【学校・幼稚園・保育園向けのコピー機・印刷機(輪転機)】リース料や印刷コストは何円？

学校・幼稚園・保育園向けコピー機・印刷機（輪転機）を比較

配布物やテスト用紙など、一般的な企業とくらべて教育業界では印刷する機会が非常に多くあります。そのため、利用するコピー機も慎重に選びたいところです。

今回は、「学校・幼稚園・保育園で使うコピー機・印刷機（輪転機）はどれがいいのか」を解説します。まずは、印刷状況別におすすめできるコピー機を紹介します。

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印刷枚数が多いなら、印刷機（輪転機）

月間の印刷枚数が多い学校・幼稚園・保育園で利用するなら、印刷機（輪転機）がおすすめです。なぜなら、コピー機に比べて印刷速度が高速で、印刷コストもお得になるからです。

印刷機（輪転機）は、原稿を元に「版」を作り、これにインクをつけて紙に転写する版画のような仕組みで印刷を行います。一度作った版は、原稿を変えない限り使い続けられるので、コピー機よりも版を用いる印刷機（輪転機）の方が印刷スピードが速く、コストも抑えられます。

では、コピー機と印刷機(輪転機)では、どのくらい印刷速度の差があるのでしょうか。まずは、一般的なスペックの印刷機（輪転機）とコピー機の印刷スピードを比較してみます。

▼印刷機(輪転機)とコピー機の印刷速度を比較

コピー機よりも印刷機（輪転機）の印刷速度の方が、5倍〜10倍も速い、と圧倒的ですね。例えば500枚の印刷を行う場合、コピー機だと15分〜25分の時間が必要ですが、印刷機（輪転機）であれば僅か3分程度で完了してしまいます。

次に、印刷機（輪転機）とコピー機のランニングコストを比較してみましょう。

▼印刷機(輪転機)とコピー機のランニングコストを比較

※コピー機＝モノクロ1円/枚に設定した場合。印刷機は、デュプロの印刷機のランニングコストを参照。

上表のように、印刷機（輪転機）の印刷コストは連続して同じ原稿を印刷すればするほど安くなるという特徴があります。コピー機のカウンター料金のように枚数単価が一律で決まっているわけではありません。

比較の結果、10枚以下の印刷では、コピー機を使った方がランニングコストが抑えられますが、50枚以上の大量印刷を行う場合は印刷機（輪転機）がお得ということが分かります。

学校・幼稚園・保育園では、生徒の人数分用紙をコピーするなど、大量の印刷を行うことも多いのではないでしょうか。印刷機（輪転機）であれば、そんな場合でも短時間かつローコストで印刷を行うことができます。印刷枚数が多い学校・幼稚園・保育園で利用する場合は、ぜひ印刷機（輪転機）の導入をご検討ください。

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1枚から気軽に印刷でき、ICT連携できるコピー機

出典：富士フイルムイノベーション・シャープ・キャノンの各公式サイト

印刷機（輪転機）とは違い、版を生成する必要のないコピー機は、ファーストコピータイム（1枚目の印刷が完了するまでの時間）に優れています。陸上選手に例えると、長距離を走るのが得意な選手が印刷機（輪転機）、短距離が得意な選手がコピー機といった違いです。

また、印刷機（輪転機）には無い、さまざまな付加機能を持っています。下記は、その代表的なものです。

ただ印刷を行うだけではなく、上記のようなさまざまなハイテク機能が必要な場合は、コピー機を選びましょう。また、両方を用意しておけば一度に大量の印刷が必要な場合は印刷機（輪転機）、数枚～10枚程度の少量の印刷はコピー機で済ませる、といった使い分けも可能です。

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教材をA0・A1サイズまで拡大できる大判プリンター

出典：エプソン

通常の印刷機（輪転機）やコピー機では、A3サイズまでしか対応していないのが一般的です。A0やA1といった大判サイズへの引き伸ばしには対応していません。

そういった用途がある場合は大判プリンターを選びましょう。大判プリンターがあれば、外注せずに授業で使う教材を大判サイズに引き伸ばしたり、学校行事のポスターを特大サイズで用意したりと非常に便利です。

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学校・幼稚園・保育園向けコピー機・印刷機（輪転機）の価格

次に、学校・幼稚園・保育園向けコピー機・印刷機（輪転機）の価格相場をご紹介します。

販売価格相場

まずは、コピー機・印刷機・大判プリンターを現金一括で購入した際の価格相場を、それぞれ表にまとめましたのでご覧ください。

▼学校・幼稚園・保育園向けのコピー機・印刷機・大判プリンターの価格相場

意外にも大判プリンターの価格相場が一番安い結果でした。ただし、今回紹介している大判プリンターはA0サイズまでの用紙に対応したものです。それよりも大きなサイズに対応したものが必要な場合は相場も高くなります。

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リース料相場

次に、学校・幼稚園・保育園向けのコピー機・印刷機・大判プリンターのリース料金の相場をご紹介します。今回は条件を揃えるため、リース期間を6年として算出しています。

▼学校・幼稚園・保育園向けのコピー機・印刷機・大判プリンターのリース料金相場

複合機を導入する際には、「買取」「リース」「レンタル」など様々な購入形態があります。複合機をリースで導入するメリットは、以下です。

ただし、販売店によって「保守料金が含まれているか」「メンテナンスは充実しているか」などに差があります。複合機導入後のランニングコストや、保守体制について、しっかりと把握したうえで、導入を決定しましょう。

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学校・幼稚園・保育園向けコピー機・印刷機（輪転機）のおすすめ7選

では、いよいよ学校・幼稚園・保育園向けの、おすすめコピー機・印刷機（輪転機）を紹介します。最適なコピー機・印刷機（輪転機）を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

富士フィルム(ゼロックス)　Apeos C3570

出典：富士フイルムビジネスイノベーション

富士フィルム（ゼロックス）のApeos C3570は、自社製紙書類の電子管理ソフト「DocuWorks」との連携に優れ、印刷物の解像度も高く、非常に高品質なコピー機です。

また、保守拠点が全国に300箇所以上あり、メンテナンス面もしっかりしています。他社と比較すると導入コストが高めですが、2021年のゼロックスとの提携解消以降、お求めやすい価格帯での販売もみられるようになりました。（※「富士フイルム(ゼロックス)複合機の価格」記事はこちら）

富士フイルム(ゼロックス)複合機は、コピーの品質に優れており、非常に評判が良いコピー機です。（※「富士フイルム(ゼロックス)複合機の評判」記事はこちら）コピーの印刷品質にこだわりがある場合は、富士フイルム(ゼロックス)のApeos Cシリーズをおすすめします。

▼Apeos C3570の性能

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理想化学　リソグラフMH635

出典：RISO公式

理想化学のリソグラフM635は、印刷速度、印刷コストに優れる印刷機（輪転機）です。

印刷コストは、30枚印刷時2.06円/枚、500枚印刷時0.23円、4,000枚印刷時は0.12円となり、一度の印刷量が多いほどお得になります。（※参照：【理想科学オルフィスとリソグラフの価格】リース料・印刷コストは？）

また、油性のインクを利用しているため滲みにくく、しっかりと濃い文字で印刷可能です。

▼リソグラフMH635の性能

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▼TASKalfa 3554ciの性能

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▼IM C3500の性能

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