【個人事業主のコピー機リース】デメリットはある?

【個人事業主のコピー機リース】デメリットはある?

ベテランGメン園川

この記事では、個人や個人事業主の方でコピー機リースをお考えの方のために、「そもそも個人はコピー機のリース契約が可能なのか?」またそのメリットやデメリットを含めておすすめの複合機導入方法についても解説します。

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コピー機リースは、個人事業主でも契約可能

個人と個人事業主でもコピー機リースは可能

個人や個人事業主でもコピー機のリース契約は可能です。ただし、事業実態がない個人の場合は、リース契約を結べません。そもそも事業実態がない個人がコピー機のリース契約を結ぶメリットもありません。

ベテランGメン園川

まずは、コピー機リースの仕組みについて確認しておきましょう。

 

コピー機リースの仕組み

コピー機のリースとは、リース会社が購入したコピー機を月々の賃料(リース料金)を払って借り受けるサービスのことです。ユーザーはリース会社とリース契約を結びます。

▼コピー機リースの仕組み

コピー機リースの仕組み

まず、ユーザーは販売店にコピー機導入について相談します。希望の機種が決まったら、ユーザーはリース会社と契約を結びます。その後、リース会社が販売店から購入したコピー機がユーザーのもとに納品されます。ユーザーは月々のリース料金をリース会社に支払います。

オペレーター 杏奈

コピー機リースについては、「コピー機リース」記事「コピー機リースの仕組み・からくり」記事もご参照ください。

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個人事業主は審査に通る?通らない?

コピー機のリース契約では必ずリース会社による「与信審査」があります。リース料金を払える能力があるかどうかを審査されます。

個人事業主でも「事業をしている」実態がある場合、「個人事業主だから」という理由で審査に落とされることはまずありません。

ただ、コピー機のリースは基本的に「事業実態のある法人」に対するものですので、「事業実態のない個人」への審査は通らないことが多いでしょう。

また、法人の審査では屋号や住所、電話番号だけで審査ができる場合も多いですが、個人事業主の場合は、事業の実績や滞納の経験がないことなどを証明する必要があります。

なお、個人事業主か否かは別として、以下のような場合はリース審査で「待った」がかかることが多いため、ご相談ください。

 

▼コピー機・複合機のリース審査に通らない可能性がある事例

  • 赤字経営
  • 個人事業主
  • 創業したばかり

オペレーター 杏奈

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個人事業主がコピー機リースするメリット&デメリット

それでは次に、個人や個人事業主がコピー機リースを選択するメリットとデメリットについてお伝えします。

コピー機リースのメリット

まずは、個人事業主がコピー機をリースで導入する主なメリットを幾つか紹介します。

 

▼個人事業主がコピー機をリースするメリット

  1. 初期費用が安い
  2. 毎月のリース料が一定で計画的なコスト管理が可能
  3. 税金や保険料などの負担がない

リース料は毎月一定の金額となっており、費用が固定されているので、資金運用の計画が立てやすいメリットがあります。また、一括購入と違い高額な初期費用も掛かりません。毎月の支払いを経費で落とすことができるので、煩雑な事務作業をなくすことができます。

コピー機の所有権はリース会社にあり、固定資産税などの税金が掛かることはありません。リース契約には動産保険が適用されるため、自社で保険に入る必要もありません。

個人事業主がリース契約をした時に、いろんなメリットがあるんやな!導入時にまとまった資金を用意せんでもええことは最大のメリットやで。

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

メリットが多いことは魅力的ですが、デメリットも意識しておきましょう。

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コピー機リースのデメリット

次に、個人事業主がコピー機をリースで導入する際のデメリットを幾つか紹介します。

▼個人事業主がコピー機をリースするデメリット

  1. 法人よりも与信審査がやや面倒
  2. リース契約期間中は中途解約ができない
  3. 支払い総額は一括購入より割高になる

与信審査については前述しましたが、個人の場合、法人に比べて与信審査の書類準備はやや面倒です。また、こちらは個人事業主に限ったことではありませんが、毎月支払うリース料金にリース料率が上乗せされるので、買い取りなどで導入するよりも、支払総額は高額になってしまいます。

さらに、こちらも法人と共通ですが、リースの利用期間は平均5年~7年で、原則として途中解約ができません。解約する場合は、多額の残債を一括返済する必要があります。

そのため、事業を5年以上継続するつもりが無い場合や、確実に5年以上事業を継続させる企業体力が無い場合は、コピー機のリース契約は見送ったほうがいいでしょう。

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個人事業主におすすめのコピー機導入方法2選

ベテランGメン園川

ここからは「コピー機リースは向いていないかも…」と不安になられた個人事業主の方のために、個人&個人事業主におすすめのコピー機導入方法2選をお伝えします。

①【レンタル】審査不要でいつでも解約OK!

コピー機の導入手段にはレンタルもあります。リースと比べて契約期間が短いなど、自由度の高い導入方法で、近年では「定額制で刷り放題」など新しいサービスも登場しています。コピー機レンタルのメリットを挙げます。

▼コピー機レンタルのメリット

  1. 審査不要で個人も利用しやすい
  2. 短期OK、いつでも解約可能
  3. 定額利用で予算を立てやすい&リーズナブル
  4. 保険や保守代金も不要

コピー機のレンタルでは、リース契約時のような厳しい与信審査はありません。ただし、担当者の身分証明証など簡易的な書類の提出を求められることはあります。

また、リース契約では5年などの契約期間の縛りがありますが、レンタルの場合は最短で1日からの利用OKという業者もあり、契約期間の縛りはありません。短期契約ができ、いつでも解約できる気軽さが魅力です。「繁忙期だけ利用したい」「事業が軌道に乗るまで利用したい」という期間限定の使い方でもOK!

「印刷し放題」などの定額プランを選べば、毎月の支払いは一定額のみ。コピー機を購入するよりも安価に利用できます。保険や保守代金も基本的に不要としているレンタル業者が多く、故障した場合はレンタル業者の責任で修理してくれます。

個人向けレンタルプリンター記事はこちら

ベテランGメン園川

ただ、もちろんコピー機のレンタルにはデメリットもあります。
▼コピー機レンタルのデメリット

  1. リースと比較すると、月々の支払額はやや高額
  2. レンタルコピー機は、中古で機種を自由に選べない
  3. リース契約時のような素早い保守は期待できない

レンタルはリースに比べて契約期間が短いため、毎月支払う金額はリースよりもやや割高になってしまいます。ただし、プランによってはリースとそれほど変わらない金額でレンタルすることも可能です。

また、リース契約では新品のコピー機を導入しますが、レンタルの場合は基本的に中古のコピー機を利用することになります。レンタル会社の在庫から機種を選ぶことになるので、希望のメーカーや希望の機種など、本来導入したかったコピー機を自由に選ぶことができません。

好きな機種を選べへんのか…。リースとレンタル、どっちがええか検討せなあかんな。

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

そうですね。リースとレンタルのメリット・デメリットをきちんと把握し、コピー機の使用目的や利用頻度、利用期間に合わせて契約方法を選択することが大切です。

個人向けレンタルプリンター記事はこちら

 

②【中古を購入】安い

新品のコピー機に比べてとにかく「安い」のが中古コピー機の魅力。新品コピー機を購入するのはハードルが高い場合も、中古のコピー機なら手が出るかもしれません。リースアップ後のコピー機(5年経過)なら、10万円以下で売買されています。

>>>「中古コピー機の価格相場」記事参照

ただし、中古コピー機を購入する際には、いくつか覚悟しておかないといけない点もあります。

▼中古コピー機購入のデメリット

  1. 保守費用が高い
  2. 不具合が頻繁に起こる可能性が高い

よほど状態の良い中古コピー機でない限り、不具合は頻繁に起こると考えてください。そのため、保守費用も新品より高めです。

業務用コピー機の一般的な保守形態といえば「カウンター保守」ですが、中古コピー機の場合、カウンター保守契約を結べないことも多いでしょう。保守契約を結べない場合は、修理費用は全て実費となるため、高額の修理費がかかる可能性も捨てきれません。

>>>「中古コピー機のデメリット」記事参照

ベテランGメン園川

中古コピー機を購入されるなら、状態の良い中古コピー機を選ぶことが何より重要ですよ。

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個人事業主におすすめのリース機種3選

それでは最後に、個人&個人事業主におすすめのリース機種をご紹介します。今回は、カラーA3複合機の中からピックアップします。

京セラ『TASKalfa 2470ci』

京セラTASKalfa 2470ci

出典:京セラ公式

▼京セラ『TASKalfa 2470ci』のスペック

月額リース料金相場 1万円以下 カウンター料金相場 カラー9.0円/枚、モノクロ0.9円/枚
印刷速度 24枚/分 自動両面印刷
トレイ 1段(550枚)+手差し(100枚) FAX オプション

>>>京セラ『TASKalfa 2470ci』の価格と仕様はこちら

ベテランGメン園川

「リース料金もカウンター料金もおさえたい」という個人事業主さまには、京セラ『TASKalfa 2470ci』がおすすめです!

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シャープ『BP-40C26』

シャープBP-40C26

出典:シャープ公式

▼シャープ『BP-40C26』のスペック

月額リース料金相場 1.4万円程度 カウンター料金相場 カラー13円/枚、モノクロ1.3円/枚
印刷速度 26枚/分 自動両面印刷
トレイ 1段(600枚)+手差し(120枚) FAX

>>>シャープ『BP-40C26』の価格と仕様はこちら

シャープ複合機、コンビニでよく見かけるやろ?使いやすさは抜群やで!

新人Gメン及川

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富士フイルム(ゼロックス)『Apeos C2060』

富士フイルムApeosC2060

出典:富士フイルムビジネスイノベーション公式

▼富士フイルム(ゼロックス)『Apeos C2060』のスペック

月額リース料金相場 1万円程度 カウンター料金相場 カラー14円/枚、モノクロ1.4円/枚
印刷速度 20枚/分 自動両面印刷 オプション
トレイ 1段(600枚)+手差し(110枚) FAX オプション

>>>富士フイルム(ゼロックス)『Apeos C2060』の価格と仕様はこちら

オペレーター 杏奈

「正直、印刷枚数はそれほど多くない」という個人事業主さま!富士フイルムのApeos C2060は、余計な機能をそぎ落とした機種でリース料金もお安くなっていますよ。

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【まとめ】事業実態があれば大丈夫!

今回は、個人事業主や個人でもコピー機のリースは可能かどうかについて解説しました。事業実態さえあれば、個人事業主や個人でもコピー機のリースは可能です。

  • 個人事業主はリース契約が可能だが、事業実態がない場合はリース契約不可
  • 【個人事業主がリース契約するメリット】①初期費用が安い ②毎月のリース料が一定で計画的なコスト管理が可能 ③税金や保険料などの負担がない
  • 【個人事業主がリース契約するデメリット】①法人よりも与信審査がやや面倒 ②リース契約期間中は中途解約ができない ③支払い総額は一括購入より割高になる
  • 【コピー機リース以外の導入方法】①レンタル ②中古を一括購入

「審査が不安」な場合や「事業の継続性が見えない」場合には、コピー機のレンタルや中古コピー機の購入もコピー機の導入方法としてはあり!特にレンタルなら、いつでも解約でき、印刷枚数も気になりません。ぜひご検討ください。

>>>「コピー機のレンタル」をご検討の方はこちらへ

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