コニカミノルタの複合機でスキャンする方法は?

新人Gメン及川
オペレーター 杏奈
今回は、コニカミノルタ複合機の中でも人気モデルの「bizhub C360 i / C300 i / C250 i / C361 i / C301 i / C251 i」のスキャン方法や設定方法について説明します。なお、操作画面や手順は機種・ファームウェアによって異なる場合があります。
▼コニカミノルタ複合機「bizhub C360 i / C300 i / C250 i」の特徴は?
スキャン機能を利用するには、複合機が社内ネットワークへ接続されていることに加え、利用するスキャン送信方法(E-mail送信やSMB送信など)に応じた設定が必要です。それでは、スキャンの送信⽅法の種類と、それぞれの準備をチェックしていきましょう。
E-mail送信
E-mail送信とは、複合機で読み取った原稿をパソコンで閲覧できる形式に変換し、メールの添付ファイルとして特定のアドレスに原稿データを送信する機能です。
準備1:E-mail送信機能を設定する
E-mail送信を利用するためには、複合機のE-mail送信機能を使用できる状態にします。これは、複合機の管理者による設定作業で、パソコンのWebブラウザーから行うことができます。
- Webブラウザーのアドレスバーに複合機のIPアドレスを入力して、Web Connectionを開く
例) https://192.168.1.100 - [ユーザー種類]で[管理者]を選択し、パスワードを入力して[ログイン]をクリックする
- [ネットワーク]→[E-mail設定]→[E-mail送信(SMTP)]を選択し、SMTPサーバーの設定を行う
[E-mail送信設定]:オンにする
[E-mail送信]:オンにする
[SMTPサーバーアドレス]:メールサーバー(SMTP)のアドレスを入力する
ホスト名の例) host.example.com
IPアドレス(IPv4)の例) 192.168.1.1
[ポート番号]:メールサーバーの指定に従いポート番号を変更する
例)25 465 587
[SSL/TLS設定]:メールサーバーとの通信の暗号化方法SMTP over SSLまたはStart TLSを選択する(初期値:[使用しない])
[ポート番号(SSL)]:SMTP over SSLを選んだ場合に必要に応じて設定する(初期値:[465]) - メールサーバーでSMTP認証(複合機がメールサーバーへ接続する際に、ユーザーIDとパスワードで認証を行う機能)が必要な場合は、[E-mail送信(SMTP)]の[詳細設定]を選択して、SMTP認証を使うための設定をする
[SMTP認証]:オンにする(初期値:オフ)
[SMTP認証方式設定]:認証方式を選択する
[ユーザーID]:ユーザーIDを入力する
[パスワード]:SMTP認証用のパスワードを入力する[認証設定]:[ユーザーID]と[パスワード]で入力した値をSMTP認証情報として使う場合は、初期値:[設定値を使用]のままとする
- 画面を戻って、[環境設定]→[本体登録]→[管理者登録]を選択し、[E-mailアドレス]を入力する ※1
※1 入力したメールアドレスが、E-mail送信時の送信元アドレスになります
準備2:複合機のアドレス帳に宛先を登録する
次に、複合機のアドレス帳に必要な利用者の宛先を登録します。
- ホーム画面から[設定メニュー] →[ユーティリティ]→[宛先登録]→[短縮宛先]→[新規登録]を開く
- [機能から選択]で[E-mail宛先]を選択する
- 宛先情報を入力して[OK]ボタンを押す
[登録No.]:任意の番号 [空き番号を使う]を指定すると自動採番される
[登録名称]:複合機に表示させる宛先名
[登録名ふりがな]:登録名のふりがな
[検索文字]:登録名を検索するための文字
[E-mail宛先]:宛先のメールアドレス - ホーム画面から[設定メニュー] →[ユーティリティ]→[宛先登録]→[E-mail件名]を開く ※1
- 件名一覧で未登録の番号を指定して、[編集]を選択する。
- 定型文として登録したいE-mailの件名を入力する
- ホーム画面から[設定メニュー]→[ユーティリティ]→[宛先登録]→[E-mail本文]を開く
- 定型文として登録したいE-mailの本文を入力する
※1 手順4~8は必須ではありません。必要に応じて設定してください。
E-mail送信の方法
- 複合機に原稿をセットする
- ホーム画面にある[スキャン(メール送信)]ボタンを押す
- 宛先を選択する ※1
- 送信オプションを設定する ※2
- [スタート] ボタンを押す
※1 E-mail送信の準備で[E-mail宛先]を登録していない場合は、[+]ボタンを押してメールアドレスを直接入力します。
※2 カラーかモノクロ、解像度、両面・片面設定、データを圧縮できるコンパクトPDFなどファイル形式への変換、ファイル名の変更などを設定することが可能です。
新人Gメン及川
オペレーター 杏奈
SMB送信
SMB送信とは、パソコンで作成した「共有フォルダー」に原稿データを送信できる機能のことです。スキャンデータは全てフォルダに保存されるので、管理がしやすいだけでなく、複数人とデータを共有したい場合に便利です。
こちらの方法での準備作業は以下の通りです。Windows 11のパソコンを例に手順を説明します。
- スキャン設定に必要な情報を調べる
- パソコン上に共有フォルダーを作成する
- 複合機のアドレス帳に宛先を登録する
準備1:スキャン設定に必要な情報を調べる
スキャンの設定に必要な情報を事前に把握しておきます。まずは、パソコンの「コンピューター名」を調べます。
- [スタート]ボタンをクリックし、[設定]を開いて左側のメニューから[システム]を選択する
- システム画面の下部にある[バージョン情報]を選択する
- [デバイス情報]の中の[デバイス名](=コンピューター名)をメモする
- [デバイス情報]の中の[システムの詳細設定]をクリックする
- 開いたウィンドウの[コンピューター名]タブを選択し、[フルコンピューター名]をメモする ※1
- 同じ[コンピューター名]タブに[ドメイン]が表示されている場合はメモする ※2
※1 ドメイン環境では必要になる場合があります。
※2 [ドメイン]ではなく[ワークグループ]と表示されていれば、ドメインに参加していないPCです。
次に、パソコンの「ログインユーザー名」と「ログインパスワード」を確認します。パソコンを起動した際に入力するユーザー名が「ログインユーザー名」で、パスワードが「ログインパスワード」です。普段はパスワードでなくPINでログインしている場合でも、ここで必要なのはパスワードです。
準備2:パソコン上に共有フォルダーを作成する
- [スタート]ボタンをクリックし、[設定]を開いて左側のメニューから[ネットワークとインターネット]を選択する
- 接続方法(Wi-Fi または イーサネット)をクリックする
- 現在接続しているネットワーク名(SSID)をクリックする
- [ネットワークのプロファイルの種類]で[プライベートネットワーク]が設定されていることを確認する ※1
- [ネットワークとインターネット]に戻り、[ネットワークの詳細設定]を選択する
- [共有の詳細設定]を選択する
- [プライベートネットワーク]の[ネットワーク検索]をオンにする
- [プライベートネットワーク]の[ファイルとプリンターの共有]をオンにする
- 任意の場所に新規フォルダを作成し、半角英数字でフォルダ名をつける ※2
- 新規作成したフォルダを右クリックし、[プロパティ]を選択する
- [共有]タブを選び、[詳細な共有]をクリックする
- [このフォルダーを共有する]の横にあるボックスにチェックし、[アクセス許可]を選択する
- [Everyone のアクセス許可]の欄にある[変更]の[許可]のボックスをチェックし、[適用]をクリックした後[OK]をクリックする ※3
- [共有]タブを開いて、[共有]ボタンをクリックする
- ドロップダウンリストにある[Everyone]を選択して[追加]ボタンをクリックする
- [共有]ボタンをクリックした後[終了]ボタンをクリックする
- [セキュリティ]タブを開いて、[グループ名またはユーザー名]にある[Everyone]を選択して[編集]ボタンをクリックする
- [Everyone のアクセス許可]の欄にある[変更]の[許可]のボックスをチェックし、[適用]ボタン、[OK]ボタンをクリックする
- [プロパティ]を閉じる
※1 パブリックネットワークが設定されている場合、利用者の判断で変更せず、システムを管理している担当者にプライベートネットワークへの変更可否を確認してください。
※2 フォルダーの作成場所は、デスクトップ上でも問題ありません。
※3 手順13~18は、社内LAN上のほかのユーザーからも共有フォルダーにアクセスできる設定です。セキュリティを重視する場合は、Everyoneではなくスキャン専用ユーザー、または利用するユーザーだけにアクセス権を付与してください。
準備3:複合機のアドレス帳に宛先を登録する
- 複合機のホーム画面から[設定メニュー] →[ユーティリティ]→[宛先登録]→[短縮宛先]→[新規登録]を開く
- [機能から選択]で[SMB宛先]を選択する
- 宛先情報を入力して[OK]ボタンを押す
[登録No.]:任意の番号 [空き番号を使う]を指定すると自動採番される
[登録名称]:複合機に表示させる宛先名
[登録名ふりがな]:登録名のふりがな
[検索文字]:登録名を検索するための文字
[ホストアドレス]:上記で調べたコンピューター名またはフルコンピューター名 ※1
[ファイルパス]:上記で作成した共有フォルダー名 ※2
[ユーザーID]:上記で調べたログインユーザー名
[パスワード]:上記で調べたログインパスワード
※1 ドメイン環境の場合はフルコンピューター名を入力します。コンピューター名、フルコンピューター名で指定できない場合は、IPアドレスを入力します。
※2 共有フォルダー内のフォルダーに保存する場合は、共有フォルダー名¥共有フォルダー内のフォルダー名を入力します。 例)scan\data1
新人Gメン及川
オペレーター 杏奈
SMB送信の方法
- 複合機に原稿をセットする
- ホーム画面にある[スキャン(PCへ送信)] ボタンを押す
- 宛先を選択する
- 送信オプションを設定する ※1
- [スタート] ボタンを押す
※1 カラーかモノクロ、解像度、両面・片面設定、データを圧縮できるコンパクトPDFなどファイル形式への変換、ファイル名の変更などを設定することが可能です。
新人Gメン及川
オペレーター 杏奈
その他の送信方法
スキャンしたデータの送信は、他にも幾つかの方法があります。
FTPサーバーに送信
複合機で読み取った原稿データをパソコンで閲覧できるファイル形式に変換し、FTPサーバーにアップロードする方法です。
FTPサーバーにアップロードしたデータは、パソコンからダウンロードができるので、情報を共有したい場合に向いています。
WebDAVサーバーに送信
複合機で読み取った原稿データをパソコンで閲覧できるファイル形式に変換し、WebDAVサーバーにアップロードする方法です。
日頃から、SharePointやNASなどWebDAV対応サーバーを利用している環境では便利な送信方法です。
複合機のボックスに送信
複合機で読み取った原稿データを、複合機の本体に搭載されているボックス上で保存する方法です。
保存したデータは複合機からはもちろん、パソコンからの操作でも、自由に印刷や送信をすることができます。
新人Gメン及川
オペレーター 杏奈
スキャンできない場合の問い合わせ先は?
操作方法については、販売店にお問い合わせください。販売店の連絡先が不明な場合は、コニカミノルタジャパンのお客様相談室でも問い合わせを受け付けています。連絡先や対応時間は以下の通りです。
| コニカミノルタジャパン お客様相談室 | Tel 0120-805039 |
| 対応時間 | 月曜~金曜 9:00~12:00/13:00~17:00 (土日祝祭日および年末年始・休業日を除く) |
まとめ
- コニカミノルタの複合機でスキャン送信する⽅法は様々あるが、事前に設定が必要
- スキャン方法には「E-mail送信」「SMB送信」「FTPサーバーに送信」「WebDAVサーバーに送信」「複合機のボックスに送信」がある
- 「E-mail送信」と「SMB送信」の送信方法はほぼ同じだが、「SMB送信」をする場合には、パソコンに共有フォルダーの作成が必要
- 「SMB送信」の準備をする際に必要なパソコンの情報は「コンピューター名」「ログインユーザー名」「ログインパスワード」「共有フォルダー名」
- スキャンができなかった場合は販売店やメーカーに問い合わせる
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ベテランGメン園川
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※注:お急ぎの場合や、メーカー指定がある場合、地域、希望条件によっては、2~3の販売店をお客様に直接紹介する場合もあります。
コピー機Gメンでは、2021年より「見積取りまとめサービス」を開始しました。従来型比較見積のデメリットである「販売店との面倒なやり取り」を無くす、画期的なシステムです。
お客様のご希望をGメンスタッフがヒアリングし、その結果をもとに適切な販売店からまとめて見積を取り寄せます。
見積の中で気に入った案件がある場合は、お客様からコピー機Gメンにご連絡いただき、その後、販売店とお客様をお繋ぎします。
見積の中で気に入った案件が無い場合は、販売店とお客様をお繋ぎすることはございません。
オペレーター 杏奈
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
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