再生機『ApeosPort-VII C2273 R等』富士フイルム(ゼロックス)のリース価格・カウンター料金徹底解剖

再生機『ApeosPort-VII C2273 R等』富士フイルム(ゼロックス)のリース価格・カウンター料金徹底解剖

ベテランGメン園川

この記事では、2024年7月に発売された富士フイルム(ゼロックス)のA3カラー複合機「ApeosPort-VII C R」シリーズのリース価格相場とカウンター料金相場をお伝えします。「ApeosPort-VII C R」シリーズは、2018年発売機種をリユースした「再生機」です!
再生機?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

メーカー責にて中古コピー機を分解・清掃・組み立てしたコピー機で、新品コピー機よりも安いんですよ♪
中古かぁ。

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

いえ、再生機はメーカーから「新品同様」の太鼓判をおされて出荷されています。新品ではありませんが、「新品同様」です。

 

複合機を【格安】でリースする

 

 再生機の『レンタル』を検討中の方!要注意!
「中古の再生機」であるにも関わらず、メーカーから卸したばかりの「新品の再生機」のように見せかけて、月額2,000円~3,000円程度で契約期間5年縛りの格安レンタルを持ち掛ける業者が出没しています。カウンター料金は相場の2~4倍程度(カラー20~40円/枚、モノクロ2~4円/枚)と、非常に高額です。ご注意ください。

 

富士フイルム(ゼロックス)の再生機『ApeosPort-VII C2273 R等』リースの概要

再生機『ApeosPort-VII C2273 R等』富士フイルム(ゼロックス)のリース価格・カウンター料金徹底解剖

ベテランGメン園川

今回は、2024年7月に発売された富士フイルム(ゼロックス)の再生機「ApeosPort-VII C R」シリーズを紹介します。2018年発売の『ApeosPort-VII C』シリーズのリユース部品を使った「再生機」。果たしてその性能や、価格は?

 

 再生機とは?
再生機は、メーカー責にて中古コピー機を分解・清掃・組み立てしたものです。各メーカーによって呼び名は様々で、「リフレッシュド機」「リユース機」「リコンディショニング機」とも呼ばれます。摩耗・消耗部品は交換されており、出荷前の検査では新品同様の評価がつけられます。本体価格は新品複合機よりも安価。部品をリユースして使用することから、新品からの製造と比較して約半分のCO2排出量となり、非常にエコです。

複合機を【格安】でリースする

 

ベテランGメン園川

リユース部品を最大84%使用し、優れた環境性能でCO2の排出量低減に貢献するエコ仕様の複合機です。

まずは、富士フイルム(ゼロックス)の再生フルカラー複合機「ApeosPort-VII C R」シリーズ「1分間の印刷速度」をチェックしてみましょう。

印刷速度は、オフィスに最適な複合機を選ぶうえで重要なポイントです。想定される月間印刷枚数とのバランスを考慮して、オフィスに見合ったコピー機を選びましょう。以下、メーカーや販売店がおすすめしている一般的なバランス表です。

 

コピー機の印刷速度と想定される月間枚数

印刷速度/分 月間の印刷枚数の目安 minimum max
22枚 2,200枚 1,200枚 3,000枚
25枚 2,200枚 1,200枚 3,000枚
28枚 4,000枚 3,000枚 6,000枚
30枚 4,000枚 3,000枚 6,000枚
36枚 6,000枚 5,000枚 8,000枚
45枚 12,000枚 8,000枚 27,000枚
55枚 17,000枚 11,000枚 40,000枚
65枚 21,000枚 15,000枚 50,000枚
75枚 27,000枚 20,000枚 60,000枚

 

「ApeosPort-VII C2273 R」の印刷速度は25枚/分なので、月間印刷枚数が1200~3000枚のオフィスに最適です。

「ApeosPort-VII C R」シリーズには速度違いで「ApeosPort-VII C3373 R」「ApeosPort-VII C4473 R」「ApeosPort-VII C5573 R」「ApeosPort-VII C6673 R」「ApeosPort-VII C7773 R」と計6機種あります。

「ApeosPort-VII C3373 R」は35枚機なので「36枚」の列を、「ApeosPort-VII C4473 R」は45枚機なので45枚の列を参照してください。その他の高速機もそれぞれ55枚、65枚、70枚の列を参考にしてください。

複合機を【格安】でリースする

 

 

富士フイルム(ゼロックス)の再生機『ApeosPort-VII C2273 R等』リース料相場

富士フイルム(ゼロックス)の再生機『ApeosPort-VII C R』シリーズは、オープン価格になっており、代理店・販売店に価格が委ねられています。そのため、ここでは富士フイルム(ゼロックス)の25枚機『Apeos C2571 (Model-PFS)』のリース料の参考価格を見てみましょう。なお、実売価格、実売リース価格(5年)はあくまで参考額です。

 

  Apeos C2571 (Model-PFS)
定価 2,383,000円
実売価格 1,429,800円
実売リース価格(5年) 26,700円
30枚機リース料相場(A3機) 16,300円※カラー30枚機の場合

※実売リース価格にはリース料率が掛かります。

オペレーター 杏奈

富士フイルム(ゼロックス)複合機の価格は、他メーカーと比較すると高めです。が!再生機は、古い部品を再利用しているため、新品のコピー機よりは安くなります。まずはお見積をご依頼ください。相見積にかけることでお安くなります。

複合機を【格安】でリースする

 

カウンター料金相場は?

ベテランGメン園川

カウンター料金には定価がありませんが、メーカーによって「高い」「安い」はあります。富士フイルム(ゼロックス)のカウンター料金は他社より「高い」です。

オペレーター 杏奈

まずは新品コピー機を導入する際の各社のカウンター料金相場をご覧ください。

▼新品コピー機、各メーカーカウンター料金相場

  カウンター料金・モノクロ(目安) カウンター料金・カラー(目安)
京セラ 0.6円 6円
シャープ 0.8円 8円
コニカミノルタ 1.0円 10円
東芝 1.0円 10円
ムラテック 1.0円 10円
富士フイルム(ゼロックス) 1.2円 12円
リコー 1.2円 12円
キャノン 1.2円 12円

 

ベテランGメン園川

『ApeosPort-VII C R』シリーズは再生機です。再生機は「新品同様」とされますが、故障のリスクは新品より高いと言われます。よって、カウンター料金も相場より高いです
え?アカンやん!「新品同様」なんやったらカウンター料金も新品並みにしてくれな!

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

残念ですが、再生機のカウンター料金を新品並みにすると、メーカーは赤字になってしまいます。不具合が起こるたびに修理にいくわけですからね。修理費用を担保するのがカウンター料金なので、再生機のカウンター料金は高く設定せざるを得ないんです!
なんやねん!ソレ。高いってどのぐらい高いねん!?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

カウンター料金については、各販売店の裁量によりますが……カラー25円~40円/枚程度。モノクロ2.0~4.0円/枚程度ですかね~。
ありえへん…。リース料金が少々安ぅても、不具合多いかもしれんくて、カウンター料金も高いって……。

新人Gメン及川

 

複合機を【格安】でリースする

 

富士フイルム(ゼロックス)の再生機『ApeosPort-VII C R』シリーズのスペック情報

 

富士フイルム(ゼロックス)の再生機『ApeosPort-VII C R』シリーズの中から25枚機『ApeosPort-VII C2273 R』のスペックを紹介します。

 

機種名 ApeosPort-VII C2273 R 定価 オープン価格
発売日 2024年7月 カラー・白黒 カラー
最大原稿サイズ A3 印刷速度(カラー) 25枚/分
印刷速度(モノクロ) 25枚/分 コピー
プリント FAX
スキャン フィニッシャー(ホチキスなど
自動両面 Mac対応
メモリ・RAM 4GB HDD容量 160GB
読込解像度 600dpi×600dpi 書込解像度 1200dpi×2400dpi
ウォームアップタイム 36秒 ファーストコピー 8.7秒(カラー)
機械占有寸法(幅×奥行) 1,072 × 723 mm 重量 132kg

※フィニッシャーの△はオプション

複合機を【格安】でリースする

 

富士フイルム(ゼロックス)の再生機『ApeosPort-VII C R』シリーズの性能

ApeosPort-VII CRシリーズ

出典:富士フイルムビジネスイノベーション公式

環境に配慮された再生機『ApeosPort-VII C R』シリーズの性能を確認していきましょう!

 

 

環境負荷低減に!

「ApeosPort-VII C R」シリーズは部品リユース率が最大84 %の資源循環を実現した再生機です。 製品ライフサイクル全体でみると、新品の「ApeosPort-VII C 」と比較してCO2排出量を53%削減しています。

また、業界トップクラスの低温定着性能がある「Super EA-Ecoトナー」を使用することで消費電力を抑えることができます。

 

「省エネ」と「使いやすさ」を両立

「ApeosPort-VII C R」シリーズは、消費電力を抑えつつ効率よく作業できます。

スリープモードからの復帰時間は5秒以下を実現。 人感センサーを搭載し、人の接近を感知して自動的に起動します。

復帰時は必要な機能のみに通電することで省エネ性を向上させ、同時に不要な起動音を抑えることで静粛性も高めています。

 

 

操作しやすい大型タッチパネル

タップやスワイプ操作が可能な10.1インチのタッチパネルを搭載。 よく使う機能をワンタッチで登録できる「アプリ機能」により、個々のユーザーに合わせた操作画面のカスタマイズが可能です。

機能ごとにアイコンと操作画面のカラーが統一されているため、直感的に操作を開始できます。 作業の完了や用紙取り忘れなど、機器の状態を操作パネルの光や音でお知らせする機能も搭載。 使いやすさを追求しています。

 

複合機を【格安】でリースする

 

 

【結論】『ApeosPort-VII C R』シリーズは保守料金に注意!

ベテランGメン園川

今回は、富士フイルム(ゼロックス)の再生機『ApeosPort-VII C R』シリーズのリース価格&カウンター料金相場についてお伝えしました。結論としては、本体価格は多少安いですが、カウンター料金は高めに設定されますので、、、「保守料金(カウンター料金)に注意!」です!

  • 『ApeosPort-VII C R』シリーズは再生機
  • 再生機なので「新品同様」だが、中古部品を8割程度使用しているため、故障率は未知数
  • 中古部品をたくさん使用しているため、リース価格は新品より少し安い
  • 故障率が高いためか、カウンター料金は新品の2倍以上
  • 元は2018年製のコピー機⇒新品同様だが、最新マシンではない

オペレーター 杏奈

再生機よりも新品のほうが圧倒的に使いやすいですし、カウンター料金も安いです。よって、コピー機Gメンでは再生機をおすすめしません。

ベテランGメン園川

再生機については、ちょっと心配な販売手法をとる業者もいます。詳しくは「再生機(リフレッシュ複合機)のウソ・ホント」記事をご参照ください。

 

複合機を【格安】でリースする

 

 

 再生機の『レンタル』を検討中の方!要注意!
「中古の再生機」であるにも関わらず、メーカーから卸したばかりの「新品の再生機」のように見せかけて、月額2,000円~3,000円程度で契約期間5年縛りの格安レンタルを持ち掛ける業者が出没しています。カウンター料金は相場の2~4倍程度(カラー20~40円/枚、モノクロ2~4円/枚)と、非常に高額です。ご注意ください。

*  *  *

    複合機販売店30社以上の中から、好条件の優良販売店2~3社の見積書をコピー機Gメンが厳選し、お客様にメール送付いたします。その中からお客様が契約希望の販売店を選択されて初めて、販売店の営業担当者をご紹介する仕組みです。安心してお見積をご依頼くださいませ。
    電話問合せはこちら 050-7300-2529

    複合機のお見積り依頼はこちら

    複合機情報カテゴリの最新記事