『Satera LBP161 / LBP162』キヤノン A4レーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典:キヤノン
キヤノンのレーザービームプリンター『Satera シリーズ』から、2019年5月発売のA4モノクロレーザープリンター『Satera LBP161 / LBP162』を紹介します。
『Satera LBP161 / LBP162』の違いは無線LAN対応の有無で『Satera LBP161』は有線LANのみ、『Satera LBP162』は無線LAN対応です。その他のスペックは同じですが、エネルギー消費効率に僅かな違いがあります。
『Satera LBP161 / LBP162』キヤノン A4レーザープリンターの特徴
ここでは代表して『Satera LBP161』の仕様を掲載します。
機種名 | Satera LBP161 | 参考価格 | 約12,680円 |
発売日 | 2019年5月 | カラー・白黒 | モノクロのみ |
対応用紙サイズ | A4まで | 印刷速度(カラー) | 非対応 |
印刷速度(モノクロ) | 28枚/分 | 印刷速度(両面) | 17.8ページ/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ | FAX | ✕ |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ | 256MB | 最大解像度 | 2400dpi相当 |
給紙容量 | カセット:250枚 手差しトレイ:1枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
251枚 |
ウォームアップタイム | 15秒以下(電源ON時) 1.6秒以下(スリープ復帰) |
ファーストプリント | 5.2秒 |
本体寸法 (幅×奥行×高さ) |
371×404×225mm | 重量 | 約7Kg |
※無償保証期間は12ヶ月(持込修理)です。
なお、『Satera LBP161 / LBP162』の違いは以下の通りです。
機種名 | 無線LAN対応 | ダイレクト接続 | エネルギー消費効率 | 参考価格 |
LBP161 | ✕ | ✕ | 43kWh/年 | 約12,680円 |
LBP162 | ○ | ○ | 44kWh/年 | 約12,400円 |
印刷速度は28枚/分の快適速度
キヤノンの『Satera LBP161 / LBP162』は、A4サイズのモノクロ印字速度が毎分28枚と、ストレスを感じることなく印刷可能な速さです。また、両面印刷時でも18枚前後の印字速度を保つことができ、スピーディーな印刷ができます。
オフィスに限らず、個人やSOHOでの使用にも最適で、幅広く対応している一台です。
ファーストプリントも高速
キヤノンの『Satera LBP161 / LBP162』は、同社が独自に開発した「オンデマンド方式」を採用しており、定着器の急速な温度上昇を可能にしています。
そのため、熱を用いるレーザープリンタ―の中でも、非常に速い立ち上がりとファーストプリントを実現し、印刷指示を行ってから1枚目の排紙が約10秒以下と、待ち時間がほとんど掛かりません。
どこにでも設置可能なコンパクト設計
出典:キヤノン
キヤノンの『Satera LBP161 / LBP162』は高性能でありながら、コンパクトさも兼ね備えています。幅、奥行き、高さのすべてがコンパクトな設計となっており、手狭なオフィスや個人宅への設置も容易に行えます。
また、一般的な業務用プリンターと同じように、トレイを閉じたまま印刷が可能なクローズドトレイ方式なので、ホコリやゴミの混入も心配ありません。
無線/有線LAN&モバイルと、多様な印刷に対応
出典:キヤノン
キヤノンの『Satera LBP162』は、個人での使用も全力でサポートしています。ご家庭のWi-Fi環境でも簡単に接続が行えるよう「WPA/AOSS/らくらく無線スタート」に対応しています。
また、パソコンからだけでなく、専用のアプリを使うことで、スマートフォンやタブレットからもWebや画像を手軽にプリントできます。さらに、Wi-Fiルーターなどを設置しなくてもダイレクト接続が可能なアクセスポイントモードに対応しているため、多様な印刷が可能です。
- 無線LAN対応機器はLBP612のみなのでご注意ください。
- AOSS(AirStation One-Touch Secure System)は、バッファローが発売している無線LAN機器『AirStation』に導入されている無線LAN設定システムです。
- らくらく無線スタートは、NEC製『Aterm』シリーズなどに搭載されている無線LAN自動設定システムです。
『Satera LBP161 / LBP162』キヤノン A4レーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクやドラムなどの消耗品が切れたら実費で購入することになります。
以下、キヤノン『Satera LBP161 / LBP162』のトナーの金額です。
トナー名 | 参考価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナーカートリッジ 051 | 7,600円 | 約1,700枚 |
トナーカートリッジ 051H(大) | 38,000円 | 約4,100枚 |
ドラムカートリッジ 051 | 7,600円 | 約23,000枚 |
※参考価格はメーカー公式サイトの通常価格です。
※大容量サイズの「051H」を使用時のランニングコストは、1枚約3.5円です。
『Satera LBP161 / LBP162』キヤノン A4レーザープリンターの口コミ評判
ここからは『Satera LBP161 / LBP162』の口コミ・評判を紹介します。
コピー機Gメンでは、職場でレーザープリンターをお使いの方にアンケートを行っております。現時点では、口コミが集まっていないため、元プリンター販売店勤務の方に、該当機種について話を聞いてみました。
元プリンターメーカーの営業マン
『Satera LBP161 / LBP162』は、キヤノンが販売するレーザープリンタ―のブランド『Satera(サテラ)』から、2019年に発売されたA4のモノクロプリンターです。
個人・SOHO向けに市販されているA4モノクロプリンターの中では他社機と比べても安価で、スペックの高い機器です。
印刷速度は片面時、両面時ともに速く、少ない枚数を早く印刷しなくてはならない環境でも活躍します。キヤノン独自の「オンデマンド方式」は、非常に速いウォームアップ(機器の立ち上がり)を実現しており、ファーストプリントの速度を飛躍的に向上させています。
なお、ランニングコストに関しては1枚あたり約3.5円と、他社と比較をすると多少割高感がありますが、本体価格は安いため「1日あたりの使用枚数」などを勘案し、トータルコストで比較するのが良いでしょう。
※口コミが届き次第、こちらのページでお伝えします。
まとめ
- 『Satera LBP161 / LBP162』は印刷速度は28枚/分と速い
- ファーストプリントが高速で作業効率の向上が期待できる
- どこでも設置可能なコンパクト設計
- 『Satera LBP162』は無線LANに対応
- ランニングコストは少し割高