【コピー機の初期不良はよくある?】複合機の初期不良についての解説

【コピー機の初期不良はよくある?】複合機の初期不良についての解説
せっかく新しい機械買うたのに、また紙詰まりしよった!!もうアカン!!こんな機械ポイやポイーーー!!!

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

落ち着いて!初期不良かもしれませんよ!sakuraさんに聞いてみましょう!!

 

複合機のメンテナンスを担当しています、sakuraです。

せっかく購入やリースを決めた複合機に何かトラブルがあるとがっかりしてしまいますよね。今回は、複合機の初期不良について、エンジニア目線で経験や対策をお答えしたいと思います。

 

 

初期不良に出会う可能性は案外高い

まず、Twitterでコピー機の初期不良に関するツイートを見てみましょう。

 

このように、コピー機の初期不良で業務がストップしたり、不具合に苦しんでしまっているツイートが多数見つかりました。

私自身、初期不良の経験はあまり多くないのですが、入れたばかりの機械が紙詰まりしたり、色味がおかしかったりすることは、珍しくありません。もちろん、すぐに営業やエンジニアに相談してもらえれば、部品を交換したり動作を検証することで解決に向けて努力させていただいています。しかし、どうしても解決しない場合は、機械自体を交換することもあります。

 

 

「初期不良部品」として検証してもらえるのは1か月

エンジニアが交換した部品のうち、設置したばかりの機械や、交換したばかりの部品でトラブルが発生した場合、専門の窓口に部品を送り、検証してもらうシステムがあります。うちの会社の場合、設置したばかりの機械で発生したトラブル部品の検証対象は、設置から1か月以内のものでした。エンジニア目線では、1か月というのがひとつの目安で、それ以降に発覚したトラブルは通常修理として対応しています。もちろん、会社によって差異がありますので、担当のエンジニアに確認してみてください。

 

 

【sakuraが経験した初期不良】センサーが熱い!?

私が今まで担当した中で、初期トラブルというのはあまり当たったことがないのですが、そのうち、少しびっくりした初期不良についてご紹介したいと思います。
ある日、新しい機械を設置することになり、私も設置日にお伺いし、設置が終わった機械の動作確認をしていました。ふと、自動原稿送り装置に原稿を置いたところ、紙を通して熱を感じた気がしました。「あれ?」と思って原稿をよけて、原稿のサイズを検知しているセンサーを触ったところ「熱っ!?」……お客様に不安を与えないよう、真顔でセンサーを外してみると、なんと、センサーを留めるネジが間違ってセンサー本体を貫通してしまった跡があり、それを何事もなかったように留めなおしていたのです。明らかに工場での組み立て段階でのミスでした。お客様には「初期不良がありました。原稿送り装置だけ使えませんが、他の機能は問題ございません。すぐに部品を手配します。」とご案内し、後日すぐに新しい部品を取り付けました。
この初期不良は、熱が発生するというかなり危険なトラブルで、一歩間違えば発火していた危険があります。その危険を気づくことができたため、事なきを得ることができました。

 

 

設置時にエンジニアが総点検することはとても大事!

エンジニアは設置時にすべての機能を確認するように、しっかり点検するようにしています。私が設置で伺った際は、色、各トレイの紙送り、自動原稿送り装置、両面印刷など、各機能を必ず1回以上は動かすようにしています。何かトラブルがあれば、エンジニアがそこで気づくことができます。もし、ユーザーが特殊な使い方をしていたり、特に使う機能があればそこも重点的に点検します。もちろん、使っているうちに初期不良が発生することもありますが、エンジニアによる設置時の点検はその後の安定運用のためにとても大切であることがわかりますね。

 

 

【まとめ】トラブルが発生したら早めに報告がBEST!

設置したばかりの機械でトラブルが起こると、イライラしたり文句を言いたくなる気持ちもよくわかります。なので、トラブルが発生した場合は、それを早めに営業やエンジニアに報告してください。早めにおっしゃっていただけると、コピー機の会社側も迅速に対応しやすくなります。中にはお客様の使い方が原因で発生している場合も、もちろんあります。まず、トラブル自体がどんな原因で発生しているか、エンジニアがしっかり検証させていただきますので、遠慮なくお申し付けくださいね。

 

 

複合機入れ替えのご相談はこちら

複合機情報カテゴリの最新記事