【コニカミノルタ業務用レーザープリンターの評判】カウンターチャージ方式があり大企業向け

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コピー機やプラネタリウムのイメージが強い「KONICA MINOLTA(コニカミノルタ)」は、もともと「コニカ」と「ミノルタ」という別々の企業で、コニカはカメラや複写機、ミノルタはカメラや複写機の他にプラネタリウムなどを製造していました。

A3カテゴリーは競合である大手3社(ゼロックス、リコー、キヤノン)に勝てず、A4カテゴリーもブラザーやキヤノンに比べるとやや弱い印象です。

 

コニカミノルタの歴史

1873年に杉浦六三郎氏が「小西屋六兵衛店」で写真と石版材料の取り扱いを開始し、後の「コニカ」になりました。

一方のミノルタは1928年に田嶋一雄氏が「日独写真機商店」を創業し、国産カメラの製造に着手しました。翌年「ニフカレッテ」というカメラを発売したところから、2社の歴史は始まります。

その後、両社は同事業の「カメラ」を中心に成長を遂げ、2003年に「コニカミノルタホールディングス」として経営統合されました。

残念ながら両社の主力事業であったカメラからは2007年に撤退していますが、光学技術を武器に複写機などのオフィス事業を始め、旧ミノルタのプラネタリウム事業などで成長を続けています。

 

2020年・コニカミノルタ複合機の価格と評判

 

コニカミノルタの動向と人気のレーザープリンター

現在は、複写機などの「オフィス事業」、デジタル印刷システムのマネジメントなどを手掛ける「プロフェッショナルプリント事業」、画像診断や医療ITの「ヘルスケア事業」、プラネタリウムやVRなどの「産業用材料・機器事業」の、4つの事業領域を中心としています。

今回の記事では、コニカミノルタのコピー機やレーザープリンターブランドである「bizhub」よりA4複合機のシリーズを紹介します。

 

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コニカミノルタ複合機・レーザープリンターについて

まずはコニカミノルタ複合機の強みと弱みをチェックしてみましょう。

コニカミノルタの強み

コニカミノルタには以下のような『 強み 』があります。

 

大企業からSOHOまで対応可能な料金体系

コニカミノルタの最大の特徴で、大きな強みでもあるポイントは、大量印刷や保守を重視する大企業と、コストを抑えたい中小企業あるいはSOHOなど、幅広い企業規模に対応できることです。

カラー・モノクロ共に、上位機種は「カウンターチャージ方式」を、下位機種は「トナー購入方式」を採用するなど、ニーズに合わせた料金体系を用意していることが強みです。

競合のブラザーやキヤノンは、製品ラインアップを増やして種ニーズに対応する戦略ですが、コニカミノルタは他社が対応していないニッチな部分に焦点を当てているのでしょう。

商品ラインアップ自体はカラー機4種、モノクロ機3種と決して多くはありませんが、料金体系自体が強みの稀有な存在です。

 

コニカミノルタの弱み

次にコニカミノルタの『 弱み 』をチェックしてみましょう。

 

印刷速度はやや物足りない

大企業を狙ったラインアップとして最上位モデルを出しているのにも関わらず、カラー機・モノクロ機共に、40ppmの印刷速度には少し物足りなさを感じます。

他社の同カテゴリーに比ると速いですが、圧倒的な差があるわけでもなく、印刷枚数が多い企業にとっては残念なポイントと言えるでしょう。

 

ランニングコストが割高

最上位モデルは既述の通り、カウンターチャージ方式を採用しています。

ただし公称値の金額が割高であり、最低料金(基本料金)が月額3,000円で、ページ単価も3,000枚以上でカラー30円/枚、モノクロ6.0円/枚です。

交渉次第で値引きも可能でしょうが、やや不安要素と言える部分です。一方、トナー購入方式も特筆してランニングコストが安いわけではありません。

 

コピー機複合機カウンター料金は交渉次第で安くなる!とっておきの交渉術とは?

 

設置面積は小さいが、高さのある本体

bizhubシリーズ全般に共通していることですが、本体に高さがあることが欠点です。

コンパクトな設計であるにも関わらず、高さがあるため、カウンター下などには設置が難しい場合があります。

 

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コニカミノルタのコピー機・レーザープリンターが向いている企業

以下のような環境ではコニカミノルタ複合機が向いていると言えます。

 

大企業のサブ機として設置

近年、大企業の印刷環境は大型機へ集約させる傾向が見られますが、「コピーをしたいのに待ち時間が長い」など、不満の声も聞かれます。

集約化の結果として、1台のコピー機にプリントやコピー、FAXなどの使用が集中してしまい、ユーザーの渋滞が起こることもあり、そのようなケースでは、メイン機の他に、サブ機としてA4複合機などを導入し、用途に合わせて印刷環境を分散化させると良いでしょう。

総務や経理部門から「A4機だけトナー購入方式にすると印刷の使用状況が分からないからダメです」などと言われることもありますが、コニカミノルタの製品であれば、カウンターチャージ方式なので、その点でも安心です。

 

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コニカミノルタのコピー機・レーザープリンターが向いていない企業

逆に、以下のパターンではオススメできません。

 

カウンター下や机上など、高さに制約がある場合

bizhubの残念な点は本体の高さにあります。

設置面積は小さくコンパクトですが、高さがあるため、カウンター下などに設置したい用途には不向きでしょう。コンパクトな製品ならBrotherがオススメです。

 

【ブラザーの業務用レーザープリンターの評判】ラインアップは豊富だが大企業には不向き

 

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標準価格と実相場

続いてコニカミノルタ複合機の相場についてお伝えします。

 

高スペックモデル:カウンターチャージ方式

 

  • カラー:bizhub C4050 i(40ppm) 標準価格 748,000円(税別)
  • カラー:bizhub C3851(38ppm)  標準価格 698,000円(税別)
  • モノクロ:bizhub 4052(40ppm) 標準価格 498,000円(税別)

 

 

カウンター料金とは?2020年の価格相場はモノクロ1円、底値は0.6円?!

 

標準スペックモデル:トナー方式

 

  • カラー:bizhub C3320 i(33ppm) 標準価格 248,000円(税別)
  • モノクロ:bizhub 4020 i(40ppm) 標準価格:99,800円(税別)

 

 

エントリーモデル:トナー方式

 

  • カラー:bizhub C3110(31ppm) 標準価格 220,000円(税別)
  • モノクロ:bizhub 3622(36ppm) 標準価格:89,800円(税別)

 

オペレーター 杏奈

実売価格は標準価格より安くなります!お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

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コニカミノルタ複合機のおすすめレーザープリンター

値引き交渉を前提として、カラー機の最上位モデル「bizhub C4050 i」をオススメします。

印刷枚数が多ければ多いほどページ単価が下がる点やコピー機と同様に保守が付いている点は、かなりのメリットと言えるでしょう。

 

【コピー機徹底解剖】コニカミノルタ bizhub C4050 iの特徴・リース価格・カウンター料金は?

 

まとめ

  • A4複合機としては珍しいカウンターチャージ方式がある
  • 本体サイズ(高さ)が大きい
  • カウンター方式、トナー方式のいずれも割高感あり

 

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