが可能です。パソコンを立ち上げて印刷する必要がなく、自宅でお仕事をされる方などにもオススメです。また、Wi-Fiルーターなどがなくてもダイレクト接続が可能な「アクセスポイントモード」に対応しているため、無線環境がない方でも安心して使用できます。
前方から排紙可能なフロントオペレーション搭載
プリンターの本体前方に向けて、印刷された用紙が排出される「フロント排紙」を採用しています。ご自宅など設置スペースが限られた環境では、机の下などにプリンターを置くことも多いでしょう。このような環境でも、用紙が取り出しやすいように設計されているため、手狭な環境での使い勝手に優れています。
写真のプリントにもおすすめの高画質
出典:キヤノン
『Satera LBP664C』は、最大プリント解像度が9600dpi相当と、再現性に優れた鮮やかな印刷が可能です。カラー写真の印刷にもおすすめで、インパクトのあるPOPや目を引くプライスカードなどを自社で内製することもできます。
『Satera LBP664C』キャノン A4レーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクが切れたら実費でトナーを購入します。
以下、『Satera LBP664C』のトナー料金です。
トナー名 | 希望小売価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナーカートリッジ055H(大) (カラー:イエロー) |
25,400円 | 5,900ページ |
トナーカートリッジ055H(大) (カラー:マゼンタ) |
25,400円 | 5,900ページ |
トナーカートリッジ055H(大) (カラー:シアン) |
25,400円 | 5,900ページ |
トナーカートリッジ055H(大) (カラー:ブラック) |
23,600円 | 7,600ページ |
トナーカートリッジ055 (カラー:イエロー) |
11,000円 | 2,100ページ |
トナーカートリッジ055 (カラー:マゼンタ) |
11,000円 | 2,100ページ |
トナーカートリッジ055 (カラー:シアン) |
11,000円 | 2,100ページ |
トナーカートリッジ055 (カラー:ブラック) |
9,000円 | 2,300ページ |
※上記の「大容量トナーカートリッジ」使用時のランニングコストは、カラー:約16.0円/枚、モノクロ:約3.1円/枚です。
※業務用コピー機・複合機のカウンター料金には、トナー代や保守代が含まれていますが、レーザープリンターの場合は、トナー代や保守代は有料です。ただし、保守に関しては、12ヶ月の無償保証期間が付いており、訪問修理に対応しています(訪問修理についてはエリアによって事前の確認が必要です)。
『Satera LBP664C』キャノン A4レーザープリンターの口コミ評判
ここからは、『Satera LBP664C』の口コミ・評判を紹介します。
コピー機Gメンでは、職場でレーザープリンターをお使いの方にアンケートを行っております。現時点では、口コミが集まっていないため、元プリンター販売店勤務の方に、該当機種について話を聞いてみました。
元プリンターメーカーの営業マン
スペック的には標準的なA4プリンターと同程度で、可もなく不可もなくという印象です。ただし、使い勝手の面については、カラータッチパネルを搭載しており、ICカード認証にも対応しているなど「さすがキャノン製品!」と感心するポイントが随所に見られます。
注意点を上げるとすると、ランニングコストがかなり高い点です。競合他社のブラザーやOKIなど、プリンターを専業としているメーカーのランニングコストは、カラー:約12.2円、モノクロ:約3.0円クラス(OKI C332dnw公称値)のため、カラーの印刷枚数が多いようであれば、他メーカーの機種も選択肢に入れておきましょう。
※口コミが届き次第、こちらのページでお伝えします。
まとめ
- 『Satera LBP664C』はスペックには標準的なA4プリンター
- ウオームアップ・ファーストプリントは速い
- 5インチのカラータッチパネルが便利
- 大容量トナーを採用しているため、消耗品交換の手間が省ける
- 増設トレイを追加することで大量給紙に対応
- モバイル連携機能を搭載
- フロントオペレーション機構を搭載
- 9600dpi相当の高画質で印刷ができる
- ランニングコストは高めなので一般的なオフィスでは要検討