【全メーカー対応】複合機のお見積り
30社の複合機販売店を独自調査したコピー機Gメンが、安さと対応力に優れた販売店を2~3社ご紹介します。
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「地紋印刷」とは?
住民票や在学証明書など、コピー無効の証明書をコピーすると「複製禁止」や「COPY」などの文字が浮き上がったように印刷されたものが出力されます。
複合機には、セキュリティー対策機能の1つとして、出力時またはコピー字にあらかじめ設定をしておくことで全体に特殊な地紋を埋め込んで印刷する「地紋印刷機能」が搭載されています。
機密書類や個人情報書類を印刷する時などに、地紋印刷機能を使用して出力しておくと、その原稿がコピーされたときには埋め込まれた文字が印刷されますので複製であることがわかります。
原本でないことが明らかにわかるため、不正コピーや情報漏洩の抑止効果が期待できる便利な機能です。
出典:シャープ公式HP
◆地紋印刷の動画◆
「地紋印刷」の設定方法
ここでは例として、リコー機の場合の印刷設定方法を記載します。(※リコー公式HPより引用)
①PCのコントロールパネルを開き、[デバイスとプリンターの表示]を選択します。
②使用しているプリンターのアイコンを右クリックし、[印刷設定]をクリックします。
③[項目別設定]タブをクリックし、[効果]を選択します。
④[不正コピー抑止] チェックボックスをオンにします。
⑤「不正コピー抑止の種類」ドロップダウンリストから[不正コピー抑止地紋]を選択し、[詳細]ボタンを押します。
⑥「抑止文字列」の各項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
⑦[OK]ボタンをクリックします。
※設定方法はメーカーや機種によって異なりますので、カタログやメーカーHPにてご確認ください。
その他のセキュリティー対策
地紋印刷は不正コピーや不正利用に対する抑止効果が期待できるものの、完全に防止することができる機能ではありません。
印刷日時やユーザー名を印字させたり、ICカード認証を利用するなど、その他の対策と併用することで紙からの情報漏洩に対するセキュリティー対策を強化しましょう。
➡【情報漏洩などのセキュリティー対策とコスト削減に】ICカードを利用した個人認証システムとは
◆参考◆
【キャノン】文書の複製を制限して、不正なコピーやスキャンを禁止させたい~背景に情報を埋め込み不正利用を抑止する「ジョブロック」 (※キャノン公式HPより引用)
コピーやプリントをする際、背景に隠れた情報(TLコード)やQRコードを埋め込み、文書の複製を禁止するなどジョブを制限。「誰が・いつ・どの複合機で」複製したのかを追跡するためのユーザー名・日付・デバイス名などの埋め込みや、コピーすると浮き上がる地紋情報の埋め込みも可能です。不正なコピーやファクス、スキャンを抑止することができます。※オプションが必要です。
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