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『RICOH SP 3700』リコー A4モノクロレーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典:リコー
今回は、2018年9月発売のリコーA4モノクロレーザープリンター『RICOH SP 3700』を紹介します。
他メーカーも含めたA4モノクロレーザープリンターの人気ランキングは、こちらの記事をご覧下さい。
『RICOH SP 3700』リコー A4モノクロレーザープリンターの特徴
機種名 | RICOH SP 3700 | 参考価格 | 約55,200円 |
発売日 | 2018年9月 | カラー・白黒 | モノクロ限定 |
最大用紙サイズ | A4 | 印刷速度(カラー) | 非対応 |
印刷速度(モノクロ) | 32枚/分 | 印刷速度(両面) | 13枚/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ | FAX | ✕ |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ・RAM | 128MB | 最大解像度 | 1200✕1200dpi |
給紙容量(標準) | カセット:300枚 手差しトレイ:60枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
660枚 |
ウォームアップタイム | 電源投入時:23秒以下、予熱モード時:7.7秒以下、省エネモード復帰時:8.8秒以下 | ファーストプリント | 7.5秒以下 |
機械占有寸法 (幅×奥行×高さ) |
370×392×262mm | 重量 | 約13.0Kg |
※無償保証期間は12ヶ月です。
印刷速度は分速32枚
リコー『SP 3700』は、1分間の印刷速度が32枚と、プリンターとしての性能は非常に高いことが特長です。オフィス用のプリンタ―としてはもちろん、個人からSOHOユーザーにとっても、業務効率UPに貢献してくれる1台です。
ファーストプリントが速い
リコー『SP 3700』はファーストプリントが約7.5秒と速く、急に必要となった書類を印刷する際にも待ち時間のストレスを感じることなく印刷できます。
ウォームアップ時間も短い
本機のウォームアップ時間は他の機種と比べても、速い立ち上がり速度を実現しています。メーカー公称値では、省エネモードからの復帰時間は約8.8秒以下で、予熱モードを使えば約7.7秒以下と、高速復帰が可能です。
本体の耐久性は20万枚
安定した印字速度と印字品質を維持するためには、プリンタ―本体の高い耐久性が不可欠ですが、リコー『SP 3700』は、5年間で最大20万ページの耐久性です。
オフィスや個人などで使用する場合は、1日あたり150枚程度の印刷を行っても5年間使用可能な耐久性を持っているため、安心して使用することが可能です(1ヶ月あたり20日稼働で計算)。
スマートデバイス対応で印刷の幅が広がる
リコー『SP 3700』は、スマートデバイス対応の機種です。android端末からの直接印刷を可能にする『Mopria』に対応している点や、『Googleモバイルプリント』『AirPrint』にも対応しているため、パソコンからの出力に限らず、様々なデバイスからの出力ができ、業務効率が格段に上がります。
フロントオペレーション機構を搭載
出典:リコー
リコー独自のフロントオペレーション機構を搭載しているため、トナーの交換や用紙の補給などを、プリンタ―の前面部から可能となっています。また、トナーと感光体が一体型になった「オールインワントナーカートリッジ」を採用したことで、消耗品の点数も少なくなり、交換の手間や管理の負担も軽減できるようになりました。
機器のリモート管理サービス「@Remote」に対応
出典:リコー
リコーの「@Remote」サービスは、ネットワーク上の出力機器を、より「快適」かつ「安心」して使用できるように、リコーが提供する独自のリモートサービスです。リアルタイムに品質・稼働情報をキャッチすることで、的確&スピーディーなサービスを実現しています。
▼@Remoteサービス内容
- 遠隔診断保守サービス:故障時自動通報、修理依頼通報(マニュアルコール)など、機器の状態をリモートで監視することで適切な保守を実施。
- ご使用状況報告書サービス:利用者の要望に応じて、機器の出力枚数や使用率などを「ご使用状況報告書」としてお知らせしてくれる。
『RICOH SP 3700』リコー A4モノクロレーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクやドラムが切れたら実費で購入します。
以下、『RICOH SP 3700』のトナー(ドラム一体型)の料金です。
トナー名 | 希望小売価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナーカートリッジ 3700H | 27,900円 | 7,000ページ |
トナーカートリッジ 3700 | 16,550円 | 3,500ページ |
※大容量トナーカートリッジ使用時のランニングコストは、モノクロ:約4.0円/枚です。
『RICOH SP 3700』リコー A4レーザープリンターの口コミ評判
ここからは、『RICOH SP 3700』の口コミ・評判を紹介します。
オペレーター 杏奈
新人Gメン及川
元プリンターメーカーの営業マン
「RICOH SP 3700」は、リコーが販売するA4モノクロプリンターです。印刷速度が32枚と可もなく不可もなくといった印刷速度ですが、ファーストプリントやウォームアップ時間はそこそこ速いことが特長です。
また、独自開発のフロントオペレーション機構の搭載、トナードラム一体型の採用など、従来のリコー機と比べると使いやすさを意識した製品だと思います。
しかし、他社との差別化の面では、上記以外で特に秀でた点がなく、製品自体は「無難に仕上げた1台」の印象を受けます。
例えば、他社機などでは操作パネルなどを改良し、ユーザービリティの向上に力を入れていますが「RICOH SP 3700」では、そのような点ありません。
さらに、A4モノクロ機にしては本体価格が非常に高価で、同程度の機種であれば、ブラザーやキヤノンの方がイニシャルコストもランニングコストも安く、あえてリコーを選ぶメリットがあまりないように感じます。
※新しい口コミが届き次第、こちらのページでお伝えします。
まとめ
- リコーの『RICOH SP 3700』は印刷速度は32枚と可もなく不可もなく
- ウォームアップやファーストプリントは速い
- 本体の耐久性は20万枚
- フロントオペレーション機構を搭載
- トナードラム一体型を採用
- リコー独自のリモートサービス「@Remote」に対応
- コスト面では、ブラザーやキヤノンの方が安い