【税理士・会計士・弁護士】士業におすすめの複合機と5つの選び方

【税理士・会計士・弁護士】士業におすすめの複合機と5つの選び方
税理士の友達が個人事務所を開業するから複合機を導入したい言うてるんやけど、選び方とかおすすめの機種ってあるん?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

税理士や会計士は機密情報を取り扱う機会が多いため、セキュリティ対策がしっかりした複合機を導入したいですね。ほかにもいくつか選び方のポイントがあるので、おすすめの機種とあわせて解説しますよ!

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【士業に必要な複合機】ポイントはセキュリティ機能とデータ管理のしやすさ

【税理士・会計士・弁護士】士業におすすめの複合機と5つの選び方

税理士や会計士、弁護士などの士業では機密情報を取り扱うため、高度なセキュリティ機能を搭載した複合機を選びたいところ。

近年では、FAXも紙ではなくデータをやり取りする「インターネットFAX」の使用が増え、複合機のセキュリティリスクが上がっています。そのため、ICカード認証や不正アクセス対策などが施された複合機がおすすめです。

 

もうひとつ重視したいのは、データ管理のしやすさ

ペーパーレス化が進んでいるものの、紙の資料がなくなるわけではありません。士業の業務では、officeやPDFのデータ、あるいは紙で預かった資料をスキャンするなど複数のファイルを取り扱うため、事務作業が煩雑になりがちです。

DocuWorksのように複合機と連携してあらゆるデータを一元管理できるソフトウェアを同時に導入すると、業務の効率化に役立ちます。

なるほどな。この2つのポイントで複合機を選んだらええんやね!

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

いえ、複合機を導入する際には、ほかにもチェックしたいポイントがあるんです!以下で解説しますね。

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士業の複合機選びで確認したいポイント6つ

税理士、会計士、弁護士など、士業の事務所で使うコピー機・複合機の選ぶポイントは以下の6つです。

 

【セキュリティ機能】機密情報を保護

企業や個人の機密情報を取り扱う士業では、データ管理にとくに注意が必要です。そのため、ユーザー認証やユーザー別の機能制限によってデータにアクセス制限を設ける、暗号化通信でデータを保護するといったセキュリティ対策がされた機種を選びましょう。

セキュリティシステムの一例

  • ICカードによるユーザー認証
  • 暗号化通信
  • ウイルス検知機能

各メーカーの複合機には独自のセキュリティシステムが搭載されていますが、オプションでUTM(統合型脅威管理)と連携させ、より強固な情報漏洩対策ができるものもあります。複合機を選ぶ際には、どのような機能があるかよくチェックしてみてください。

ベテランGメン園川

ISOのセキュリティ規格の認証を取得していることやセキュリティテストに合格していることも目安になります。

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【データ管理】一元管理で業務効率を改善

富士フイルムのDocuWorksは、紙、officeファイル、PDFなど複数のデータを一元管理できるため、士業の方から人気です。

そのため「富士フイルム(ゼロックス)の機種を導入したい」と指定されることも多いのですが、DocuWorksはTWAIN32規格に対応したスキャナがあれば利用可能。他社の複合機でもほとんどの場合対応しているため、必ずしも富士フイルムの複合機を使う必要はありません。

オペレーター 杏奈

コストを抑えるには、他社と相見積をとり、価格を比較して決めることが大切です。

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【インターネットFAX】PCでFAXの送受信が可能

インターネットFAX機能を搭載した複合機であれば、受信したFAXを印刷せずにPCから閲覧・管理ができます。

印刷物を複合機に取りに行くことなくFAXの内容が確認でき、複数人で共有するのも簡単。印刷するか、データとして保管するか選べるため、必要のないものを印刷するムダが省けてペーパーレス化につながり、カウンター料金や紙代の削減につながります。

ベテランGメン園川

送受信にインターネット回線を使用するため、電話回線を使用する通常のFAXに比べて通信費も安くなります。

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【印刷速度】20~40枚機が定番

士業の事務所で使用する複合機の印刷速度は、以下が目安になっています。

▼税理士・会計士・弁護士等士業事務所におすすめのコピー機印刷速度目安

事務所人数 1日平均印刷枚数 1ヵ月の印刷枚数 おすすめの印刷速度 スペックの感覚
3名 ~25枚 500枚以下 20枚/分 遅め
5名 25~150枚 500~3,000枚 20~25枚/分 普通
10名 150~300枚 3,000~6,000枚 25~35枚/分 普通
15名 300~400枚

6,000~8,000枚

35~45枚/分 やや速い

 

印刷速度が早いと効率は上がりますが、複合機の本体価格が高くなります。効率と価格のバランスを考えて複合機を選びましょう。

ほんまに必要なスペックか、よう考えることが大事なわけやな!

新人Gメン及川

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【ランニングコスト】レンタルプリンターと併用でコストダウン

複合機のリース契約では、複合機の利用料(リース料)とは別に、印刷枚数に応じたカウンター料金がかかります。

利用枚数が多い事務所では、印刷コストがかさんでしまうことも珍しくありません。その場合は、定額利用料のみで印刷し放題のレンタルプリンターとの併用を検討するのも良いでしょう。

オペレーター 杏奈

レンタルプリンターの設置で経費削減につながった事例は、以下の記事からご覧いただけます。

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【保守拠点】トラブルにすぐ対応してもらえる距離

複合機にトラブルが起きると業務がストップしてしまうため、保守サービスも重視したいポイントです。

複合機メーカーの中でもリコーは保守拠点の数が多く、全国に423カ所のサービスステーションを設置。地方でも安心して利用できるでしょう。

リコーや京セラでは、オプション料金を支払うことで土日や夜間の対応も行っており、トラブルに素早い対応を求めるなら拠点の場所だけでなくサービス内容も確認しておきたい点です。

ベテランGメン園川

リコーに比べると拠点数は少ないものの、富士フイルムやキヤノンも保守の質の評判が良いですよ。

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士業におすすめの複合機を紹介

複合機を選ぶ上でのポイントについて解説しました。

以下では、おすすめの複合機メーカーと機種を紹介します。

 

富士フイルム(ゼロックス):Apeosシリーズ

士業におすすめの複合機(Apeos)
出典:富士フイルム(ゼロックス)

富士フイルム(ゼロックスは)のApeosシリーズは、DocuWorksとの連携がスムーズで、士業の方から人気の高い複合機です。

データや紙など複数の資料を扱う機会が多いなら、Apeosを利用すると業務が効率化できるでしょう。

セキュリティレベルが高いことも特徴で、IT製品セキュリティー規格(ISO/IEC15408)の認証取得、米国企業が実施するドキュメント機器のセキュリティー評価テスト「BLI Security validation testing」にも合格しています。

1日の印刷枚数が150枚以下なら、毎分25枚印刷可能なC2570、400枚以上印刷するなら1分におよそ70枚と高速印刷が可能なC7070がおすすめ。

Apeosシリーズにはコピーとプリント機能のみの「Model-P」と、プリント、コピー、スキャン、FAXを搭載した「Model-PFS」が用意されていますが、顧客から預かった資料をスキャンしてデータ保存する機会が多いなら、Model-PFSを選ぶと良いでしょう。

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キヤノン:iR-ADV DXシリーズ

士業におすすめの複合機(iR-ADV)
出典:キヤノン

キヤノンのiR-ADV DXシリーズは、クラウドサービスとの連携が得意な複合機。

オプションのソフトウェア「uniFLOW Online」を使えば、領収書や請求書の内容を、経費精算システムの「SAP Concur」や「楽楽精算」へ自動で転記が可能。スキャンデータを指定のフォルダに振り分けて、自動保存することもできます。

小切手やレシート、名刺など、さまざまなサイズの用紙をスキャンするなら、「小サイズ紙原稿対応」自動原稿送り装置(ADF)を搭載したiR-ADV C359Fがおすすめです。

コピー、スキャンの基本機能に加えてインターネットFAXやモバイル連携にも対応済み。暗号化PDFやICカード認証機能を搭載しており、セキュリティ対策も充分です。

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リコー:IMシリーズ

士業におすすめの複合機(IM)
出典:リコー

リコーのIMシリーズは、どんな人にも使いやすいアクセス性の良さが特徴の複合機です。

タッチパネルの文字サイズや色は、弱視や色弱の方も見やすいユニバーサル仕様。「CUD(カラーユニバーサルデザイン)印刷モード」を搭載し、色弱の方に色の判別が難しい印刷物も、自動で見やすい色に変換してプリントできます。

本体の高さは、座ったままでも原稿をスキャナのガラス面に配置できるよう配慮されているため、車いすの方も利用しやすい設計となっています。

情報管理が重要な士業の事務所では、複合機にUTM(統合型脅威管理)を組み合わせた「Cloud Connect Package」モデルがおすすめ。不正アクセスやスパムメールなどの攻撃から顧客情報を守ります。

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コニカミノルタ: bizhub i シリーズ

士業におすすめの複合機(bizhub)
出典:コニカミノルタ

コニカミノルタのbizhub i シリーズは、耐久性の高さに定評があります。

Gメンが458社に対し行なったアンケート調査では、コニカミノルタは耐久性の項目で第1位を獲得しており「故障が少ない」という口コミが多く寄せられました。

地紋印刷機能や独自のFAXセキュリティで、2次コピーや誤送信が予防でき、オプションのICカードによる認証を利用すれば非接触でユーザー認証も可能です。さらに高度なセキュリティ機能が必要な場合は、指の静脈から生体認証を行なう「バイオメトリクス認証」の利用がおすすめ。なりすましによる情報漏洩を防げます。

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シャープ:BPシリーズ

士業におすすめの複合機(BP)
出典:シャープ

シャープの複合機は、リース料金、カウンター料金ともにリーズナブルであることがメリットです。

45枚機を比較した場合、富士フイルム(ゼロックス)のApeosC4570はコピー、プリントの基本機能のみで本体価格が2,941,000円(税別)であるのに対し、シャープのBP-50C45はスキャンやFAX機能も搭載して価格が2,105,000円と、およそ80万円もの差があります。

また、カウンター料金は複合機全体の相場がモノクロ1円、カラー10円であるのに対し、シャープではモノクロ0.8円、カラー8円となっています。

オプションのウイルス検知キット「BP-VD10」やICカードリーダーをプラスすれば、セキュリティ対策も安心です。

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京セラ:TASKalfaシリーズ

士業におすすめの複合機(TASKalfa)
出典:京セラ

とにかくコスパを重視するなら、京セラのTASKalfaシリーズがおすすめ。

25枚機であれば、プリント、コピー、スキャンを搭載したTASKalfa 2554ciが1,300,000円(税別)で購入できます。カウンター料金はモノクロ0.6円、カラー6円と業界最安値を実現しています。

低価格ながら、ドキュメント機器のセキュリティー評価テスト「BLI Security validation testing」にも合格しており、信頼性の高い複合機です。

以前は「京セラの複合機は壊れやすい」と言われていましたが、耐久性が高いアモルファスシリコンを採用したドラムの開発したことで、長寿命化に成功。1日200ページの印刷を、およそ10年継続可能な耐久性を実現しました。

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【まとめ】複合機選びに迷ったらコピー機Gメンに相談を

税理士、会計士、弁護士などの事務所におすすめの複合機と選び方を解説しました。

士業の複合機選びのポイント

  • セキュリティ機能:情報漏洩対策で顧客データを保護
  • データの一元管理:複数ファイルをまとめて管理して業務効率を改善
  • インターネットFAX:ペーパーレス化で経費削減
  • 印刷速度:複合機の価格と業務効率のバランスを考慮
  • ランニングコスト:印刷枚数が多いならレンタルプリンターも検討
  • 保守拠点:素早いサポートを受けるには事務所と保守拠点の位置関係が重要

士業におすすめの複合機

  • 富士フイルム(ゼロックス) Apeosシリーズ:DocuWorksとの連携がスムーズ
  • キヤノン iR-ADV DXシリーズ:クラウドサービスとの連携が得意
  • リコー IMシリーズ:UTM搭載の高度なセキュリティ
  • コニカミノルタ  bizhub i シリーズ:耐久性で高評価を獲得
  • シャープ BPシリーズ:コスパと機能のバランスが良い
  • 京セラ TASKalfaシリーズ:価格第一で選びたい人向き

ベテランGメン園川

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