【65枚機の複合機をメーカー別で比較】安いのは?省エネなのは?スキャンも速いのは?

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60~65枚機の複合機をメーカー別で比較!

 

コニカミノルタ複合機

出典:コニカミノルタ

 

オペレーター 杏奈

本日は60~65枚機の複合機をメーカー別に比較してみます。
60~65枚?せやけど60枚機と65枚機やと1分間に印刷できる枚数が5枚もちゃうやん。

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

そうなんですよ。まずはメーカーや販売店が推奨している『コピー機の印刷速度と月間の印刷枚数』をご覧下さい。

 

コピー機の印刷速度と想定される月間印刷枚数

印刷速度/分 月間の印刷枚数の目安 最小枚数 最大枚数
22枚 2,200枚 1,200枚 3,000枚
25枚 2,200枚 1,200枚 3,000枚
28枚 4,000枚 3,000枚 6,000枚
30枚 4,000枚 3,000枚 6,000枚
36枚 6,000枚 5,000枚 8,000枚
45枚 12,000枚 8,000枚 27,000枚
55枚 17,000枚 11,000枚 40,000枚
65枚 21,000枚 15,000枚 50,000枚
75枚 27,000枚 20,000枚 60,000枚

 

オペレーター 杏奈

65枚機は月間の印刷枚数が21,000枚程度の会社に向いています。月に15,000枚~50,000枚の印刷枚数でも速度的には合っています。
60枚機は表に載ってへんやん。

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

60枚機は55枚機と65枚機のちょうど真ん中なので、月の印刷枚数が19,000枚程度の会社に向いていますが、45,000枚までなら問題なく使えます。ただし、印刷枚数によっては45枚機や55枚機でも充分なケースが多いので、下記の参考ページもご一読下さい!

 

 

各メーカーのオススメ機種【60~65枚機】

 

  富士ゼロックス コニカミノルタ 東芝 シャープ リコー キャノン 京セラ
機種名 DocuCentre-VII C6673 PFS bizhub C658 e-STUDIO 5515AC MX-6171 IM C6000 iR-ADV C5560F III TASKalfa 6053ci
印刷速度/分(A4ヨコ) 65枚 65枚 カラー55枚
モノクロ65枚
61枚 60枚 60枚 カラー55枚
モノクロ60枚
機種の外観 ゼロックス複合機 コニカミノルタ複合機 東芝複合機 シャープ複合機 リコー複合機 キャノン複合機 京セラ複合機
発売日 2018年11月 2016年8月 2018年11月 2019年3月 2019年1月 2019年1月 2019年2月
幅×奥行:mm 1,141×793 937×693 1,287×784 1,009×660 1,104×738 943×742 920×665
重量 153Kg 110Kg 213Kg 92Kg 104Kg 143Kg 95Kg
メモリ 4GB 4GB 4GB 5GB 2GB 4GB 4GB
HDD 160GB 250GB 320GB 500GB 320GB 250GB 320GB
本体定価:税別 395万円 265万円 275万円 236万円 244万円 270万円 218.5万円

※シャープは55枚機ではなく61枚機、リコー・キャノンは60枚機。東芝・京セラはカラーとモノクロで速度で異なります。
幅×奥行=「機械占有寸法」を表記しています。

 

コニカミノルタだけ少し前の機種を紹介していますが、2019年5月にbizhubの第2世代「bizhub i シリーズ」として「bizhub C360 i / C300 i / C250 i」が発売されたものの、最も速い機種でも36枚機で他メーカーの複合機と1分間あたりの印刷枚数に大きな隔たりがあるので、今回は分速を合わせるために2016年8月発売の「bizhub C558」で比較を行いました。

また、リコーには2016年10月発売の65枚機「MP C6503」が、キャノンには2016年11月発売の65枚機「iR-ADV C7570 II(カラー65枚/分、モノクロ70枚/分)」等がありますが、こちらは他メーカーと発売日の近い新しい60枚機で比較をしています。

     

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    本体価格の安さで選ぶなら?

    各メーカーの60~65枚機を並べてみましたが、本体価格は京セラの「TASKalfa 6053ci」が最も安い218万5,000円で、シャープ「MX-6171」の236万円、リコー「IM C6000」の244万円も定価ベースで250万円を下回っています。

    どれも60枚機なので、月間の印刷枚数が45,000枚を超えるようであれば、耐久性を考慮して、65枚機を選んだ方が良いでしょう。なお、65枚機ではコニカミノルタの「bizhub C658」が265万円で最安です。

    一方、定価ベースで最も高額な機種は富士ゼロックスの「DocuCentre-VII C6673 PFS」で395万円。次に高額な東芝「e-STUDIO 5515AC」の275万円とは120万円、最安の京セラ「TASKalfa 6053ci」の218万5,000円とは176万円以上も差があるので、本体のコストを重視するオフィスにとって、ゼロックス機の導入は厳しいかもしれません。

     

    【結論】60~65枚機の複合機を安さで選ぶなら→京セラの「TASKalfa 6053ci」がオススメ!少しでも印刷速度を速くしたい場合はシャープの「MX-6171」もGOOD!

     

    しかし、定価は「あくまでも定価」であり、実際は定価の約50%~70%の金額でリース・購入することが可能です。

     

     

    省スペースで選ぶなら?

    60~65枚機のA3対応サイズ複合機は、ある程度の設置スペースを必要とします。カタログや公式サイトのスペック表を見ると『大きさ(横幅×奥行×高さ)』と『機械占有寸法』の両方が記載されていますが、手差しトレイを最大に伸ばした時や自動両面原稿送り装置ストッパーを開いた時など、複合機の利用中をイメージして『機械占有寸法』の方を参考にしましょう。

    特に、自宅兼事務所やスモールオフィスなどに複合機を設置する場合は、快適な空間を保つためにも比較的コンパクトな機種を選ぶことが大切です。

    上記で紹介した機種の中で、最も横幅を取らない機種は京セラ「TASKalfa 6053ci」の920mmで、奥行きも665mmと大きくなく、省スペースでの設置が可能です。

    横幅×奥行の『機械占有寸法』を小さい順に並べると、京セラの「TASKalfa 6053ci」が611,800mm(横920×奥行665mm)、コニカミノルタの「bizhub C658」が649,341mm(横937×奥行693mm)、シャープの「MX-6171」が665,940mm(横1,009×奥行660mm)、キャノンの「iR-ADV C5560F III」が699,706mm(横943×奥行742mm)で、この4機種であれば『機械占有寸法』が700,000mmを超えません。

    一方、リコーの「IM C6000」は814,752mm(横1,104×奥行738mm)、富士ゼロックスの「DocuCentre-VII C6673 PFS」は904,813mm(横1,141×奥行793mm)、東芝の「e-STUDIO 5515AC」は1,009,008mm(横1,287×奥行784mm)と『機械占有寸法』が800,000mmを超え、ゆとりのある設置スペースが必要です。

     

    【結論】省スペースを重視して60~65枚機の複合機を選ぶなら→京セラの「TASKalfa 6053ci」がBest!東芝の「e-STUDIO 5515AC」と比べると本体の設置面積が397,000mm以上も小さく済みます。

     

    オペレーター 杏奈

    さらにコンパクトに設置したい場合は、卓上タイプやA4機も検討しましょう。コピー機Gメンでは省スペースサイズの複合機のお見積もりも無料で承ります。

     

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    使いやすさで選ぶなら?

     

      富士ゼロックス コニカミノルタ 東芝 シャープ リコー キャノン 京セラ
    機種名 DocuCentre-VII C6673 PFS bizhub C658 e-STUDIO 5515AC MX-6171 IM C6000 iR-ADV C5560F III TASKalfa 6053ci
    操作パネルのサイズ 10.1インチ 10.1インチ 10.1インチ 10.1インチ 10.1インチ 10.1インチ 10.1インチ
    操作パネルの画像 ゼロックス操作パネル コニカミノルタ操作パネル 東芝操作パネル シャープ操作パネル リコー操作パネル キャノン操作パネル 京セラ操作パネル
    テンキー ソフト ソフト ハード ソフト ソフト ソフト ソフト
    フリック・ドラッグ
    ピンチイン・アウト
    角度調整
    wifi対応 オプション オプション オプション オプション オプション
    給紙枚数:標準 3,480枚 1,265枚 1,300枚 700枚 1,280枚 1,400枚 1,265枚
    給紙枚数:最大 5,780枚 7,115枚 3,660枚 7,100枚 5,030枚 7,250枚 8,265枚
    FAX オプション オプション オプション
    FAX電送時間 2秒台 2秒台 2秒台 2秒台 約3秒 約2.6秒 3秒未満

     

    近年は、どのメーカーでも複合機の操作パネルにスマホと同様の操作を取り入れており、初心者でも直感的に操作することができます。

     

    スマホと同様の操作とは?

    フリック出典:リコー

     

    これ、若い人はええ思うけど、60代でも使いこなせるんかいな?

    新人Gメン及川

    オペレーター 杏奈

    大丈夫です!2019年2月の調査では50代の86%、60代の68.5%がスマホを利用しています。及川さんのご両親は60代でしたよね?スマホはお使いになりませんか?
    あっ!たしかに使うてる。アプリもようさん入れとったわ!

    新人Gメン及川

     

    操作パネルは各メーカーとも10.1インチと同じサイズで、パネルの角度を調整することも可能です。

    他にも、紙詰まりの処理やトナー交換の手順をアニメーションで案内する「アニメーションガイダンス」や、ワンタッチで個別の画面にログインできる「簡単ログイン」など、メーカーごとに工夫を凝らしていますが、似たような機能がほとんどのメーカーの複合機に搭載されているため、『使いやすさ』に大きな違いは見られません。

    シルバー世代のスタッフや複合機を初めて利用するスタッフが多いようであれば、原稿の取り忘れ、用紙補充、印刷完了を音声でお知らせする「音声アシスト」や、操作、起動、認証などをLEDでナビゲートする「コミュニケーションランプ」が標準搭載されているシャープの複合機がオススメです。

     

    【結論】使いやすい60~65枚機の複合機を選ぶなら→シャープの「MX-6171」が初心者にも◎デス。“うっかり”を防止する親切な機能が搭載され、人的ミスによる情報漏洩の防止に効果あり!

     

    印刷の美しさで選ぶなら?

     

      富士ゼロックス コニカミノルタ 東芝 シャープ リコー キャノン 京セラ
    機種名 DocuCentre-VII C6673 PFS bizhub C658 e-STUDIO 5515AC MX-6171 IM C6000 iR-ADV C5560F III TASKalfa 6053ci
    印刷速度/分(A4ヨコ) 65枚 65枚 カラー55枚
    モノクロ65枚
    61枚 60枚 60枚 カラー55枚
    モノクロ60枚
    機種の外観 ゼロックス複合機 コニカミノルタ複合機 東芝複合機 シャープ複合機 リコー複合機 キャノン複合機 京セラ複合機
    コピー読込解像度 600×600 600×600 600×600 600×600 600×600 600×600 600×600
    コピー書込解像度 1,200×2,400 1,800×600 600×600 600×600 600×600 9,600×1,200 1,200×1,200
    諧調 256階調 256階調 256階調 256階調 256階調 256階調 256階調
    プリント解像度 1,200×2,400 1,800×600 600×600 1,200×1,200 1,200×1,200 1,200×1,200 1,200×1,200

    ※諧調=256諧調は1670万色。解像度はdpi.

     

    解像度のdpiとは?

     

    解像度に使われる単位の『dpi』とは “dots per inch” の略で、1インチ内に表現できるドット数を表します。『dpi』の数が大きいほど密度の濃い印刷に仕上がるため、例えば解像度が「1,200dpi×2,400dpi」の機種と「600dpi×600dpi」の機種では「1,200dpi×2,400dpi」の機種の方が、きめの細かい印刷物を作成できます。

    しかし、一般的には300dpi以上の解像度を人の目で判別することは難しいと言われており、高解像度の機種は印刷速度の低下や本体価格の高額化などデメリットが生じる懸念もあります。デザイン事務所など細かい表現や再現性にこだわる会社は解像度の高い機種をオススメしますが、それ以外であれば「600dpi×600dpi」の解像度でも印刷の品質に問題を感じることはありません。

     

    オペレーター 杏奈

    色の再現性や美しさは、解像度よりもメーカーの本質的な性能の影響を受けることが多いです。

     

    印刷の品質が最も高く評価されているメーカーは富士ゼロックスです。他メーカーと比べて本体価格は高額ですが、再現が難しいブルー系の発色やグラデーションの美しさに定評があります。

    過去にコピー機Gメンが行った「色調調整の専門家による評価」や「ゼロックス、キャノン、コニカなど複合機各社の関係者が揃った座談会」でも、富士ゼロックスの画質は好評でした。

    他にも、キャノンやコニカミノルタなどカメラメーカーの複合機は写真印刷やカラー印刷に優れているなど、メーカーによって異なる特徴を持っています。

    また、特殊用紙への印刷に長けているのは東芝の複合機です。マグネットシートや耐水紙、耐水シール、LEDパネル用フィルムなど、合計14種類の特殊用紙に対応しており、オリジナルのノベルティや訴求効果の高いPOPを1枚から簡単に作成でき、制作コストと時間の削減に効果的です。

     

    【結論】印刷の美しさで60~65枚機の複合機を選ぶなら→富士ゼロックスの「DocuCentre-VII C6673 PFS」をオススメします!キャノンの「iR-ADV C5560F III」やコニカミノルタの「bizhub C658」も印刷の品質に定評があります。

     

     

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      富士ゼロックス コニカミノルタ 東芝 シャープ リコー キャノン 京セラ
    機種名 DocuCentre-VII C6673 PFS bizhub C658 e-STUDIO 5515AC MX-6171 IM C6000 iR-ADV C5560F III TASKalfa 6053ci
    印刷速度/分(A4ヨコ) 65枚 65枚 カラー55枚
    モノクロ65枚
    61枚 60枚 60枚 カラー55枚
    モノクロ60枚
    機種の外観 ゼロックス複合機 コニカミノルタ複合機 東芝複合機 シャープ複合機 リコー複合機 キャノン複合機 京セラ複合機
    ファーストコピー:カラー 4.1秒 4.0秒 6.4秒 4.8秒 4.2秒 4.5秒 4.4秒以下
    ファーストコピー:モノクロ 3.3秒 3.0秒 5.2秒 3.7秒 2.9秒 2.9秒 3.4秒以下
    ウォームアップ:カラー 30秒以下 35秒以内 約20秒 45秒 21秒 30秒以下 17秒以下
    ウォームアップ:モノクロ 30秒以下 22秒以内 約20秒 40秒 21秒 30秒以下 17秒以下
    リカバリータイム 13秒以下 非公開 15秒以下 非公開 8秒 10秒以下 非公開
    最大消費電力 2.0kW以下 2.0kW以下 2.0kW以下 1.5kW以下 1.5kW以下 1.5kW 1.5kW以下
    エネルギー消費効率/年 省エネ法の対象外 省エネ法の対象外 省エネ法の対象外 180kWh 126kWh 161kWh 158kWh
    スキャン
    スキャン:片面 80枚/分 120枚/分 120枚/分 110枚/分 120枚/分 80枚/分 120枚/分
    スキャン:両面 154枚/分 240枚/分 240枚/分 220枚/分 240枚/分 160枚/分 220枚/分

    ※ウォームアップタイムは主電源ONから使用可能になるまでの時間です。

     

    印刷頻度の高い会社が選ぶなら?

    一度に大量の印刷を行うだけではなく、数枚の印刷をこまめに行うオフィスでは印刷速度と同じくらいにチェックしておきたいポイントがあります。

    それは、ウォームアップタイムやファーストコピーなど「立ち上がりの速さ」です。

    カラー印刷のファーストコピーが最も速い機種はコニカミノルタ「bizhub C658」の4.0秒で、次に富士ゼロックス「DocuCentre-VII C6673 PFS」の4.1秒、リコー「IM C6000」の4.2秒と続きます。東芝「e-STUDIO 5515AC」を除く全ての機種が4秒台で、東芝「e-STUDIO 5515AC」も6.4秒なので、最速の機種と比べても2.4秒の差しかありません。

    モノクロでも同様で、リコー「IM C6000」とキャノン「iR-ADV C5560F III」が2.9秒で最速、最も時間の掛かる東芝「e-STUDIO 5515AC」が5.2秒。その差は2.3秒です。

     

    2秒程度は許容範囲やな。

    新人Gメン及川

    オペレーター 杏奈

    では、こちらはどうでしょうか!

     

    ウォームアップタイム(主電源ONから使用可能になるまでの時間)は、機種によって差が少し開きます。最も速い機種は京セラ「TASKalfa 6053ci」の17秒以下。最も時間が掛かるシャープ「MX-6171」の45秒と比べると、28秒の差があります。

     

    45秒!?えらい待つなー。JR西日本が言うてたんやけど、警報機が鳴り始めてから約30秒で列車が来るんやって。列車が通過してもコピー機まだ使えへんやん!!

    新人Gメン及川

     

    上記の機種を比べると、シャープの「MX-6171」はウォームアップタイムに時間を要しますが、シャープは本来「立ち上がりの速さ」を得意分野としているメーカーです。同じ61枚機の「MX-6150FV」ならモノクロで15秒、カラーで27秒しか掛かりません。

    また、シャープの「MX-6171」、富士ゼロックスの「DocuCentre-VII C6673 PFS」、京セラの「TASKalfa 6053ci」には、人感センサー機能が搭載されており、人の接近を感知すると自動でスリープモードが解除され、スムーズに操作を再開することが可能です。

     

    【結論】頻繁に印刷を行う会社にオススメの60~65枚機は→ウォームアップタイムが速く、人感センサーも搭載されている京セラの「TASKalfa 6053ci」がGOOD!、シャープの「MX-6171」と富士ゼロックスの「DocuCentre-VII C6673 PFSにも人感センサーは搭載されています。

     

    省エネの機種を選ぶなら?

    最大消費電力は65枚機の富士ゼロックス「DocuCentre-VII C6673 PFS」、コニカミノルタ「bizhub C658」、東芝「e-STUDIO 5515AC」が2.0kW以下で、その他の61枚機&60枚機は1.5kW以下です。

    65枚機の3機種は『省エネ法の対象外』のため、他の4機種で年間エネルギー消費効率を比べてみると、リコー「IM C6000」が126kWh/年で、最も低い数値になっています。最も大きい数値のシャープ「MX-6171」の180kWh/年と比較をすると年間54kWhの差があります。

    これを電気料金に換算すると年間の差額は1,054円~1,621円(東京電力の場合。プランや総消費量によって異ります)で、月間の電気料金の差額は88~135円程度です。

    比較的新しい機種であれば、メーカーや機種によって消費電力に大きな差はありませんが、省エネ設計の技術が現在ほど進歩していなかった時代の古い機種は、消費電力が大きいので、中古の機種を導入する際はなるべく新しい機種を選ぶようにしましょう。

     

    【結論】新しい機種であればメーカーによる消費電力の差はごく僅か!中古のコピー機を購入・レンタルする際は、なるべく新しい機種を選びましょう。

     

    高速スキャンの機種は?

    カウンター料金や用紙代の削減、環境への配慮、消耗品を収納するスペースの確保、タブレット端末の普及など、様々な理由でペーパーレス化に取り組む企業が増えています。そのため、複合機にもスキャン機能は必要不可欠とされており、さらにスピードまで求められるようになりました。

    上記の機種で言えば、富士ゼロックスの「DocuCentre-VII C6673 PFS」とキャノンの「iR-ADV C5560F III」は、片面100枚以下、両面200枚以下とスピードさに欠けますが、その他の機種はほとんど同じ速度で、リコー「IM C6000」、東芝「e-STUDIO 5515AC」、コニカミノルタ「bizhub C658」の3機種は、1分間に片面120枚・両面240枚の高速スキャンを実現しています。

    また、京セラの「TASKalfa 6053ci」は片面こそ1分間に120枚と最速の3機種と同じですが両面は220枚、シャープの「MX-6171」は片面が1分間に110枚、両面が220枚と最速の3機種と比べて、やや少なくなっています。

    富士ゼロックスの複合機で高速スキャンを希望する場合は、2019年7月発売のDocuCentre-VII C6688(カラー60枚/分、モノクロ65枚/分)」がオススメです。1分間に片面135枚・両面270枚の高速スキャンを実現しています。

     

    【人気のコピー機を徹底解剖】富士ゼロックス DocuCentre-VII C6688

     

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    他にも稼働時の静かさ、本体カラー、FAXの性能、フィニッシャーなど、業種やオフィス環境によって重視するポイントは異なります。

     

    オペレーター 杏奈

    コピー機Gメンでは60~65枚機の複合機のお問い合わせをお待ちしています。全メーカーのお見積もりを無料で行えるので、何卒よろしくお願い致します。

     

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