【複合機のADFって何?】コピー機のカバーと一体化してるアレ!複合機の自動原稿送り装置とは

【複合機のADFって何?】コピー機のカバーと一体化してるアレ!複合機の自動原稿送り装置とは

複合機のADFとは?

ADFとは「Auto Document Feeder」の略語で、プリンターや複合機に設置されている自動原稿送り装置 のことで、印刷・スキャナ-読み込み・FAXなどの際に自動的に原稿を読み込んでくれる、とても便利な装置です。

ADFは複合機のガラス面の上のカバーと一体化しており、最近の複合機には標準装備されていることが多いので、目にされている方も多いかと思います。

 

▼ADF(自動原稿送り装置)がスキャンする動画

 

ADFの使用方法

使用方法は簡単。

ADFに原稿をセットして、原稿ガイドを原稿サイズに合わせてスライドした後、スタートボタンを押すと自動的にセットされた原稿を読み込んでくれます。

ガラス面で印刷する場合は、原稿を1枚ずつセットしてスタートボタンを押す作業が繰り返し発生しますが、ADFを使うと大量の原稿をボタン1つで読み込んでくれるので業務効率もUPします。

 

ADF(自動両面読取)

 

ADFを使用する時のポイント①
原稿がきちんとセットできていない場合、ゆがんで印刷されることがあります。ADF装置の原稿ガイドが原稿サイズにきっちり合わせられているか確認しましょう!

 

ADFで両面コピーを簡単・きれいに!

両面コピーは操作パネルで「両面コピー」を選択し、あらかじめ「長辺or短辺を閉じる」や「片面原稿→両面原稿」など必要事項を設定しておくと、ADFに原稿をセットしてスタートボタンを押すだけで希望どおりの両面コピーが完成します。

ガラス面を使用して両面コピーをした時に、印刷位置がずれたりセット方向を間違えたりと、ミスコピーに苦労した方も多いと思います。ADFを使用すると操作パネルでの設定と、原稿ガイドをきっちり原稿にセットしておくことで、簡単できれいに両面コピーが仕上がります。

ADFを使用する時のポイント②
ADFはローラーで原稿を送ります。ステープラーの針がついていたり、原稿が折れ曲がっていると紙詰まりの原因になるので、原稿をきちんと確認してからセットするようにしましょう!

 

2種類のADF(自動両面&片面ずつ)

ADFには「両面原稿自動反転」と「両面同時読み取り」の2種類があります。

「両面自動反転ADF」は、スタートボタンを押すと、片面の原稿を読み込んだ後、装置の中で自動的に原稿を反転させてもう一方の面を読み込み、排出します。

「両面同時読み取りADF」はスタートボタンを押すと、原稿を引き込んだ時に同時に両面を読んでそのまま排出します。ページ上の動画はこの「両面同時読み取りADF」で、「ワンパス」とも呼ばれます。

複合機に標準装備されているADFは「両面原稿自動反転」のものが一般的ですが、機種によっては「両面自動読み取り」を選択できるものもあるので、両面印刷の使用が多くて時間を削減したい方は後者を選択すると便利なので、新規導入を検討する時にはチェックしてみましょう。

ADFを使用する時のポイント③
故障や紙詰まりの原因になるので、セットできる原稿枚数の上限表示や紙厚などをきっちり確認して使用しましょう!

 

まとめ

ADF機能は大量コピーや、FAX・スキャナー・両面コピーなどを効率的に作業できるとても便利な機能です。ADFはオプション装備の機種もありますので、複合機を導入するときには、必要に応じてADF機能が標準装備されているかを確認しましょう!

ADFを使用する時のポイント④
大量の原稿を一度にコピーする際に、複数の原稿がくっついて一緒に引き込まれてしまうことがあります。スムーズにコピーできるよう、原稿をほぐしてからセットしましょう!

*  *  *

    複合機販売店30社以上の中から、好条件の優良販売店2~3社の見積書をコピー機Gメンが厳選し、お客様にメール送付いたします。その中からお客様が契約希望の販売店を選択されて初めて、販売店の営業担当者をご紹介する仕組みです。安心してお見積をご依頼くださいませ。
    電話問合せはこちら 050-7300-2529

    複合機のお見積り依頼はこちら

    複合機の機能カテゴリの最新記事