『RICHO SP C260L』リコー A4レーザープリンターの口コミ評判と特徴
リコーのレーザービームプリンターから、コンパクトなA4カラー機『SP C260L』を紹介します。安価ながらも標準機能を備えており、スタイリッシュなデザインが人気のエントリーモデルです。
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『RICHO SP C260L』リコーA4レーザープリンターの特徴
機種名 | RICHO SP C260L | 参考価格 | 19,800円(税込) |
発売日 | 2017年6月 | カラー・白黒 | カラー対応 |
対応用紙サイズ | A4まで | 印刷速度(カラー) | A4:20枚/分 |
印刷速度(モノクロ) | A4:20枚/分 | 印刷速度(両面) | A4:12ページ/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ | FAX | ✕ |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ | 128MB | 最大解像度 | 9,600dpi相当×600dpi |
給紙容量 | カセット:270枚×1段 手差しトレイ:1枚 |
装置寿命 | 約9万枚または5年間 |
ウォームアップタイム | 10秒以下(余熱モードから) 30秒以下(電源投入から) |
ファーストプリント | 14秒以下 |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
400×450×320mm | 重量 | 約23.8kg |
印刷速度は一般的なプリンターと同等
毎分20枚の印刷速度は一般的なプリンターと同等クラスです。カラーもモノクロ機も同じ印字速度なので、カラーを使用した文書作成なども問題なく行えます。
おしゃれなコンパクト設計
出典:リコー
『RICHO SP C260L』は、設置場所を選ばないコンパクトな設計です。高さは32cmと、数値上はやや大きさを感じるものの、流線型のボディデザインや白を基調としたデザインが、デスクサイドに置いても圧迫感を感じさせません。
高画質対応の印字
『RICHO SP C260L』では、9600dpi相当✕600dpiの高画質印字が可能です。特に、写真などの印刷で解像度の高さが発揮され、美しく見映えの良い仕上がりになります。
また、トナーは「オイルレストナー」を採用しているため、レーザープリンター特有のテカリも抑えられており、ドキュメントを際立たせることが可能です。
拡大連写機能でポスター作成が可能
こちらは、採用しているメーカーがあまり多くない「ポスター作製機能」です。
1ページのデータを最大9枚の用紙に分割、拡大して印刷することが可能です。A4機でも、疑似的なA3印刷が可能なため、予算や置き場所の都合からA3機を見合わせている方にとって、活躍が期待できる機能ではないでしょうか。
また、A3に限らず、大判プリンターを持っていない場合も、簡易的にポスターの作成などが可能なため、重宝できる機能です(Mac OSは、この機能に非対応です)。
最大3WAY、最大給紙容量820枚
標準の給紙トレイは270枚、手差しトレイには1枚の用紙がセット可能です。さらにオプションの増設トレイを装着することで、最大3WAYとなり、最大給紙容量820枚の大量給紙も可能です。印刷毎に用紙を補給する手間も省けるため、仕事の効率アップに貢献します。
『RICHO SP C260L』リコーA4カラーレーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクやイメージドラムが切れたら実費で購入することになります。
以下、『RICHO SP C260L』のトナー(ドラム一体型)の金額です。
トナー名 | 参考価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナーカートリッジ シアン C200 | 8,900円 | 約2,000ページ印刷可能 |
トナーカートリッジ マゼンタ C200 | 8,900円 | 約2,000ページ印刷可能 |
トナーカートリッジ イエロー C200 | 8,900円 | 約2,000ページ印刷可能 |
トナーカートリッジ ブラック C200 | 7,500円 | 約2,000ページ印刷可能 |
廃トナーボトル C220 | 3,200円 | 約25,000ページ印刷可能 |
※参考価格はリコー公式サイトに記載されている通常価格です。
※ランニングコストは、カラー:約17.2円/枚、モノクロ:約3.9円/枚です。
『RICHO SP C260L』リコー A4レーザープリンターの口コミ評判
ここからは『RICHO SP C260L』の口コミ・評判を紹介します。
コピー機Gメンでは、勤務先でレーザープリンターをお使いの方にアンケートを行いました。使いやすさや印刷の品質など、項目ごとに5点満点で評価を行って頂き、最後に感想をお願いしています。
利用機種:RICHO SP C260L | |||
使いやすさ | 4点 | 印刷の品質 | 4点 |
本体の外観デザイン | 5点 | 壊れにくさ | 2点 |
本体・トナー等の費用 | 3点 | 総合満足度 | 4点 |
クチコミ・感想 | |||
使いやすさは普通のプリンターとあまり変わらない気がします。ただ、私の使い方が悪いのか割りとすぐに紙詰まりを起こしているような気がします。機械のデザインはシンプルなものが好きなので気に入ってます。印刷の仕上がりは、以前使っていたcanonのプリンターより綺麗に仕上がっている気がします。 |
オペレーター 杏奈
元プリンターメーカーの営業マン
スペック的には標準的なA4プリンターと同等程度との印象です。筐体サイズは実測値では30cmオーバーですが、筐体上部を流線形にしたデザインと、前面を白、側面を黒としたカラーリングで、圧迫感を出さないように工夫されています。
おすすめしたいポイントは「拡大連写機能」が付いている点です。無理をして筐体の大きなA3プリンターを買わなくても、疑似的なA3印刷が可能なので、設置場所が限られているオフィスやSOHOやご自宅でフリーランスの仕事をしている方にとって、大きなメリットと言えるでしょう。
一方、注意点は2点あります。
ひとつは、ランニングコストがカラー17.2円、モノクロ3.9円とかなり高い点です。もう一つは、耐久性が9万枚/5年間とそれほど高くないことです。この2点を踏まえると、印刷枚数が1日に50枚~60枚程度のユーザーをターゲットにしていると思います。1日の印刷枚数が100枚を超えるような場合、こちらの機種では5年間の使用に耐えられないので、ご注意下さい。
まとめ
- 印刷速度は20枚/分と一般的なプリンターと同程度
- 筐体サイズはコンパクト
- 拡大連写機能で疑似的なA3印刷が可能
- ランニングコストはカラー:約17.2円、モノクロ:約3.9円/枚と、高めの設定
- 装置の耐久性は5年間で9万枚の耐久設計
- ランニングコストと耐久性から、印刷枚数が1日あたり50~60枚程度のユーザーにピッタリ!
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