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『RICOH P 500/ P 500M / P 501 / P 501M』リコー A4レーザープリンターの口コミ評判と特徴
出典:リコー
今回は、リコーから2019年4月に発売されたA4カラーレーザープリンター『RICOH P 500/ P 500M / P 501 / P 501M 』を紹介します。
『RICOH P 500 / P501』は、印刷速度やファーストプリントタイムに違いがあります。また『RICOH P 500M』『RICOH P 501M』は、M-Pac保守(カウンター保守)対応です。(本体の仕様は『RICOH P 500』『RICOH P 501』と全く同じ)。
『RICOH P 500/ P 500M / P 501 / P 501M』リコー A4レーザープリンターの特徴
ここでは代表して『RICOH P 501』の仕様を掲載します。
機種名 | RICOH P 501 | 参考価格 | 44,400円(税別) |
発売日 | 2016年6月 | カラー・白黒 | モノクロ専用 |
対応用紙サイズ | A4 | 印刷速度(カラー) | 非対応 |
印刷速度(モノクロ) | 43枚/分 | 印刷速度(両面) | 37ページ/分 |
プリント | ○ | コピー | ✕ |
スキャン | ✕ | FAX | ✕ |
両面印刷 | ○ | Mac対応 | ○ |
メモリ | 2GB | 最大解像度 | 1200✕1200dpi |
給紙容量 | カセット:550枚 手差しトレイ:110枚 |
給紙容量 (オプション最大) |
2,310枚 |
ウォームアップタイム | 電源投入時:13秒 スリープ復帰時:9.2秒 |
ファーストプリント | 4.3秒 |
本体寸法 (幅×奥行×高さ) |
375×412×311mm |
重量 | 約19.3Kg |
※無償保証期間は6ヶ月です。
なお、『RICOH P 500 / P 501』の違いは以下の通りです。
機種名 | 印刷速度/分 | ファーストプリント | エネルギー消費効率 | 騒音 |
P 500 | 片面:35枚 両面:30.5ページ |
4.9秒 | 69kWh/年 | 稼動時:52.7dB 待機時:21.4dB |
P 501 | 片面:43枚 両面:37ページ |
4.3秒 | 87kWh/年 | 稼動時:54.2dB 待機時:20.5dB |
印刷速度、ファーストプリントはA4縦送りの場合です。その他、スリープモード復帰時のウォームアップタイムにも僅かな差があります。
P501は毎分43枚の高速印刷を実現
リコーの『RICOH P 501』は、A4サイズのモノクロ印字速度が毎分43枚と、一般的なプリンターと比較する高速です。また、両面印刷時の印刷速度も毎分37枚と、一般的なプリンターの両面印刷時よりもスピーディーです(『P 500』は印字速度35枚/分、両面印刷時は30.5枚/分)。
LEDヘッドを採用しコンパクト化!高画質印字で故障にも強い
出典:リコー公式サイトより作成
リコーの公称値によると『RICOH P 501』は、設置面積および体積が、同社比73.3%(面積)、66.1%(体積)の小型化に成功しています。
一般的なレーザープリンターは、印刷を行う際の光源に「レーザー光」を使用しています。
レーザー光を使用したプリンターは、比較的簡単に製造できるため、安い価格で販売されています。しかし、安さを最大のメリットとする一方で、部品点数が多いゆえに本体の小型化は難しく、さらに光線がブレるので高画質印字は苦手など、幾つかの課題が残っています。
その点、リコーが採用したLED方式は、光源にLEDヘッドを用いています。
光源と感光体を物理的に近く配置することが可能なため、本体の小型化に成功しており、また、光源が近く光線がブレることなく、高画質な印字が可能です。
もう一つ、駆動部品が少ないことから故障も起こりにくい特長も兼ね備えています。LED方式のプリンターは、まさにレーザープリンターの課題を克服した次世代プリンターと言われています。
M-PaC(エムパック)対応でコピー機との一括管理が可能
『RICOH P 500M / 501M』は、リコーのM-PaC(エムパック)保守に対応した専用モデルです。
M-PaC(エムパック)保守とは、通常のコピー機と同様に、定期交換部品、トナー、保守サービス料金を合算し、1カウントあたりの料金=カウンター料金を支払う保守サービスです。
既にリコーのコピー機を利用している場合など、機器管理の手間を軽減したい場合は『RICOH P 500M / 501M』を選ぶと良いでしょう。
『RICOH P 500/ P 501』リコー A4レーザープリンターのランニングコスト
レーザープリンターは、業務用コピー機・複合機と異なり、カウンター料金が掛かりません。そのため、インクが切れたら実費で購入することになります。
以下、『RICOH P 500/P 501』のトナーとメンテナンス品の金額です(RICOH P 500M / 501M はM-PaC保守のため除く)。
トナー名 | 参考価格(税別) | 印刷枚数の目安 |
トナー P500L | 12,900円 | 約3,000枚 |
トナー P500 | 35,700円 | 約10,000枚 |
トナー P500H | 47,000円 | 約14,000枚 |
ドラム P500 | 16,800円 | 約40,000枚 |
※大容量サイズのトナー使用時は、モノクロ約3.8円のランニングコストです。
『RICOH P 500/ P 500M / P 501 / P 501M』リコー A4レーザープリンターの口コミ評判
ここからは『RICOH P 500/ P 500M / P 501 / P 501M』の口コミ・評判を紹介します。
コピー機Gメンでは、職場でレーザープリンターをお使いの方にアンケートを行っております。現時点では、口コミが集まっていないため、元プリンター販売店勤務の方に、該当機種について話を聞いてみました。
元プリンターメーカーの営業マン
『RICOH P 500/ P 500M / P 501 / P 501M』は、リコーが販売するA4モノクロプリンターで、印刷速度は35枚~43枚と高速印刷が可能なモデルです。
従来のリコー機は多くがレーザー方式でしたが、同機はLED方式を採用しているため、コンパクトなサイズとなっています。しかし、他社との差別化を考えると、印刷速度とLED方式を採用した点以外で、特に秀でたポイントがなく、少しが残念です。
例えば、他社機などでは操作パネルなどをカラーパネルに改良し、ユーザービリティの向上に力を入れていますが同機では、そのような点が見受けられません。
さらに、A4モノクロ機にしては本体価格が高額で、ランニングコストも3円台後半と高めの設定です。同程度の機種であれば、ブラザーやキヤノンの方がイニシャルコストもランニングコストも安く、あえてリコーを選ぶメリットがあまりないように感じます。
※口コミが届き次第、こちらのページでお伝えします。
まとめ
- 『RICOH P 500/ P 500M / P 501 / P 501M』は印刷速度が35枚/分=43枚/分と速い
- LED方式を採用しコンパクト化、高画質化を実現。LED方式により故障にも強くなっている
- 設置面積および体積が、同社比73.3%(面積)、66.1%(体積)の小型化に成功
- コピー機と同様に使えるMモデルも準備している
- ランニングコストは高め
- コストパフォーマンスはあまり良くない