【bizhub C4000 iの口コミ評判】コニカミノルタ A4レーザープリンター

【bizhub C4000 iの口コミ評判】コニカミノルタ A4レーザープリンター

『bizhub C4000 i 』コニカミノルタ A4レーザープリンターの口コミ評判と特徴

 

コニカミノルタbizhub C4000 i

出典:コニカミノルタ

 

コニカミノルタのレーザービームプリンター『bizhubシリーズ』から、今回はA4カラープリンターの『bizhub C4000 i』を紹介します。コピー機メーカーが本気で作ったハイスペックなA4カラープリンタ―です。

 

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『bizhub C4000 i』コニカミノルタレーザープリンターの特徴

 

機種名 bizhub C4000 i 希望小売価格 223,000円(税込)
発売日 2019年15月 カラー・白黒 カラー対応
対応用紙サイズ A4/B5/A5 印刷速度(カラー) A4:40枚/分
印刷速度(モノクロ) A4:40枚/分 印刷速度(両面)
プリント コピー
スキャン FAX
両面印刷 Mac対応
メモリ・RAM 4GB 最大解像度 1200✕1200dpi
給紙容量(標準) カセット:570枚
手差しトレイ:110枚
給紙容量
(オプション最大)
1820枚
ウォームアップタイム

カラー:15秒以下
モノクロ:13秒以下

ファーストプリント カラー:8.7秒
モノクロ:8.0秒
機械占有寸法
(幅×奥行×高さ)
420×528×473mm 重量 約33.2Kg

無償保証期間は1年です。

 

印刷速度は超高速

『bizhub C4000 i』の印字速度はカラー40枚、モノクロ40枚/分と、プリンターの中ではかなり高速な部類で、中速程度のコピー機と同等か、それ以上の速度を有しています。印刷枚数が多い環境や、印刷速度を気にされる環境では、分速40枚の印刷速度はとても使い勝手の良い機器でしょう。

 

コピー機のようなユーザビリティー

 

コニカミノルタプリンターの操作性

出典:コニカミノルタ

 

コピー機メーカーが作ったプリンターだけに、ユーザビリティー(操作性)に優れているのが『bizhub C4000 i』の特長です。7インチの大型カラータッチパネルを搭載しており、コピー機と同じ感覚で使用することができます。

また、一般的なプリンターでは管理の難しい「印刷枚数の確認」や「用紙削減率の確認」、さらには「ユーザーや部門ごとの機能制限」や「枚数制限」も設定することができます。

これらの機能はタッチパネル上で確認・設定が可能なため「印刷が多すぎてコストが高くなる」などの課題を防ぎ、コストの大幅な削減に役立ちます。

 

充実の保守内容→ただし難解

コニカミノルタはコピー機のメーカーですが、プリンター用に準備された保守内容も充実しています。

簡単に内容をまとめると、製品の無償保証期間は1年と定めており、その期間に発生した故障などは基本的に無償で修理対応を行ってくれます。

2年目以降も保証を継続したい場合は、保守契約を結ばなくてはならず、大きく分けて2つのパターンが用意されています。

 

  • 本体購入と同時に複数年の保守契約を結ぶ(複数年保守契約)
  • 1年目の無償保証期間中に、翌年の保守契約を結ぶ(年間保守契約)

 

本体を購入する際に、使用頻度が高いことがあらかじめ分かっている場合や、リプレース前のプリンターが頻繁に故障していた場合などは「複数年保守契約」を結ぶと良いでしょう。

 

保守契約のパターン一覧

以下は、保守契約あり・なしを体系的に一覧にしたものです。

 

名称 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目以降
保守契約なし 無償保証期間 有償修理 有償修理 有償修理 有償修理 有償修理
年間保守契約 無償保証期間 年間保守契約 有償修理 有償修理 有償修理 有償修理
無償保証期間 年間保守契約 年間保守契約 有償修理 有償修理 有償修理
無償保証期間 年間保守契約 年間保守契約 年間保守契約 有償修理 有償修理
無償保証期間 年間保守契約 年間保守契約 年間保守契約 年間保守契約 有償修理
3年保守契約
(本体購入時)
無償保証期間 3年保守契約(実質2年分) 有償修理 or
年間保守契約
有償修理 or
年間保守契約
有償修理
4年保守契約
(本体購入時)
無償保証期間 4年保守契約(実質3年分) 有償修理 or
年間保守契約
有償修理
5年保守契約
(本体購入時)
無償保証期間 5年保守契約(実質4年分) 有償修理

※一度無保証期間を迎えてしまうと、保守の再契約は不可となるため、注意が必要です。必ず、継続・連続性のある契約パターンにしましょう。

 

保守契約の費用一覧

次に、保守契約とスポット保守に関する費用を一覧でまとめました。

 

名称 保証対象・内容・金額 備考
スポット修理料金
(有償修理)
基本料金(10,000円)+技術料金(5,000円 / 30分)+部品代金 保証期間終了後、保守契約を申込んでいない場合。
年間保守契約 bizhub C4000 i 本体 35,000 円 定期交換部品(別表)・交換費用は含まず
給紙ユニット 5,000 円 オプション品のみの加入は不可
複数年保守契約 購入と同時 3 年間保守料金 69,000 円 ・定期交換部品・交通費含む
・本体と同時購入のオプションも保守対象
・月間平均枚数3,000 枚以内(普通紙)
購入と同時 4 年間保守料金 104,000 円
購入と同時 5 年間保守料金 143,500 円

※年間保守契約は、定期交換部品や保守員の交通費が含まれていない点や契約条件として印刷枚数制限(3000枚以下/月)などが明記されているため、注意が必要です。

 

定期交換部品一覧

最後に、有償修理時と年間保守契約時に掛かる定期交換部品の価格をまとめました。

部品名 価格(税別) 部品寿命
転写ベルトユニット 26,980円 160,000枚
2次転写ローラーユニット 3,245円 160,000枚
定着ユニット 38,690円 400,000枚
トナーフィルター 2,175円 200,000枚
給紙ローラー(トレイ) 905円 200,000枚
ピックアップローラー(トレイ) 375円 200,000枚
分離ローラー(トレイ) 620円 200,000枚
給紙ローラー(手差し) 605円 200,000枚
ピックアップローラー(手差し) 395円 200,000枚
分離パッド(手差し) 1,265円 200,000枚

※月間3000枚程度の印刷を行った場合、4年に1度程度、転写ベルトと転写ローラ―ユニットの交換が必要と想定されます。

 

『bizhub C4000 i』 A4レーザープリンターのランニングコスト

レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクやドラムユニットなどの消耗品が切れたら実費で購入します。

以下、『bizhub C4000 i』の消耗品の金額です。

 

トナー名 希望小売価格(税別) 印刷枚数の目安
トナーカートリッジ
(カラー:イエロー)
15,000円 5,000枚
トナーカートリッジ
(カラー:マゼンタ)
15,000円 5,000枚
トナーカートリッジ
(カラー:シアン)
15,000円 5,000枚
トナーカートリッジ
(カラー:ブラック)
13,000円 5,000枚
イメージングユニット
(カラー:イエロー)
40,000円 160,000枚
イメージングユニット
(カラー:マゼンタ)
40,000円 160,000枚
イメージングユニット
(カラー:シアン)
40,000円 160,000枚
イメージングユニット
(カラー:ブラック)
55,000円 160,000枚
廃トナーボトル 6,870円 カラー:約9,000枚

※上記消耗品価格のみで算出したランニングコストは、カラー:約13.5円/枚、モノクロ:約3.7円/枚です。

イメージングユニットの交換はサービスエンジニアが実施し、交換時は作業費用(基本料金10,000円+技術料金5,000円/30分)が発生します。

 

『bizhub C4000 i』 A4レーザープリンターの口コミ評判

ここからは、『bizhub C4000 i』の口コミ・評判を紹介します。

コピー機Gメンでは、勤務先でレーザープリンターをお使いの方にアンケートを行いました。使いやすさや印刷の品質など、項目ごとに5点満点で評価を行って頂き、最後に感想をお願いしています。

 

利用機種:bizhub C4000 i
使いやすさ 5点 印刷の品質 5点
本体の外観デザイン 5点 壊れにくさ 5点
本体・トナー等の費用 5点 総合満足度 5点
クチコミ・感想

コンパクトで、かなり綺麗に印刷できるので大変使いやすいです。今まで職場で使ってきたプリンターの中では断然一番です。紙も、かなりの枚数を入れておけるので余計な手間も省けて良いです。パネル部分も非常に見やすくなってます。今後もずっと使っていきたいです。不満点はないです!

 

オペレーター 杏奈

最後に、元プリンターメーカー勤務の方に『bizhub C4000 i』について聞いてみました。

 

元プリンターメーカー営業マン 元プリンターメーカーの営業マン

A4カラープリンタとして考えると、かなりの高スペックですが、スペックとターゲットのユーザー層、そして価格設定の全てがアンバランスに思え、個人での購入はあまりオススメできません。

一般的に「高速印刷機=大量印刷ユーザー向け」との想定から、高速機のランニングコストは安く設定されており、稼働率が高くなるため、ダウンタイムを防ぐ意味で、保守契約を結びます。しかし、「bizhub C4000 i」は、高速機でありながら、保守条件やランニングコストともにスペックとの釣り合いが取れていない印象を受けます。

例えば、この機種は消耗品のみでランニングコストを計算すると、カラーは約13.5円、モノクロは3.7円と非常に高く「印刷枚数が少ないユーザー」を対象にしている印象があります。さらに「複数年保守契約」の条件も、月間印刷枚数が3,000枚以下との縛りがあり、この条件を22日稼働に当て込むと、1日あたりの印刷枚数は約136枚となります。

仮に、月3,001枚以上の印刷を行う環境なら、年毎に「年間保守契約」を結ばざるを得ず、4年程度で定期交換部品の購入・交換費用が発生するため、ランニングコスト(ページ単価)は、上記金額よりさらに高額になると予想されます。

価格設定や保守条件から逆算すると、そもそも40枚機である必要性が感じられず、1日あたり130枚程度の印刷であれば、消耗品以外無償のOKIなどを選択した方が確実に安上がりでしょう。

 

▼OKIのA4レーザープリンターは安いうえにサービスも充実!

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まとめ

  • 印刷速度は高速でカラー・モノクロともに40枚/分
  • コピー機と同様の使いやすい操作性
  • ランニングコストはカラー:約13.5円/枚、モノクロ:約3.7円/枚と高い
  • 保守内容が難解なうえ、コストパフォーマンスは良くない

 

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