【ネットワークの設定方法】リコーのコピー機のネットワークの設定方法を解説!

【ネットワークの設定方法】リコーのコピー機のネットワークの設定方法を解説!

リコーのコピー機のネットワークの設定方法って?

 

 

インターネットを光回線に変えたんやけど、リコーのコピー機で印刷がでけへんようになってもうた!インターネットの設定とかせなあかんの?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

はい。インターネット環境が変わった場合、コピー機やパソコンでインターネットの設定を行う必要があります。

 

そこで今回は、リコーの複合機のネットワークの設定手順をお伝えします。難しい部分もあるので分からなくなった場合は、メーカーや販売店に問い合わせましょう。

 

複合機を【格安】でリースする

 

ネットワーク設定の手順

  1. パソコンで設定に必要な情報を確認する
  2. コピー機の「IPアドレス(IPv4アドレス)」「サブネットマスク」を設定する
  3. コピー機の「IPv4ゲートウェイアドレス」を設定する
  4. コピー機の「DNSサーバー」を設定する

 

ああ、もう分からん。頭がパンクやで。

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

専門用語が並ぶと難しそうに見えますよね。1つずつ丁寧に説明します!

 

【手順①】パソコンで設定に必要な情報を確認する

まずは、設定する際に必要となる新しいネットワークの「IPアドレス(IPv4アドレス)」「サブネットマスク」「IPv4ゲートウェイアドレス」「DNSサーバー」をパソコン上で確認します。

 

情報を確認するために、パソコンに指示を出すコマンド(命令文)を用いて、Windowsの操作などをする「コマンドプロンプト」を使用します。パソコンのキーボードにある[Windows]キーを押しながら [R] キーを押し、[ファイル名を指定して実行]のテキスト欄に「cmd」と入力してください。

 

コマンドプロンプト画面に「ipconfig」と入力し、[Enter] キーを押した後、表示される各項目の横に記載されている値(例:192.○○○.○○○など)が必要な番号です。

 

コマンドプロンプトってかっこええな…

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

インターネットの設定をする際にはコマンドプロンプトを使用することが多いので、慣れておくと便利です。

 

なお、【手順②】以降はコピー機本体を操作して設定を行いますが、ボタンやタブの名称、操作方法などはコピー機の機種によって異なります。ここでは、その一例を紹介します。

 

【手順②】コピー機の「IPアドレス(IPv4アドレス)」「サブネットマスク」を設定する

 

  1. [初期設定] のアイコンを選択する(本体操作パネル上に操作キーがある機種では[初期設定/カウンター]ボタンを押して3に進んで下さい)。
  2. [本体初期設定] を選択する。
  3. [システム初期設定] を選択する。
  4. [インターフェース設定] のタブを選択する。
  5. [本体IPv4アドレス] を選択する。
  6. [本体IPv4アドレス] の[変更]を押し、コピー機のIPv4アドレスを本体の操作パネルのテンキーで入力し、テンキーの[#]、または画面の[#]を押す。
  7. 「サブネットマスク」の[変更]を押し、IPv4アドレスを設定したときと同様に、サブネットマスクを本体の操作パネルのテンキーで入力し、テンキーの[#]、または画面の[#]を押す。
  8. [設定] を押して完了。

 

オペレーター 杏奈

5番の[本体IPv4アドレス]について補足します。

 

既にIPアドレスが設定されている場合、[本体IPv4アドレス]の欄に表示されている値が現在のIPアドレスです。

IPアドレス(IPv4アドレス)とは、インターネットに接続されたパソコンなどの機器が持っている番号のことです。「インターネットの住所」と例えられることもあり、IPアドレスによって参照元であるパソコンの位置やデータの送信先を把握することができます。

 

6番、7番についても補足を頼むで!

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

分かりました。ここは複雑なので、画像を使って説明します。

 

まずは6番の「本体IPv4アドレス」ですが、画像では例として「192.168.1.100」の数値を入力していますが、各自のコピー機のアドレスを入力します。入力はテンキーで行います。

 

リコー設定手順出典:リコー

 

続いて7番のサブネットマスクについて説明します。

 

サブネットマスクとは、ネットワークの範囲を定義するためのものです。

 

こちらも例として「255.255.255.0」の数値を入力していますが、各自のサブネットマスクをテンキーで入力します。

 

リコー設定手順

 

以上で、【手順②】が終了です。続いて【手順③】を行います。

 

複合機を【格安】でリースする

 

【手順③】コピー機の「IPv4ゲートウェイアドレス」を設定する

 

  1. 【手順②】の1~4の操作をし、[IPv4ゲートウェイアドレス]を選択する。
  2. IPv4ゲートウェイアドレスを本体の操作パネルのテンキーで入力し、テンキーの[#]、または画面の[#]を押す。
  3. [設定]を押して完了。

 

ゲートウェイとは、異なるインターネット同士を接続するためのものです。

 

【手順④】コピー機の「DNSサーバー」を設定する

 

  1. 【手順②】の1~4の操作をし、[DNS設定]を選択する。
  2. 「DNSサーバー1」の[変更]を選択する。
  3. [接続テスト]を押し、「サーバーとの接続に成功しました。」と表示されたら[確認]を押す。
  4. [設定]を押して完了。

 

DNSサーバーは人が使う言葉(ドメイン名)とパソコン(IPアドレス)の間の翻訳機の様な役割を果たしています。

 

インターネットの設定が終了したら、パソコンにコピー機のプリンタードライバーをインストールすることで、印刷することができるようになります。

 

やっと印刷できそうやわ!おおきに!

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

設定は完了しましたが、プリンタードライバーをインストールしても印刷できない場合もあるので注意が必要です。

 

複合機を【格安】でリースする

 

プリンタードライバーをインストールしても印刷できない場合

コピー機とパソコンを繋いでいる「プリンターポート」が正しく設定されていない可能性があります。これから、パソコン上で設定する方法について説明します。

 

  1. 「スタートボタン」を押し、「コントロールパネル」を検索して起動させる。
  2. 「デバイスとプリンターの表示」を選択。
  3. 使用したいプリンターのアイコンを右クリックし、「プリンターのプロパティ」を開く。
  4. 「ポート」タブを選択。
  5. ポート一覧で違うプリンターが選択されている、もしくはチェックが入っている場合は使用したいプリンターのIPポートを選択し直す。
  6. 右下の「適用」をクリックし「OK」をクリックして設定完了。

 

最後まで気抜けんのやな…!

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

そうなんです!上記の設定をしても印刷できない場合は、メーカーや販売店に問い合わせましょう。

 

複合機を【格安】でリースする

 

まとめ

  • オフィスの回線を変更した場合は設定が必要
  • コピー機の「IPアドレス」「サブネットマスク」「IPv4ゲートウェイアドレス」「DNSサーバー」を設定する
  • IPアドレス(IPv4アドレス)はインターネットの住所のこと
  • プリンタードライバーをインストールしても印刷できない場合は、パソコン上でプリンターポートが正しく設定されているか確認する
  • それでも印刷できなければメーカーや販売店に問い合わせを!

 

複合機を【格安】でリースする

 

複合機の機能カテゴリの最新記事