【迷惑FAXをSTOP！】望まない広告FAXを防止する複合機の便利機能とは？

迷惑FAXの防止方法とは？

インターネットが普及し、電子メールでのやりとりが一般的になってきているとはいえ、ビジネス上、FAXは欠かせない存在です。ダイレクトメールなら郵送料も印刷代もすべて送り主持ちなので、受け取って破棄する手間はかかりますが、受け取っただけで費用を負担することはありません。

しかし、FAX広告は出力時に使用するトナー代やコピー用紙代はすべて受信した側が負担することになります。事業に必要なFAXと不要な広告FAXを選別するだけでも手間がかかりますよね。

迷惑だなと感じながらも「捨てればいいか」と思ってあきらめておられる方もおられると思います。複合機に装備されている迷惑FAX防止機能を利用して、迷惑FAXをSTOPして無駄な手間と経費を削減しましょう。

【見積依頼】迷惑FAX対策も万全！複合機のお問合せはこちら

【方法①】特定のFAX番号を受信拒否する

出典：シャープ公式HP

拒否したい番号がわかっている場合は該当する番号を登録し、受信拒否設定することができます。

◆設定方法　（シャープMX-2650FNの例）【シャープ公式HPより】

①複合機の操作パネルで「設定」を選択します。

②「FAX/イメージ送信設定」➡「FAX送信設定」を選択します。

③「受信設定」を選択します。

④管理者としてログインします。

⑤画面を下にスクロールし、【特定番号受信可否設定】の新規入力エリアに受信拒否したいファクス番号を入力後、【登録】を押します。

　 ” 正常に処理されました。”と表示されたら、番号の登録が完了です。引き続き受信拒否の設定をします。

⑥画面を下にスクロールし、特定番号受信可否設定のプルダウンメニューから【受信拒否】を選択します。

⑦画面を下にスクロールし、【登録】を押します。

　” 正常に処理されました。”と表示されたら、設定完了です。➡【ログアウト】を押します。

【見積依頼】迷惑FAX対策も万全！複合機のお問合せはこちら

□参考□

リコー機の場合、相手先の名称を確認して受信拒否設定します。このため、番号指定以外にも名称が空白であるFAXをすべて受信拒否することができます。

◆名称が空白の相手先からのファクスを拒否する方法（リコーMP C3004の場合）【リコー公式HPより】

①操作パネルで「初期設定」を選択します。

②「本体初期設定」を選択します。

③「ファックス初期設定」を選択します。

④「導入設定」タブを押します。➡「パラメーター設定」を選択します。

⑤スイッチ番号［08］を押します。

⑥ビット番号［1］を押し、現在値が［0］から［1］に変わったことを確認し、［設定］ボタンを押します。

⑦［閉じる］ボタンを押します。

⑧［終了］ボタンを押します。

⑨［終了］を押します。

⑩［ホーム］ボタンを押します。

【方法②】FAX受信データをハードディスクに蓄積する

FAXを受信しても紙に出力しなければ、紙もトナーも無駄遣いせずに済みます。

1件1件受信拒否設定するのは「面倒だ」「業務の妨げになる」という場合は受信データをハードディスクに蓄積する機能を使いましょう。

受信データを画面で確認した後必要なものだけをプリントアウトし、不要なデータは削除すると無駄なFAXを出力せずに済みます。

受信したデータは紙に出力せず、TIFFやPDFファイルに変換して指定のフォルダなどに転送する機能を使用することも有効な手段です。

◆「ファックス受信データの自動転送機能」◆

まとめ

広告FAXなど一方的に送り付けられるFAXでも出力すると、用紙やトナーの無駄が発生します。

そこで・・・

広告FAXなど、迷惑FAXを防止する方法

• 受信拒否設定する
• データを出力せず蓄積して画面で確認してから必要なものだけ出力する