「今までの1/3以下の印刷コスト」
「カウンター料金不要」
「5年保証」
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
HPのA3カラー複合機は、取り扱い販売店の公式サイトに“黒船”として大きく打ち出されています。トナーは購入になりますが、モノクロ0.49円/枚、カラー4.6円/枚と圧倒的な低コスト。本体コピー機のリース料金も月々8,600円~9,600円程度です。
オペレーター 杏奈
コピー機業界の“黒船”HP(ヒューレットパッカード)のA3複合機とは?

HP(ヒューレットパッカード)のA3複合機E786dnと京セラ複合機を比較する前に、まずはコピー機業界の“黒船”と呼ばれるHP(ヒューレットパッカード)のA3複合機E786dnの概要をお伝えします。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
HP(ヒューレットパッカード)のE786dnは、従来の“カウンター保守型複合機”とはまったく異なる立ち位置で登場しました。最大の特徴は、以下の4点です。
-
カウンター料金が不要
-
5年保証付き(5年間、保守料金無料)⇒HPのメーカー保守が基本(当日or翌日保守)
-
純正トナー購入は必要⇒大容量トナーにより低ランニングコスト⇒モノクロ0.49円/枚、カラー4.6円/枚
- コピー機本体のリース料金が安い⇒8,600円~9,600円/月
一般的な業務用複合機の場合、月額リース料金+カウンター料金(カラー〇円/枚、モノクロ〇円/枚)といった料金形態です。カウンター料金を支払うことによって、保守費用が無料になりますが、HPのE786dnはカウンター料金がかかりません。
ただしカウンター料金=0円だからといって、リース代金のみで支払いが完結するわけではありません。カウンター料金の支払いは発生しませんが、初回梱包済みのトナーを使い切った後、純正トナーの購入は必須です。純正トナーを購入することによって、5年保守が可能となる― つまり、キットトナー保守に近いと考えてください。
また、HP(ヒューレットパッカード)のE786dnはリース料金も非常に安いです。2段FAX無しなら5年リースでわずか8,600円/月ほど。4段FAX付きでも同じく5年リースで9,600円/月です。
なお、HP(ヒューレットパッカード)のE786dnの外観デザインはとてもカラフルで従来の日本製コピー機のイメージとは一線を画します↓↓↓

結論:HPは安い場合もあるが、総合的には京セラの方が安い

オペレーター 杏奈
- カウンター単価が0.6円/6円前後なら、京セラが安い
⇒カウンター単価が高め(0.8円/8円)なら、HPが安い - 印刷枚数が増えるほど京セラが安くなる
- 印刷濃度が濃い(写真・ベタ多め)ほど京セラが安い
⇒文字中心・低濃度印刷なら、HPが安い
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
国際標準化機構(ISO)が定めたトナーカートリッジ等の印刷可能枚数を算出する数値。世界共通基準。A4用紙1枚に対して印字部分の面積比が5%に相当するように設定されている。
ISO5%印字率はカタログ値であり、実際の業務資料では印字率が上がるため、1枚あたりコストは上昇する。印刷にグラフ等を用いる場合、各色5%印字率でおさまることはない。実使用ではISO5%(カタログ値)の約7割程度で考えると良い。

HPの印刷コストを実務レベルに落とし込むとこうなります↓↓↓
- 【ISO5%(カタログ値)】モノクロ0.49円/枚、カラー4.6円/枚
⇒
【実務レベル】モノクロ0.70円/枚、カラー6.57円/枚 - 【ISO5%(カタログ値)】ブラックトナー:29,000枚/本、カラートナー各色:24,000枚/本
⇒
【実務レベル】ブラックトナー:20,300枚/本、カラートナー各色:16,800枚/本
京セラ複合機のカウンター料金に定価は無いため、一概にどちらが安いとは言えませんが、コピー機Gメン実績による京セラのカウンター料金相場はカラー6円/枚、モノクロ0.6円/枚です。相場並みのカウンター料金なら、HPの印刷コストよりも安くなります。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
- 【ISO5%(カタログ値)】モノクロ0.49円/枚、カラー4.6円/枚
⇒
【実務レベル】モノクロ0.98円/枚、カラー9.20円/枚 - 【ISO5%(カタログ値)】ブラックトナー:29,000枚/本、カラートナー各色:24,000枚/本
⇒
【実務レベル】ブラックトナー:14,500枚/本、カラートナー各色:12,000枚/本
ベタ塗り多め、写真印刷多めでの印刷の場合は、京セラ複合機のカウンター料金(相場:カラー6円/枚、モノクロ0.6円/枚)のほうがはるかに安くなります。
5年で総額いくら?HP v.s. 京セラ複合機 シミュレーション
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
HPのA3複合機 E786dn、京セラA3複合機TASKalfa MZ2501ciのリース料金と印刷コスト
| HPのA3複合機E786dn | 京セラA3複合機TASKalfa MZ2501ci | |
| 月額リース料金相場(5年リース想定) |
8,600円~9,600円/月 ※1 |
約9,800円~10,500円/月 ※2 |
| 印刷コストorカウンター料金相場 | 【ISO5%(カタログ値)】 モノクロ0.49円/枚、カラー4.6円/枚 ブラックトナー:29,000枚/本、カラートナー各色:24,000枚/本 【実務レベル、7割】 |
カラー6~7円/枚、モノクロ0.6~0.7円/枚 カウンター最低料金:1,000円 ※2 |
※1:HPのE786dnリース料金に関しては、株式会社サガスを参考にしており、定価ではありません。2段FAX無し(8,600円)、2段FAXあり(9,100円)、4段FAX無し(9,200円)、4段FAXあり(9,600円)です。
※2:京セラTASKalfa MZ2501ciリース料金相場&カウンター料金相場に関しては、コピー機Gメンの実績値を参考にしており、定価ではありません。
【印刷枚数別】HP E786dn v.s. 京セラTASKalfa MZ2501ciの5年総額を徹底比較
ここからいよいよ本論。HP E786dnと京セラTASKalfa MZ2501ciをそれぞれ5年リースした際、月間印刷枚数100枚、1,000枚、1,500枚、2,000枚、3,000枚なら総額はどうなるか?確認していきましょう。
なおここでは、カラー:モノクロの比率を1:2とし、HPの印字濃度は一般的なビジネスシーンを想定し、7割に設定します。

月間1,000枚の場合(カラー:モノクロ=1:2と仮定)
| 構成 | HP 5年総額(リース料金総額+トナー代+初期設置費用) |
京セラ 5年総額(リース料金総額+カウンター料金総額) |
差額(HP-京) |
|---|---|---|---|
| 4段+FAX | 856,902円 | 773,892円 | +83,010円 |
| 4段 | 832,902円 | 737,892円 | +95,010円 |
| 2段+FAX | 826,902円 | 767,892円 | +59,010円 |
| 2段 | 796,902円 | 731,892円 | +65,010円 |
新人Gメン及川
月間1,500枚の場合(カラー:モノクロ=1:2と仮定)
| 構成 | HP 5年総額(リース料金総額+トナー代+初期設置費用) |
京セラ 5年総額(リース料金総額+カウンター料金総額) |
差額(HP-京) |
|---|---|---|---|
| 4段+FAX | 880,170円 | 846,000円 | +34,170円 |
| 4段 | 856,170円 | 810,000円 | +46,170円 |
| 2段+FAX | 850,170円 | 840,000円 | +10,170円 |
| 2段 | 820,170円 | 804,000円 | +16,170円 |
ベテランGメン園川
月間2,000枚の場合(カラー:モノクロ=1:2と仮定)
| 構成 | HP 5年総額(リース料金総額+トナー代+初期設置費用) |
京セラ 5年総額(リース料金総額+カウンター料金総額) |
差額(HP-京) |
|---|---|---|---|
| 4段+FAX | 990,804円 | 918,108円 | +72,696円 |
| 4段 | 966,804円 | 882,108円 | +84,696円 |
| 2段+FAX | 960,804円 | 912,108円 | +48,696円 |
| 2段 | 930,804円 | 876,108円 | +54,696円 |
新人Gメン及川
月間3,000枚の場合(カラー:モノクロ=1:2と仮定)
| 構成 | HP 5年総額(リース料金総額+トナー代+初期設置費用) |
京セラ 5年総額(リース料金総額+カウンター料金総額) |
差額(HP-京) |
|---|---|---|---|
| 4段+FAX | 1,124,706円 | 1,062,000円 | +62,706円 |
| 4段 | 1,100,706円 | 1,026,000円 | +74,706円 |
| 2段+FAX | 1,094,706円 | 1,056,000円 | +38,706円 |
| 2段 | 1,064,706円 | 1,020,000円 | +44,706円 |
オペレーター 杏奈
超少枚数(月100枚)(カラー:モノクロ=1:2と仮定)
| 構成 | HP 5年総額 | 京セラ 5年総額 | 差額(HP-京) |
|---|---|---|---|
| 4段+FAX | 734,634円 | 690,000円 | +44,634円 |
| 4段 | 710,634円 | 654,000円 | +56,634円 |
| 2段+FAX | 704,634円 | 684,000円 | +20,634円 |
| 2段 | 674,634円 | 648,000円 | +26,634円 |
ベテランGメン園川
オペレーター 杏奈
カウンター単価がいくら以上ならHPのほうが得?

オペレーター 杏奈
ここまで5年総額で比較してきましたが、元とするカウンター料金単価は「カラー6円/枚」「モノクロ0.6円/枚」でした。
「カラー6円/枚」「モノクロ0.6円/枚」は、コピー機Gメンにお問い合わせいただいたお客様へお出しする見積にはよく見られる数字ではあります。が、全てのお客様にご提供できるわけではございません。
「カラー6円/枚」「モノクロ0.6円/枚」は、京セラ複合機のカウンター単価としては非常に安価な部類に入ります。他の販売店で京セラ機の購入を検討されている場合、残念ながらもう少し高いカウンター単価になってしまうこともあるでしょう。
そこで、月1,500枚(モノクロ1,000/カラー500)を基準に、何円からHPがお得になるのかを算出しました。カラー8円/枚、モノクロ0.8円/枚以上の見積しか出ない場合は、HPのE786dnも検討する余地があります。
エントリーモデルのE785dn|割高になるのでおすすめしない

HPのA3複合機で「カウンター不要」「低単価」と話題の機種がもう一つあります。E785dnです。
オペレーター 杏奈
E785dnはE786dnより月々のリース料金は安いですが、E786dnよりナー容量が小さく、印刷枚数が多くなればなるほどコストがかかります。
E785dnのトナー公称枚数は、以下の通りです。
- モノクロ:約12,500枚
- カラー各色:約10,000枚
E785dnの印刷コスト(5%印字濃度)
- モノクロ:1.95円/枚
- カラー14円/枚
実務レベルで7割想定にすると、ブラック約8,750枚、カラー約7,000枚。印刷単価はブラック約2.79円/枚、カラー約20円/枚になります。
例えば、月1,500枚(カラー1:モノクロ2)の場合、5年間で必要になるブラック消費は約90,000枚です。E785dnでは、90,000 ÷ 8,750 ≒ 10本以上が必要になります。カラーも同様に本数が増え、トナー購入回数が一気に増えます。
リース料金とトナー交換費用も含めた5年総額をみると、E785dnでは最安構成でも約113万円~123万円です。同条件での京セラ(約85万円)やE786dn(約82~88万円)より大幅に高くなってしまいます。
新人Gメン及川
機能面の違いは?HPのE786dnと京セラTASKalfa MZ2501ciを比較
最後にHPのA3複合機E786dnと京セラのA3複合機TASKalfa MZ2501ciの機能を比較しておきましょう。
どちらもビジネスシーンで役立つ最新のA3カラー複合機ですが、総合的な業務用複合機としての完成度は京セラ複合機のほうが優れています。シンプルな運用を目指す場合は、HPのA3複合機もおすすめです。
OCR・スキャン機能

HP複合機はFutureSmartのバージョン条件付きでOCR対応可能です。基本的な業務スキャンには問題ありません。
一方、京セラ複合機は「業務向けOCR」「文書管理システムとの連携」「社内ワークフロー対応」等、法人用途での拡張性が非常に高いです。
HPと京セラを比較すると、スキャン機能自体に大差はありませんが、「業務連携」まで踏み込むなら京セラが上と言えます。
フィニッシャー拡張性

京セラは以下のフィニッシャーをオプションで追加できます。
-
ステープル
-
中綴じ
-
パンチ
-
排紙オプション
従来型オフィス複合機としての拡張性が高い設計です。
一方、HPの複合機のオプション構成はシンプル。ステープル機能や中綴じ機能を選択できません。大量配布資料や冊子製本を多用する企業では、京セラのほうが柔軟です。
HPの保守体制について|当日?翌日?本当に安心?
HPのE786dnは「カウンター料金不要」「5年保証付き」と打ち出されています。では、実際の保守体制はどうなっているのでしょうか。
保守プランは「当日保守」または「翌日保守」
HPの保守は全国対応です。保守プランは大きく分けて、当日保守と翌日保守の2パターンあります。
リース料金の中に保守費用が組み込まれており、当日保守プランのほうが若干リース料金は高く設定されています。ただし、地域によっては「翌日保守のみ」になる場合もあります。全国対応とはいえ、エリアによる制限がある点は確認しておくべきでしょう。
5年保証=完全無料ではない
HPのE786dnは「5年保証が無償で付いてくる」かのようですが、リース料金の中に保守料金が組み込まれていることに加え、実際のところは「純正トナーの購入が前提」となっています。
つまり、仕組みとしては業務用複合機によくある「キットトナー保守」に近いと考えてください。トナーを購入することで保守が維持されるモデルであり、完全な“ノーコスト保守”ではありません。
保守を担当するのはHPのメーカーサポート
保守を担当するのは、全国に展開するHPのサポート網です。HPはもともとパソコンやプリンターのサポートを得意とするメーカー。パソコンの保守を得意とするHPのサポートスタッフが、A3複合機の保守も担当します。
HPのメーカー保守拠点は全国に点在していますが、決して数は多くありません。自社の近くにHPのメーカー保守拠点があるかどうか、ぜひHPの公式サイトでご確認ください。⇒HPの公式サイトで保守可能かどうか確認する
ベテランGメン園川
まとめ|どんな会社にHPが向いているか?

HPのE786dnは、いわば「合理型」の複合機。向いているのは、次のような会社です。
- 印刷濃度が低め(文字中心)
写真やベタ印刷が少なく、ISO5%濃度に近い印字率で使える業種。 - カウンター保守料金が高めに出てしまう会社
目安としては、モノクロ0.8円/枚・カラー8円/枚以上になるなら、HPが安い - 複合機の用途が限定的な会社
2段構成で十分、フィニッシャー不要、連携機能も不要 - 自社でトナー管理ができ、翌日対応でも問題ない会社
複合機が止まっても業務に大きな影響が出にくい会社向け
逆に、京セラの複合機が向いているのは以下のような会社です。
- カウンター単価が安い場合
目安としては、モノクロ0.6円/枚・カラー6円/枚 - 写真・ベタ印刷が多い業種
カラー濃度が高い場合は京セラがお得 - トナー管理を自社でやりたくない会社
カウンター保守は、トナー自動配送・保守込み - フィニッシャーや業務連携が必要な会社
冊子作成、中とじ、パンチ、ワークフロー連携など、拡張性重視なら京セラ
- 複合機が止まると業務に大きな支障が出る会社
A3業務機としての実績・保守ノウハウの蓄積という点では京セラのほうが安心感あり
ベテランGメン園川
オペレーター 杏奈
相見積の手間をゼロに!コピー機Gメンが徹底サポート
ベテランGメン園川
「コピー機Gメン見積取りまとめサービス」の仕組みを解説!
※注:お急ぎの場合や、メーカー指定がある場合、地域、希望条件によっては、2~3の販売店をお客様に直接紹介する場合もあります。
コピー機Gメンでは、2021年より「見積取りまとめサービス」を開始しました。従来型比較見積のデメリットである「販売店との面倒なやり取り」を無くす、画期的なシステムです。
お客様のご希望をGメンスタッフがヒアリングし、その結果をもとに適切な販売店からまとめて見積を取り寄せます。
見積の中で気に入った案件がある場合は、お客様からコピー機Gメンにご連絡いただき、その後、販売店とお客様をお繋ぎします。
見積の中で気に入った案件が無い場合は、販売店とお客様をお繋ぎすることはございません。
オペレーター 杏奈
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
「コピー機Gメン見積取りまとめサービス」の口コミ評判は?
「コピー機Gメン見積取りまとめサービス」へのご感想は、「お客様の声」ページに記載しております。おかげ様で多くのお客様にご満足いただいております。また、弊社のGoogleマップへの口コミも多数いただいております。ぜひ参考にしてください!

